http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/850.html
Tweet |
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA043H50U2A201C2000000/
政府は12月にまとめる国家安全保障戦略などの防衛3文書に、米国が推進する「統合防空ミサイル防衛(IAMD)」の構築を明記する検討に入った。
記事によれば、
「・・・IAMDは陸海空や宇宙、サイバーなどの手段を用いて空からの攻撃に対応する体制を指す。・・・」
「・・・日本は現在ミサイル迎撃に特化した「総合ミサイル防空」を掲げる。反撃能力を持つ方針が固まったのを踏まえ、相手のミサイル攻撃を未然に防ぐ目的で相手領域への攻撃作戦も含むIAMDを構築する。・・・」
「・・・ミサイル防衛体制で自衛隊が米軍と同じ構想を持てば部隊間の協力も進めやすくなる。・・・」
以上が記事の抜粋であるが、短い記事ながら、重要なことが書かれている。
一つは、
「相手のミサイル攻撃を未然に防ぐ目的で「相手領域への攻撃作戦も含む」IAMDを構築する。」
と、日本の主権の及ばない相手領域に攻撃を加える、と言って憚らない。
このような雰囲気になったのは、いつごろからだろうか。
ウクライナ戦争が、その要因だとしたら、プーチンの責任は重い。
しかしながら、ウクライナ戦争をこの時とばかりに利用する政府、自民党の責任は、もっと重い。
そんな、見え透いたプロパガンダに易々と乗ってしまう、日本国民は、なんと評すればいいのか。
二つ目は、
「ミサイル防衛体制で自衛隊が米軍と同じ構想を持てば部隊間の協力も進めやすくなる。」
という。
そのことは、これまでの「敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有」も、今回の「IAMDの構築」も、いずれも、米国が強く要求し、日本はただ唯々諾々とそれに従っている、という様子が伺える。
米国は、日本を、中国、ロシア、北朝鮮との戦争を想定したときに、敵正面に立つ「盾」
とするつもりなのか、あるいは、「先陣」として利用するつもりなのか。
どちらにしても、消耗品扱いであることに変わりはない。
いずれにしても、日本を守る、日本国民を守る、などという姿勢は、米国は勿論、日本政府にも見られない。
「馬鹿な大将、敵より怖い」を地でいっている。
日本は、「専守防衛の理念」を見失い、完全にタガが外れた、と言えよう。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK288掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK288掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。