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自民青年局2人のコロナ陽性でさらけ出された台湾の感染爆発…定期交流再開を急ぎすぎ?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/305015
2022/05/11 日刊ゲンダイ
(自民党青年局のツイッターから)
ゴールデンウイーク中に台湾を訪問していた自民党青年局代表団一行の議員2人が台湾でコロナに感染していたことが分かった。コロナ対策の“優等生”と持ち上げられた台湾は今や日本以上に感染が拡大、訪台団と台湾外交部の危機管理に疑問が投げかけられている。
代表団(団長:小倉将信衆議院議員、青年局長)11人は5月3日に台北に到着し外交部長主催の晩餐会に出席、4日には李登輝元総統の墓参に訪れていた。到着時点では11人全員がPCR検査陰性だったが、5日午前に行われたPCR検査で西野太亮衆院議員が陽性反応。直ちに隔離され10日時点でも台北で隔離。また台北では陰性だった小倉団長も7日の帰国後に陽性が判明し自宅隔離が続いている。
代表団は台湾で政権以外との接触を断つバブル方式で一行11人を2班に分けて行動。西野議員と同じ班だった小倉団長ら3人から台北では陽性反応は出なかったが、3人は蔡英文総統との会談をキャンセル。後に別途オンラインで会談した(写真)。
蔡総統は代表団との会談で台湾への圧力を強める中国を念頭に、権威主義拡大に対し日台が協力して取り組むことへ期待を示し、西野議員の一日も早い回復を祈る、との一言も寄せた。
団長代理の鈴木憲和衆院議員は会見で台湾のコロナ防疫体制は完璧、西野議員は日本国内で感染したものと思われる、との見方を示した。
「日本で感染したというなら外交部長主催晩餐会でコロナウイルスをまき散らしていないのか! 真相を究明してもらわなくてはいけない」
台湾外交部OBはこう言い、日台双方が2年間中断していた定期交流再開の功を急いだのではないか、と怒りをあらわにする。
危機管理に問題はなかったのか?
外交部OBの怒りもごもっとも。というのは一昨年1月のコロナ禍発生以来、コロナ対策“優等生”と持ち上げられた台湾は今や日本以上のコロナ感染拡大に見舞われている。5月7日の新規陽性判明者は4万6536人に上った。同日の日本は3万9239人、人口が日本の5分の1の台湾は日本以上の新規陽性判明者を出しているのだ。
すでに通常の医療行為は困難となり、4月末、盲腸で入院できなかった患者が自宅で死亡。検査キット不足から薬局には長蛇の列ができるなど混乱が続く。今年11月の統一地方選挙を控え、野党国民党は民進党蔡英文政権のコロナ無策を批判、政権与党が必死の防戦と政治にも混乱をきたしている。
自民党青年局代表団のコロナ感染は日台間の友好推進よりも日本では伝えられない台湾の感染爆発を図らずも明らかにし、所期の目的とは正反対の現実をさらしだしてしまった。
(甘粕代三/売文家)
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