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7.10参院選は最終局面 東京、京都、神奈川…“異常事態”勃発の7選挙区
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/307994
2022/07/08 日刊ゲンダイ
(左から)東京選挙区、小池都知事の後押しで勢いを増すファースト・荒木千陽候補と支持ダウンの自民・生稲晃子候補(C)日刊ゲンダイ
「7.10」参院選はいよいよ最終局面だ。大手メディアは「自民堅調」と報じているが、ここへきて東京や京都など7つの選挙区で異変が起きている。
改選数6で候補者が乱立している【東京】では、“圏外”とみられていたファーストの会の荒木千陽氏が急進している。自民党の最新の情勢調査によると、6番手に滑り込みそうな勢いだ。
一方、序盤にやや先行していた自民の生稲晃子氏は支持を落としつつある状況だ。
「荒木さんの上昇は小池都知事の動きが影響している。知事は最近、ヤケに公務で表に出るケースが目立っています。先月末、東京電力の株主総会に出席した時は、報道陣に『電気料金の引き下げをお願いした』と都民ウケする発言をしていた。公務を“選挙利用”しているフシがある。自民関係者は『知事の動きは不気味』『生稲さんが逆転されやしないか』と警戒しています」(都政関係者)
改選数2の【京都】はカオス状態だ。公明票が維新新人に流れ、序盤に優勢だった自民新人が沈み、立憲現職を加えた三つ巴になっている。
「自民の西田昌司府連会長の『維新批判』が激しさを増しています。ネット動画で『京都の大阪化を許してはダメ』『維新はパフォーマンスだけ』と言いたい放題。京都自民の重鎮、伊吹文明元衆院議長にいたっては、立憲・福山候補について『いいことを言っている』と持ち上げていた。『維新憎し』で自民と立憲の意見が一致する異常事態になっています」(府政関係者)
維新・猪瀬直樹元都知事の街宣は寂しい状況
人もまばらな維新・猪瀬直樹候補の街頭演説(C)日刊ゲンダイ
選挙区に7人擁立する公明が頭を悩ませているのが、改選数4+1の【神奈川】だ。自民2人、維新1人が先行。残る2議席を公明現職、立憲新人、共産新人の3人で争っている。公明候補の当選はほぼ確定だが、公明にとって「最下位当選は『落選』同然」(公明関係者)だ。
「神奈川の5議席目は欠員補充のため任期は3年。5位当選だと、3年後の参院選で公明現職と競合してしまう。それだけは避けなければならない。危機感のある山口代表はこれまで4度も神奈川入りし、徹底的にテコ入れしています」(同)
山口代表は9日の最終演説も神奈川で行う。
改選数3の【北海道】は自民現職が安定。序盤は立憲現職が続いていたが、立憲新人と順位が逆転した。自民2人目が沈み、立憲が2議席取る可能性がある。【愛知】(改選数4)では、前々回から自、公と旧民主系2人が議席を分け合ってきたが、今回は維新新人が割って入り、国民民主の現職が落選危機だ。保守王国の【福井】と【宮崎】は、盤石のはずの自民現職が野党系候補に迫られている。
一方、比例区では維新から出馬した猪瀬直樹元都知事はトップ当選するとみられていたが、雲行きが怪しい。5日にJR新宿駅西口という好立地で街頭演説したのだが、聴衆はほとんどいなかった。演説が有権者に響かないのか、立ち止まる人がおらず、寂しい状況だった。
まだ波乱がありそうだ。
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