http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/778.html
Tweet |
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/314894
「・・・国連安全保障理事会は同日、緊急の公開会合を開催。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、オンラインで出席し、
攻撃は電力インフラを標的にしており、氷点下の寒さで市民を苦しめようとする「エネルギーテロ」だと批判した。
そのうえで、電力インフラ攻撃を非難する安保理決議の採択を求めた。・・・」
・・・・・
ロシアは、既に「戦争」を投げ出したのだろうか。
今、ロシアがウクライナに行っている、ミサイル攻撃、ロケット弾攻撃、ドローン攻撃は、とても戦争とは言えない。
人々は、幾度もの戦争の惨禍を経験し、その反省の上に立って、この地球上から戦争を、武力紛争を、無くそうと叡智を結集してきた。
残念ながら、その成果は上がらず、戦争、武力紛争は絶えることが無いという現実が、目の前に横たわっている。
一度、戦争、武力紛争となれば、戦闘に参加する兵士は、理性を失い、人間性を失うと共に、好むと好まざるとに関らず、獣と化してしまう。
やむなく次善の策として、戦争にも、一定のルールを設け、人間が獣化することを避けようとして、戦時国際法が設けられたのだろうか。
戦時国際法では、戦場で戦う(相手兵士を殺害する)ことを認められたものと、そうでない者を厳格に区別している。
すなわち軍人と民間人。
軍人は、自分が軍人であることを明示し、武器も隠し持たないこととされている。
さらに、軍人は、民間人、民間施設を攻撃し、危害を加えることは、戦争犯罪として、きつく禁じられている。
今、ウクライナに対してロシアが行っているミサイル攻撃はどうか。
明らかに民間施設であるエネルギー施設を狙い、生活インフラに攻撃を集中し、ウクライナ国民の生活基盤を破壊することで、市民に、恐怖と、不安を与えることだけを目的にした攻撃ではないか。
その証拠に、インフラを攻撃しても、実際の戦闘地域での、彼我の戦況に直接影響しているふしは無い。
「・・・ゼレンスキー大統領は、「エネルギーテロ」だと批判した。・・・」
テロ、テロリズムとはどういうことか。これは戦争ではないのか。
テロリズムとは、
「政治的目的を達成するために、暗殺、殺害、破壊、監禁や拉致による自由束縛など苛酷な手段で、敵対する当事者、さらには無関係な一般市民や建造物などを攻撃し、攻撃の物理的な成果よりも、そこで生ずる心理的威圧や恐怖心を通して、譲歩や抑圧などを図るもの」とされている。
ロシアの行為は、まさに、この定義にピタリとはまる、テロリズムそのものではないか。
どの国でも、テロ攻撃を受け、国民に被害が出てしまった時、「テロには屈しない。」と強い口調でテロ行為を非難する。
当然だ、
何故なら、一度屈すると、テロの連鎖を止めることが出来なくなるからだ。
残念ながら、テロを受ける危険の無い国は無い。
であるからこそ、各国は一致結束して、テロに屈しないように、テロに対しては毅然と戦わなければならないわけだ。
ロシアのウクライナ国民に対する「エネルギーテロ」もしかりではないか。
これは、既に戦争に非ず。ましてや、特別軍事作戦にあらず。だ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK288掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK288掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。