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高市早苗氏いよいよ崖っぷち…放送法文書めぐり予算委員長も「(捏造は)まあ、あり得ない」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319786
2023/03/08 日刊ゲンダイ
真実が語られる日は来るのか…(高市早苗経済安保相)/(C)共同通信社
「一般論として捏造に関わる者はいないと信じたい」
松本剛明総務大臣や総務省幹部が語ったこの答弁が「真実」ではないのか。
8日に行われた参院予算委員会。立憲民主党の小西洋之参院議員が独自入手したとして公表し、その後、松本大臣が「行政文書」と認めた放送法の「政治的公平」の解釈をめぐる内部文書の真偽をめぐって質疑が行われた。
最大の注目は、自らの発言が含まれた文書を捏造と批判し、捏造でなければ議員辞職するとタンカを切っていた高市早苗経済安全保障担当相の答弁だ。
小西議員は2015年2月〜3月の行政文書に記されたレクの内容や、高市氏と安倍晋三元首相が電話でやり取りしたとされる記述について確認。「レクそのものがなかったのか」「(高市発言とされる文言について)ひと言も言っていないのか」などと聞くと、高市氏は「そうです」と自信たっぷりに答弁した。
だが、小西議員が総務省に対し、「一般論として総務官僚が(行政文書を)捏造することがあるのか」とただすと、同省幹部は正確性を期すために複数の職員が文書を確認していることなどを説明しつつ、「捏造に関わる者はいないと信じたい」と答えた。
それはそうだ。国家公務員である官僚が好き勝手に行政文書を捏造できるのであれば、国の政策そのものが歪められてしまう。それに今回明らかになった行政文書は「極秘扱い」であり、本来は表に出る可能性がなかった文書だ。その文書にあえて高市氏の名前を出して捏造する意味は全くないといえる。質疑の途中、末松信介参院予算委員長は思わず「(捏造は)まあ、あり得ない(と思う)」と漏らしていた。
高市氏の“恩師”である安倍元首相は「桜を見る会」前夜祭の問題で国会で118回も「嘘」をついていたが、高市氏の口から「真実」が語られる日は果たして来るのか。
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※動画の一部をスクリーンショット
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高市早苗氏「捏造と考えている」 “放送法めぐる文書”野党追及(2023年3月8日)
2023/03/08 ANNnewsCH
放送法の「政治的公平」に関して、総務省が公表した行政文書を巡り、8日も国会で激しい攻防が繰り広げられました。当時、総務大臣だった高市早苗氏は文書に書かれていた安倍元総理とのやり取りについて「電話で話したことはない」などと強く否定しました。
■高市大臣「捏造と考えている」野党が追及
経済安全保障担当・高市大臣:「この文書はありもしないことを、あったかのように作られたものということが捏造(ねつぞう)という言葉でよろしいんでしたら、捏造だと私は考えております」
何をもって捏造だと主張するのか。国会で追及されました。
立憲民主党・小西洋之議員:「昨日、総務省が公表した行政文書と認めたものについて4点捏造だと言っていますが、どの文書がなぜ捏造なのかご説明下さい」
経済安全保障担当・高市大臣:「私の発言や私と安倍総理の電話に関する記載がある計4枚、私自身が申し上げたものではなく、正しい情報ではないということで捏造と申し上げております」
総務省が、一部正確性が確認できないとしつつも、行政文書と認めたもの。それは安倍政権下の2014年から2015年にかけて、当時の礒崎総理補佐官が放送法の政治的公平について、新たな解釈を示すよう総務省に働きかける様子が記録されたものです。
文書はおよそ80枚。そのうち4枚に当時、総務大臣だった高市大臣の発言や安倍総理との電話会談の内容とされる記載があります。
高市大臣は、2015年2月に総務官僚から説明を受けた際、「政治的公平性の確保についてこれを判断するのは誰」。翌3月に「民放と全面戦争になるのではないか」などと発言したと書かれています。また、当時の安倍総理との電話の内容として安倍総理から「今までの放送法の解釈がおかしい」という趣旨の返答があったとも記載されています。
文書が立憲民主党の小西議員によって公表された先週、高市大臣は。
経済安全保障担当・高市大臣:「全くそれは捏造文書だと私は考えております」
立憲民主党・小西洋之議員:「仮にこれが捏造の文書でなければ、大臣そして議員を辞職するということでよろしいですね」
経済安全保障担当・高市大臣:「結構ですよ」
そして文書が行政文書だと確認された7日は。
経済安全保障担当・高市大臣:「内容が不正確であることについて、確信をもっております。私に対して大臣を辞職する。議員を辞職するということを迫るのであれば、場合によっては4枚の文書が完全に正確なものであるということを、相手様も立証されなければならないのではないでしょうか」
■「レク受けていない」安倍総理との電話は?
具体的に、どこがどう不正確で、どこが捏造されたものだと言うのでしょうか。
立憲民主党・小西洋之議員:「(2015年)2月13日の大臣レク(説明)存在そのものがなかった。大臣レク(説明)が行われていなかった。それも捏造とお考えでしょうか」
経済安全保障担当・高市大臣:「礒崎元総理補佐官と総務省事務方とのやりとりという内容でございます。私が礒崎元補佐官についてその名前、もしくは放送行政に興味をお持ちだと知ったのは3月、今年の3月になってからです。ですからこのようなレク(説明)を受けたはずもございません」
高市大臣は2015年5月、自民党議員の質問を受ける形で放送法の政治的公平性についてこう答弁しています。
高市総務大臣(当時):「1つの番組のみでも極端な場合においては、一般論として政治的に公平であることを確保しているとは認められないものと考えます」
これは、それまでの政府見解にはなかったもので、礒崎元補佐官が働き掛けた方向に沿ったものです。当日、礒崎元補佐官はツイッターで答弁に触れています。
礒崎元補佐官のツイッターから:「従来はその放送事業者の番組を総合的に見て判断するとしていたのですが、極端な場合は一番組でも政治的公平性に反する場合があるとしたのです」
立憲民主党・小西洋之議員:「安倍総理との電話も、この世に存在しなかったということでよろしいんですね」
経済安全保障担当・高市大臣:「そうでございます。そのような放送法に関して法解釈などにかかることについて、安倍総理と電話でお話したことはございません」
高市大臣は自身の発言とされるものや、当時の安倍総理との電話について、すべてが捏造であるとしました。
■高市大臣「安倍総理と電話していない」
立憲民主党・小西洋之議員:「一般論として、総務省の官僚は行政文書を作る時に捏造することはあるんですか?」
総務省・今川拓郎官房長:「一般論でございますが、小西委員ご指摘のいわゆる捏造というものについて、行政文書の中にそういったものがあるということは考えにくいところではございますけれども、文書の正確性というのは別の物でございますので」
立憲民主党・小西洋之議員:「大臣は4つの文書について『総務官僚が捏造した』と言っているので、それが捏造であるかの挙証責任は、高市大臣が負うということでよろしいですね」
経済安全保障担当・高市大臣:「立証責任が私にあるという、委員のお話はおかしくないですか。これが正確なものだということは反対に委員がただして立証して下さいよ。私はこれは正確じゃないと申し上げております。当事者です」
立憲民主党・小西洋之議員:「高市大臣が早くこの捏造という発言が、虚偽であることを認めて大臣を辞職し、議員を辞職することを求めます」
経済安全保障担当・高市大臣:「ありもしないことをあったかのように作ることを、捏造と言うんじゃないでしょうか。そういう意味ではありもしないことだったものですから、私は『捏造』と少し強い言葉を使ったかもしれませんが、これが事実であればそれは私が責任を取りますよ。でもこれ事実じゃないですから」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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いわゆるねつ造 行政文書の中にそういうもの(ねつ造)があるとは考えにくいhttps://t.co/RCkO7nLynS
— ぷろぐれ (Progre) (@progremaster) March 8, 2023
行政文書の中にそういったものがあるということは
考えにくいところではございますけれども
文書の正確性というのは別のものでございますのでhttps://t.co/KCAbAnBZ8o
切り取り報道きたわ
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