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“カバン芸”揶揄された猪瀬直樹氏が参院選出馬へ 「最後のご奉公」精神に透ける石原慎太郎氏への憧れ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/305079
2022/05/12 日刊ゲンダイ
都知事は1年で辞任(猪瀬直樹氏)/(C)日刊ゲンダイ
作家で元東京都知事の猪瀬直樹氏(75)が今夏の参院選に出馬すると一部で報じられている。日本維新の会が比例代表として擁立するというのだ。
「作家や元都知事としての知名度が高い“目玉候補”です。猪瀬氏が大阪府特別顧問や大阪市特別顧問を務めていた経緯から、出馬を打診した。国政は初挑戦ですが、『最後のご奉公』とやる気マンマンです」(日本維新の会関係者)
維新は歌手の中条きよし氏(76)、元プロ野球選手の青島健太氏(64)、元マラソン選手の松野明美氏(54)ら、知名度頼みのいわゆる“タレント候補”を何人も参院選の比例代表候補として公認する方針。猪瀬氏もその1人ということだ。
昨年の衆院選で議席を大幅に伸ばした維新は、参院選でも得票を増やし、野党第1党に躍り出ることを目指している。そのために、全国的な知名度のある候補者をかき集めているのだが、最近は政党支持率も下落傾向だ。
維新副代表の吉村大阪府知事は11日の会見で、猪瀬氏について「知識教養も、東京都政の経験もおありになる素晴らしい方」と称賛していたが、都民・国民は猪瀬氏が都知事時代、汗だくになってかばんに5000万円を詰め込む実演をしていた印象が強すぎる。
猪瀬氏は都知事出馬に際し、医療法人「徳洲会」から5000万円を受け取ったものの、選挙運動費用収支報告書や政治資金収支報告書に記載していなかった。在任約1年で辞任。都政の混乱を招いたことは記憶に新しい。辞任後の2014年に公職選挙法違反で略式起訴され、罰金50万円の略式命令を受けて、5年間公民権が停止された。
国政に挑戦となれば、古傷を蒸し返される恐れもある。猪瀬氏にとっても維新にとっても、デメリットの方が大きいのではないか。
故・石原慎太郎氏の二番煎じか
故・石原慎太郎氏に自身をなぞらえている?(C)日刊ゲンダイ
「猪瀬氏の知名度が高い東京では、都知事時代の5000万円の印象が鮮明だし、都知事辞任後はテレビに登場する機会も減ったので、地方では期待するほどの集票効果は得られないかもしれません。ただ、故・石原慎太郎氏の後継者として都知事になった猪瀬氏ですから、志を継ぐという形で、自身を石原氏になぞらえているのではないでしょうか」(政治評論家・有馬晴海氏)
石原氏は12年に知事を任期途中で辞職し、「太陽の党」を結成。その年の衆院解散直後に橋下徹大阪市長(当時)が率いる維新と合流、代表に就任して国政に復帰した。その時、事実上の都知事後継に指名されたのが副知事を務めていた猪瀬氏だった。
来月には、今年2月に亡くなった石原氏の「お別れ会」が開かれる。参院選の直前という絶妙なタイミングだ。まさか選挙に故人を利用するようなことはないと思うが、石原氏も国政復帰を発表した時に「最後のご奉公」と言っていたことを思い出す。作家、都知事、維新から国政に挑戦……。石原氏と猪瀬氏の軌跡はぴったり重なることになるのか。
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