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https://www.asahi.com/articles/ASR2B63RKR2BUTFK01R.html?iref=poltop_list_n
敵基地攻撃能力なるトマホークを大量に買ってもらうことになって、嬉しそうに見せびらかす、悪ガキのような姿を、恥ずかしげもなく国際社会に晒す、日本の防衛大臣のお話。
フィリピンとしては、「中国への先制攻撃は、お任せします。」と言ったところか。
歓迎されたらしい。
以下は記事の抜粋。
「浜田靖一防衛相は10日、来日中のフィリピンのガルベス国防相代行と防衛省で会談した。9日に両国政府が、フィリピン国内で同国軍と自衛隊が人道・災害支援訓練を行う際の手続きを簡略化する取り決めに署名したことを歓迎し、防衛協力をさらに進めていくことで一致した。
浜田氏は会談冒頭で、中国の海洋進出などを念頭に「両国とも力による一方的な現状変更やその試みに直面している」と指摘。「地域の平和と安定のため日本、米国、フィリピンの協力をさらに発展させていきたい」と述べた。・・・
浜田氏は、昨年12月の安全保障関連3文書の改定で、敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有を決めたことなどを説明。ガルベス氏は歓迎する考えを示したという。」
記事の抜粋は以上。
・・・・・・・
そもそも、日本には、「とんでもないこと」を、「世界に向けて」言った奴がいる。
「相手が攻撃に着手した段階で、保有する敵基地攻撃能力を行使できる」
と。
なので、「あんた方」も、そうしたらいいよ・・・と。
この発言は、既に世界に向けて発信されていて、今更取り消すことは叶わない。
そんな中、浜田氏も日本の防衛大臣として、そのことを、正式に、しかも自慢げに言ったのだろう。
「フィリピン」も、そうしたらいいよ・・・と。
しかも、記事によれば、
「・・・昨年12月の安全保障関連3文書の改定で、敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有を決めたことなどを説明。・・・」
したとある。
国会審議が形骸化してしまってから、私たちは、長い時を経過させ、今尚、解決できていない。
この現状が、政府の暴走を許すことになった一因であることは間違いない。
安倍政権以降の政権の、正直な感覚なのだろう。
「閣議決定」なるものが、国の最高意思決定機関である「国会」の上に君臨するがごとき振舞、国の最高法規である「憲法」をも見下したような、「朕は国家なり」の態度。
到底、これ以上は、放置出来ないだろう。
放置すれば、日本は、「戦争をする国」にされてしまう。
私は、先制攻撃が許されていると、声高に叫ぶ為政者が現れるとは、これまで考えたことが無かった。
そして、国際法においても、国連憲章の敵国条項以外では、見たことも無かった。
そんな、バカな為政者を、他ならぬ日本が生みだしてしまうとは。
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
と、崇高な憲法を掲げている、その日本で・・・。
日本への信頼は地に落ち、信用失墜甚だしいことだろう。
今、日本は、立ち止まり、先の戦争の惨禍を思い起こし、日本国憲法の理念を尊重して、「戦争をしない国」という国際社会における名誉を堅持すべきだ。
そして、自衛のための抑止力を口実にして「敵基地攻撃能力を保有」すること、そのことが既に、憲法に違反するという認識に立つことが大前提ではないか。
「子曰く、過ちて改めざる、是を過ちと謂う」
「過ちては改むるに憚ること勿れ」
久し振りのショートコント。
「「フィリピン」も、そうしたらいいよ。」
「それって・・・。いや〜、私達は、ちょっと〜。」
「中国への先制攻撃は、日本にお任せします。」
「気を付けてね〜。」
「???・・・」
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