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乱の時代(その7)<本澤二郎の「日本の風景」(4477)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/33148820.html
2022年06月17日 jlj0011のblog ※小見出し中の脱字、「なっも」を「なっても」に補足修正
<自立しない羊の群れとなっても気付かない哀れ21世紀の民衆>
歴史は繰り返すのであろうか。アメリカは周到に準備されたロシア・ウクライナ戦争を、背後で巧妙に操っている。中国は毛沢東の時代へ舵を切っている?日本はA級戦犯の岸信介の時代に、大きく踏み出している。
「人びとはアベノミクスも黒田日銀も知らない。金利や物価の急騰にも。ロシア・ウクライナ戦争の真相などは、全く知ろうともしない。軍拡改憲の危険な渦に巻き込まれようとしている。武器弾薬で平和は勝ち取ることは出来ないのに。ただノホホンとしてついて行こうとしている」「期日前投票の闇にも無関心。落ちるとこまで落ちるしかないのか」
以上は識者の本音の声だが、これが新聞テレビで報道されることはない。「ごまめの歯ぎしり」か。
「せめてインターネット上でモノを言おうとすると、侮辱罪の厳罰化。戦前の治安維持法のような恐ろしいことにも、議会も言論も無頓着。恐ろしい」とも指摘するのだが。
<やくざにレイプされても110通報しなかった美人栄養士の最期>
いま中国・河北省唐山市の焼き肉店で黒社会・やくざが、客の女性に暴行する映像が、世界に流れて注目を集めている。スマホ社会の中国である。沈黙する中国人社会は、動画を世界に発信することで、政治と社会を変革しようとしているのであろう。
この事件は、やくざと官僚・警察が癒着していることを、内外に伝えようとしているのが分かる。日本の女性に比べると、中国人女性は自立している。店内に多くの客がいることも意識していたのであろう、果敢にやくざに対抗している。日本では見られない光景である。
アメリカの映画を見ると、取り締まる側の警察とやくざが癒着していることが分かるのだが、このような映画を見た当初は、ひどく驚いたものだ。民主の先進国と教えられてきたものだから。米国ではギャングと呼ぶ。日本だとやくざと警察が癒着している?ありえないことだと信じ込んできた。
実際は違った。サツ回りしていたころの体験が、幻想であったことを、いま思い知らされている。やくざは政治屋の懐に入り込み、警察とは仲間同士の間柄であることが分かってきた。「木更津レイプ殺人事件」では、やくざがカルト教団の信者だったことに驚愕した。しかも、そこをステップにしたのであろう、やくざが介護施設を経営していた。さらに同じ教団の純朴な栄養士をアルバイトとして引きずり込み、遂には一人住まいの瀟洒な住宅にまんまと入り込んだ。
以来、性奴隷として水商売をさせられていた。逃げ出そうとした途端、ばらすぞとやくざ特有の恐ろしい死のドーカツを繰り出し、哀れな被害者は大動脈りゅう破裂で即死状態となって、強い心臓が2日後に止まった。犯人は木更津市に住む富津市生まれの浜名。共犯者はヘルパーの吉田ふみえと大工の佐久間清。
勇気ある市民の告発状を木更津署の刑事二課長は、人事異動直前に「無理だ」とほざいて逃げた。筆者は官邸と千葉県警が介入して、捜査を止めたと見ている。
この悲劇的事件のもう一つの問題点は、被害者が110番通報をしなかったことである。日本の女性は自立していない。それをよいことにやくざと警察は、闇のつながりでもみ消そうとしている。
<岸の孫・安倍晋三事件を徹底追及しない稲田信夫検察と中村格警察>
安倍晋三の事件というと、沢山あってなかなか一つに絞り切れない。稲田信夫検察も、中村格警察も手を出さない。なぜか。政治論で分析すると、それは彼の祖父・岸信介に辿り着く。ワシントンの反共右派の野望は、日本を反共の防波堤・砦とするものであった。日米安保はそうして存在している。これを実現した人物が安倍の祖父ということになる。
東京でのCIA工作の頂点が岸だった。岸・安倍一族をワシントンの右派は、守ってくれている?検察も警察も動けない最大の理由であろう。TBS強姦魔に対して、安倍の意向を受けた中村格が逮捕を阻止しても、おとがめなしだ。裁判所の逮捕状も、空手形となった。
出鱈目・いい加減な政治が、歴史の歯車を逆転させている!日米安保が存在する限り、日本はアメリカの属国に甘んじるのであろう。安保廃棄が日本自立の要諦なのだ。言論も野党も死んでしまったのだ。
<警察と政治屋に癒着して生き延びるやくざ暴力団>
この年になって、ようやく日本の全貌が見えるようになった。恥ずかしいことに天皇ヒロヒトのことも。神社神道のことも。やくざは右翼の先兵として動く。このことは、60年安保騒動で裏付けられているではないか。
右翼の私的な暴力装置である。法治も建前に過ぎないのか。名存実亡の日本民主主義といえなくもない。
<憲法を学ばない・歴史を知らないため、国家主義に埋没する多数国民>
法律家は泣いている。日本国民の多くが、小学高学年から中高の間に、世界の宝ともいえるすごい平和憲法を学んでいない。文科省(文部省)が逃げてきたことが、いま深刻なナショナリズム台頭の日本を誕生させている。
近現代史を学んでいない点では、筆者もそうだった。幸い中国を旅して、多くの悲劇的遺産をこの目で見て分かった。朝鮮半島を覗いても見えてくる。36年間も植民地支配した日本帝国でさえ、大学生でも知らない日本人が多数なのだ。
これでは隣国との友好が実現するわけがない。
急激な円安で、隣国を旅する機会が少なくなってきた。急いで南京と盧溝橋とハルビンを見ておくべきだろう。亡くなった極右・石原慎太郎は中国を知らない。行ったことがないのだから。平気で嘘をついて人々を翻弄した。
岸とCIAが期待した、日本の反共ナショナリズム・戦争する日本へ開花する危険性は大きい。乱の時代の本格的な幕開けか。
<A級戦犯となった岸信介を学べ!安倍も見える=歴史は必ず繰り返す>
筆者は、中国に行ったことがない法律家を案内できる時を楽しみにしている。
恩師・宇都宮徳馬さんは午年だ。平和軍縮を高らかに歌い上げて一瀉千里を駆け抜けた。真に幸運な人生だったろうが、彼の一つの大目標は岸と徹底抗戦したことだった。
いま侵略戦争を推進した人物が戦後の日本に君臨し、その火が燃え盛っている2022年である。岸を知れば、安倍を知ることが出来る。彼の悪行の数々を知ることが出来る。このまま羊の群れでは、日本は再び悪しき歴史を繰り返すことになるだろう。杞憂であれば幸いだが?
2022年6月17日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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