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高市早苗大臣の放送法文書「捏造」発言に自民も冷ややか…党内でますます高まる孤立感
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/319623
2023/03/07 日刊ゲンダイ
自民党内でも擁護する声はほとんどなく…(高市早苗経済安保担当相)/(C)共同通信社
放送法の政治的公平性の「解釈変更」についての総務省の「内部文書」をめぐる問題。当時の総務大臣だった高市早苗経済安保担当相は、3日の参院予算委員会で「捏造だ」と断言、「事実なら大臣も議員も辞める」と言い放ったが、高市発言に対する身内の自民党内の評判は散々だ。
擁護する声はほとんどないという。
「『捏造』は政治家の言葉としてどうなのか。さすがに言いすぎだ。『総務省が悪意をもって』『私の態度が気に食わなかったのだろう』など、大臣を務めた役所を攻撃するのもいかがなものか。礒崎補佐官(当時)が総務省とやりとりしていたことを認めているというし、役所はレクをしていたのならメモを作るだろう。菅官房長官(当時)が『怪文書』と発言し、撤回した時と同じにならないか」(自民党中堅)
「党内の空気は冷ややか。安倍元首相亡き後、高市さんは党内でも浮いている。昨年末の防衛費増税の議論の際、『一定の覚悟はもっている』と啖呵を切って、閣僚辞任までチラつかせて反対した。今回のことで『早く切った方が岸田内閣のため』と言う人もいますよ」(自民党ベテラン)
はぐれガラスの悲哀
安倍派に入れず無派閥のままで、岩盤保守層からの人気はあっても「ポスト岸田」は遠のくばかり。高市氏の孤立感は高まる。地元・奈良県知事選をめぐっても、県連会長の高市氏が擁立した新人と現職が争う保守分裂となっていて、調整力不足の高市氏への風当たりが強まっている。
高市氏は、現職と関係の近い二階元幹事長から敵視され、森山選対委員長の支持も得られない状況。分裂選挙の結果、維新の候補が漁夫の利を得れば、県連会長の高市氏が責任を問われるのは必至だ。実際、地元紙の調査で維新が保守系2人を上回ったという情報もある。
政治評論家の野上忠興氏がこう言う。
「高市さんは、安倍氏という後ろ盾がいなくなりガクッときているが、あの性格だから格好をつけて啖呵を切ってしまう。もはや『安倍とともに去りぬ』の人。はぐれガラスの悲哀を感じます」
高市氏が「捏造」と呼ぶ文書を熟読すると、高市氏は「本当にやるの?」などと、当初は放送法の「解釈変更」について消極的だったことがうかがわれる。ならば、この際、洗いざらいブチまけた方が、政治的な起死回生策になるんじゃないか。
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