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元2世信者の会見中止を求めた旧統一教会の思惑とは マインドコントロール研究所所長が指摘 安倍元首相銃撃で見えた 統一教会の実態
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/312744
2022/10/12 日刊ゲンダイ
涙ながらに虐待の実態を訴えた元2世信者の小川さゆりさん(仮名)/(C)共同通信社
旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が7日、元2世信者の小川さゆりさん(仮名)に対し、日本外国特派員協会での記者会見の中止を求めるファクスを送信。英語と日本語で書かれ、英語版には小川さんの両親の署名が添えられていた。ファクスには〈娘は精神に異常をきたしている。多くの嘘を言っている〉と記されていた。
小川さんは合同結婚式を挙げた両親から生まれた「祝福2世」で、父親は教会長、母親は政治家の選挙活動でウグイス嬢を務める熱心な信者だという。
教団広報部にファクスを送った経緯を聞いた。
「ご本人は『(精神疾患は)4年前に治った』ということですが、ご両親はお嬢さんの心の病が治っていないという認識です。そこの食い違いがあり、ご両親の立場から記者会見やメディアに出ているお嬢さんを見て、症状が悪化していると捉えていた。特派員協会の記者会見に臨むことで症状がさらに悪化するのではないか、と心配してファクスを送られたと聞いています。ファクスは当日朝、ご両親が特派員協会に送っていますが、協会が個人的なものと重く捉えない可能性があるので、当法人の顧問弁護士が昼ごろ、代理で再度送信しました。前日、ご両親がご本人にLINEをしたようですが、連絡がつかなかったため、協会にファクスしたようです」
小川さんは複数のメディアや立憲民主党のヒアリングで、自身の被害や教団の解散を訴えてきた。海外でこの問題が大きく取り上げられることを危惧し、会見中止を要求したのではないか。
「それはないです。海外メディアには散々これまでの動向は伝わってますので、これだけは伝わっては困るということで抵抗したりすることはありません」(広報担当者)
実際はどうなのか。
欧米諸国は虐待問題に敏感
フランス出身で「マインドコントロール研究所」のズィヴィー・パスカル所長は「彼女が言ったことに嘘は一つもありません。だから会見をやめさせたかったのではないか」とこう続ける。
「米国ではたくさんの2世が脱会し、教団を批判しています。小川さんの思いや統一教会の実態はユーチューブを通じ、一瞬にして全世界の2世に伝わりました。統一教会は自分たちの嘘を報じられるのを恐れているのではないか。真の家庭になっていない。合同結婚式を受けても幸せになれない。
さらに彼女がはっきり言ったのが、子どもの虐待。宗教虐待です。虐待問題に関しては、米国や欧州は日本に比べてはるかに敏感です。会見後、脱会した2世数人から連絡があり、『統一教会は今頃パニックになっていると思います』と言っていた。ユーチューブで会見を見た世界中の2世が、『彼女が言ったことは嘘ではない』『勇気を出してよく言った』と評価する一方、『統一教会がおかしい』と批判しています」
両親が実の娘を精神異常者呼ばわりし、「会見妨害工作」を試みたことで、世界中に悪印象を与えたことだけは確かだろう。
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