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出生数初「80万人割れ」の衝撃…ミサイル400発購入に「人の命を奪う予算先行か」と国民怒り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319389
2023/02/28 日刊ゲンダイ
「異次元の少子化対策」は「異次元」どころか後退しているように… (岸田首相)/(代表撮影)
やはり衝撃的な数値だ。
厚生労働省が28日に公表した2022年の人口動態統計の速報値によると、年間出生数は79万9728人で、前年と比べ4万3169人(5.1%)減少し、1899年の統計開始以来、初めて80万人を割り込み、過去最少となった。
国立社会保障・人口問題研究所が2017年に公表した将来推計人口では、出生数が80万人を下回るのは30年と見込んでいたから、予想を大幅に上回る「異次元のペース」で少子化が進んでいるとみられる。
人口は国力に直結するだけに「待ったなし」の対策が必要。「異次元の少子化対策」を打ち出した岸田文雄首相のリーダーシップに期待したいところだが、最近の国会答弁を聞いていると、「異次元」どころか取り組む姿勢がどんどん後退しているかのようだ。
例えば27日の衆議院予算員会。立憲民主党の長妻昭政調会長は、岸田首相が国会で子ども予算を「倍増する」という趣旨の発言の真意について質問。「予算の倍増に期待している人は多く、祈るような気持ちで国会審議を聞いている人もいる。倍増というのはGDP=国内総生産比で倍にするのか、絶対金額を倍にするのか、どちらなのか」とただすと、岸田首相は「最初からGDP比いくらだとか今の予算と比較でどうかとか、数字ありきではない」などと答弁したことから議場は紛糾。「意味不明だ」「支離滅裂だ」などとヤジが飛び交った。
本当に「数字ありきではない」なのか
岸田政権は「トマホーク」400発購入を公表(C)ロイター=共同
岸田首相といえば、昨年「数字ありきではない」末に防衛費の大幅増を打ち出した際、「内容、予算、財源を一体で決める」「必要なものを積み上げる」と繰り返していたにもかかわらず、唐突に2027年度にGDP(国内総生産)比で2%まで増やすよう指示するなど、「結局は数字ありきではないか」などと批判の声が上がった。
このため、SNSなどでも、岸田首相が子ども予算の倍増について「数字ありきではない」と答弁したことに怒りの投稿が相次いだ。
《防衛費はパッと決めて、少子化予算はグダグダっておかしくない》
《少子化対策よりミサイルが大事なのね。でも、人口が減って撃つ人がいなくなったら意味なくない》
《なぜ人の命のための予算ではなく、人の命を奪う予算を先行させるのか》
岸田政権は米国製巡航ミサイル「トマホーク」を400発購入することを公表したが、その分の予算があれば一体、どれだけの少子化対策に使えるのだろうか。
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