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安倍元首相のロシア入国禁止リスト除外に「やっぱり」の声! 国際社会のクリミア併合黙認を批判するも、安倍こそ“プーチンの犬”だと露呈
https://lite-ra.com/2022/05/post-6191.html
2022.05.06 ロシア入国禁止リストに“安倍元首相の名前なし”で「やっぱり」の声! リテラ
首相官邸HPより
ロシア外務省がウクライナ侵略に伴って日本が科した対ロシア制裁への報復として4日に発表した「入国禁止リスト」が、ネット上で話題を呼んでいる。
このリストでは、岸田文雄首相をはじめとして松野博一官房長官、林芳正外相といった閣僚から、衆参の沖縄・北方問題特別委員会の理事のひとりとして今井絵理子・参院議員の名前も。このほか日本共産党の志位和夫委員長や立憲民主党の森裕子・参院議員など政治家41人がリストアップされている。また、読売新聞グループ本社の渡邉恒雄・取締役主筆から「週刊文春」の加藤晃彦編集長などメディア関係者、テレビでもおなじみの顔となった中村逸郎・筑波学院大学教授らといった学者、スポーツジャーナリストの二宮清純氏までが含まれている。このように入国禁止として名前を挙げられたのは63人におよぶが、ロシア外務省は人選の理由について明らかにしていない。
そして、ネット上で話題となっているのは、言わずもがな、あの人の名前がリストになかったことだ。そう。プーチンを「ウラジーミル」と呼び、「君と僕は同じ未来を見ている」「ゴールまで2人の力で駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか」とポエムを披露したこともある、安倍晋三・元首相だ。
当然、ネット上では安倍元首相の名前が入国禁止リストに入っていなかったことに対し「やっぱりな」という声があがったのだ。
〈しかしロシアの日本人の入国禁止リスト、あの今井絵理子すら入ってるのに安倍晋三が入ってないの本当に笑うわ〉
〈ロシアの出禁リストにナベツネや文春の編集長まで入ってるのに安倍晋三入ってないのマジおもろいな〉
〈志位和夫が選ばれて安倍晋三が選ばれないの分かりやすくて好き〉
〈同じ未来を見てるからな〉
〈早くロシアに行ってプーチン説得してくれよ安倍さん!〉
〈ほら安倍晋三さん!行くしかないでしょ!リストにもないよ?〉
こうした声があがるのは当たり前だろう。安倍元首相といえば、本サイトでも繰り返し指摘しているように、安倍政権下で安倍元首相はプーチン大統領と27回もの首脳会談をおこないながら、たんにプーチンに尻尾を振りつづける“プーチンの犬”としか思えないような姿勢を貫いてきた御仁。ウクライナ侵略がはじまった当初は「プーチンとしては(NATOに対する)不信感のなかで、領土的野心ではなく、ロシアの防衛、安全の確保の観点から行動を起こしているのだろう」(2月27日放送・フジテレビ『日曜報道 THE PRIME』)などと擁護まで展開していたからだ。
だが、安倍元首相が醜いのは、そのあとの発言だろう。ロシア軍による蛮行が報道されるにつれて反プーチンの世論がより高まり、安倍元首相も批判を口にするようになったが、その中身はプーチンを織田信長になぞらえて「織田信長に人権を守れと言っても全然通用しないのと同じ」などと言い出すトンチンカンぶりだ。
■どの口が? 経済制裁破りでロシア支援画策した張本人・安倍元首相が「国際社会はクリミア併合を黙認」と棚上げ批判
しかし、もっとも絶句したのは、米ロサンゼルス・タイムズや仏ル・モンドに掲載された、安倍元首相の寄稿だ。寄稿のなかで安倍元首相は、なんとこんな主張をおこなったのである。
〈ロシアがクリミアを併合したとき、ロシアがウクライナの主権を侵害したにもかかわらず、国際社会は最終的にこれを黙認した〉
よくもまあ、いけしゃあしゃあと言えたものだ。というのも、クリミア危機の際、当時の安倍首相こそがプーチンの蛮行を黙認し、そればかりか侵略政策を後押しするような行動に出ていた張本人だからだ。
ロシアは2014年2月以降、ウクライナ南部のクリミア半島を一方的に編入し、国際社会が厳しい非難の声をあげたが、かたや当時の安倍首相は同年秋に予定されていたプーチン訪日に影響を与えることを懸念し、発動させた経済制裁はアメリカやEUにくらべると大甘な内容に。しかも、西側諸国から経済制裁を受けてロシア経済は悪化し、制裁対象となっていたプーチンに近い国営石油会社「ロスネフチ」は経営難に陥っていたのだが、なんと、日本政府は西側の経済制裁を破り、国民の年金積立金を使ってロスネフチを支援しようと画策。安倍首相がぶちあげた北方領土の返還交渉を進展させるため、間接的にでも経済制裁に反する可能性のある企業の株を政府系機関に購入させようとしていたのである(詳しくは過去記事参照→https://lite-ra.com/2022/03/post-6168.html)。
結果としてロスネフチの株購入は頓挫したものの、安倍首相はロシアのクリミア侵略に対して厳しく制裁を加えるどころか、西側の制裁で打撃を受けたプーチンに近い国営企業を助けようとさえしていたのだ。
それだけではない。クリミア侵略後である2016年のプーチン訪日では、安倍首相は地元・山口の高級旅館に招待して大々的に歓待。ロシアとの共同経済活動という名目で約3000億円の投入を約束したが、返還交渉はまったく進展せず、むしろ後退する有様。2019年には前述したように「ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている」などと公然とポエムを披露したが、安倍外交はプーチンの言いなりになって金だけ貢ぎ、国際社会に恥を晒しただけという最悪の結果に終わったのである。
このように、プーチンの蛮行に対してアシストさえしようとし、増長させてきた当人が、クリミア併合について「ロシアがウクライナの主権を侵害したのに国際社会は黙認した」などと主張するとは、盗人猛々しいにもほどがある。
しかも、安倍元首相はウクライナ侵略を口実にして憲法改正や核兵器共有論、次世代原発の新設など火事場泥棒の主張を繰り広げている。ロシアの入国禁止リストに名前がなかったことから、「安倍氏がプーチンに直接会ってウクライナ侵略をやめるよう説得しろ」という声が再びあがっているが、説得など、ただの“プーチンの犬”にできるはずもない。むしろ、この期に及んでもウクライナ侵略を改憲に利用しようという欲望を隠そうともしないその態度こそ、徹底批判されるべきだろう。
(編集部)
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