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https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230207-OYT1T50195/
一見、至極当たり前なことを言っているのだけれども、日頃の言動に照らしてみると、至極「手前味噌」な話をしているという、情けなくて、見過ごせない記事を見付けた。
以下は記事の全文。
「浜田防衛相は7日の閣議後記者会見で、米軍が中国の偵察用気球を撃墜したことに関し、「国民の生命、財産などを守るために必要と認める場合には所要の措置をとることが可能だ」と述べ、日本に同様の気球が侵入した場合、現行法でも状況次第で撃墜は可能との認識を示した。
浜田氏は「気球であっても日本の領空に許可なく侵入すれば領空侵犯となる」と指摘し、対処として「自衛隊法の規定では必要な措置として武器を使用することができる」と説明した。
一方、林外相は記者会見で「いかなる国であっても他国の主権を侵害することは許されない」と強調し、気球を撃墜した米政府の判断について「立場を十分に理解している」と語った。中国に対しては、「十分な説明責任を果たすことが重要だ」と注文をつけた。」
以上が記事の全文だが、・・・
「気球であっても日本の領空に許可なく侵入すれば領空侵犯となる」と指摘し、対処として「自衛隊法の規定では必要な措置として武器を使用することができる」
日本は、そう言いながら、
「相手が攻撃に着手した段階で、保有する敵基地攻撃能力を行使できる」
と、とんでもないことを言う。
近隣諸国からすれば、
「ミサイルであっても我が国の領空に許可なく侵入すれば領空侵犯となる」と指摘し、対処として「我が国の法の規定では必要な措置として武器を使用することができる」
と、
そうなることに、想いが至らない。
さらに、
「いかなる国であっても他国の主権を侵害することは許されない」
と言いつつ、
「相手が攻撃に着手した段階で、保有する敵基地攻撃能力を行使できる」
と言って、憚らない。
「相手が攻撃に着手した(と日本が主観的に判断した)段階」で相手国に、ミサイルを撃ち込み、領空侵犯し、相手国の基地を破壊し、人命を奪うことは、主権の侵害に他ならないと思うのだが。
どうだろうか。
日本の両大臣の言っていることは、全くの「手前味噌」な言。
日本国民と共に、近隣諸国に対しても、「十分な説明責任を果たすことが重要だ」。
到底、理解はしてはもらえないだろうが・・・。
それにしても、、少し想像力を働かせれば、すぐ自己の矛盾に気が付くと思うのだが。
それが出来ない。
情けない・・・。
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