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また国会で質問された創価学会問題 創価学会の「民主攻撃」の重層構造 常態化している嫌がらせと誹謗中傷 (FORUM21誌)
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/162.html
投稿者 新・ジャーナリズム 日時 2022 年 4 月 04 日 01:49:38: dyYA8MTtuUD4Y kFaBRYNXg4OBW4Npg4qDWYOA
 

またまた国会で質問された創価学会問題
創価学会の「民主攻撃」の重層構造
乙骨正生 ジャーナリスト

聖教座談会に公明党の元首脳も動員

 2月15日の衆議院予算委員会で民主党の松木謙公代議士が、創価学会・公明党問題を取り上げ、その中で、創価学会が民主党を「仏敵」と呼び、激しい攻撃に晒している事実を指摘した。
 問題が扇情的であるだけに、松木代議士は多分に抑制的に同問題に言及しているが、本誌の昨年11月1日号掲載の特集記事「民主党を『仏敵』と位置付け選挙闘争を煽る創価学会の政教一体の実態」で報じたように、また毎号連載「今月の悪口雑言――『平和と人権』を看板にする団体の“ホンネ”集」で紹介しているように、創価学会は民主党をはじめとする野党を文字通り口汚く罵っている。
 そうした創価学会の民主党に対する誹謗中傷の実態を、昨夏の参院選前の本部幹部会と香川県の壮年大会、そして厖大な民主党に対する誹謗・非難の発言がある「聖教新聞」掲載の首脳座談会記事中から、公明党の元委員長と書記長である石田幸四郎氏と市川雄一氏が、秋谷栄之助会長(当時)・青木亨理事長(当時)らとともに民主党攻撃を繰り広げている平成16年1月23日付と同24日付を、以下に抜粋して紹介する。

1 平成19年5月・第7回本部幹部会
                 佐藤男子部長

 世論調査によると、今回の参院選の有権者の一番の関心は、社会保障・年金政策であります。ご存知のとおり公明党は、責任ある与党として、一貫して安心の年金プランを提案して改革を実現してきました。それに対し無責任極まりないのがこれまた民主党。その典型が年金改革案。民主党は前回の参院選マニフェストで3%の年金目的消費税を創設する、国民に約束する。ところが昨年末の基本政策では、この消費税構想が突然消えてなくなった。年金の給付額も最低月7万円といったり、6万円といったり、いまの案ではいくらかさっぱり分からない。専門家も不透明な政策が輪をかけて分からなくなった、厳しく批判しています。
 それでいて不安を煽って年金で票をかせごうとする。こんな不誠実はない。憲政の父尾崎行雄は、選挙で絶対に選んではならない第一に、いやしくも公約を裏切った政党や議員をあげています。政策を実現もせず、公約をコロコロ変える。そんな無責任な政党に日本の未来をまかせるわけにはいかない。

※本部幹部会の席上、佐藤男子部長は、年金問題に対する民主党の姿勢を槍玉にあげて激しく誹謗。その一方で、公明党の年金問題についての姿勢を激賞している。笑い話としかいいようがないが、こうした事実と異なるプロパガンダと、民主党を“仏敵”と位置づけることで民主党に対する宗教的憎悪を煽り立てるという、きわめて姑息かつ悪意に満ちた手法で、創価学会は学会員を宗教活動に名を借りた政治闘争に駆り立てている。
 かつて自民党が創価学会批判に腐心した際には、自民党を“魔”呼ばわりし、その金権体質等を厳しく批判しておきながら、平然と連立を組み、あまつさえ選挙では自民党候補を支援する。また平和や福祉を唱えてきたにもかかわらず、イラクへの自衛隊派遣や、福祉切り捨て予算や施策に唯々諾々と賛成。あげくは長く厚生労働大臣を公明党(坂口力厚労相)で占めていたにもかかわらず、社会保険庁のずさんな年金管理の実態を放置しつづけた公明党の責任は重い。
 だが、創価学会はそうした事実にはいっさい触れることなく、ひたすら民主党や共産党などの野党を誹謗する。極めて欺瞞的としかいいようがない。

2 平成19年6月・香川本陣県壮年大会
              かたやま総県総合長

 どうか我々壮年が頑張れば、民主党を倒すことができます。民主党の支持層の一番高いのが50代の壮年だ、このように聞いております。壮年がほとんどですね、やはり民主党を支援している。民主党という政党は婦人部の支持層というのは少ないんですね。だけど壮年が多いんです。だからここを我々が壮年を崩していかなければ、この民主党を崩すことはできません。そういう意味で我々壮年が立ち上がる。今回の戦いで民主党に止めを刺す、このような決意で頑張りたいと思いますが、皆さんいかがでしょうか。(拍手)。

※本誌の昨年11月1日号特集記事で紹介したように、創価学会の各種幹部は、昨夏の参院選前、創価学会の各種会合で、民主党を“仏敵”と呼び、民主党を打倒する闘争を呼びかけた。そうした一環として創価学会の四国婦人部長は、丑の刻参りさながらに四国各県の婦人部長が民主党を打倒するために、深夜の「同盟唱題(時間を合わせて「南無妙法蓮華経」の題目を唱えること)」を行っているとアピールした。
 今回紹介したのは、この四国婦人部長同様、民主党への敵意も露わに、香川県の壮年部幹部が“民主党に止めを刺す”決意で参議院選挙に全力を投入するよう、壮年部員を煽り立てている発言である。
 創価学会は、「内閣の法的番人」に過ぎない内閣法制局を、“憲法の番人”(本来の意味での憲法の番人は最高裁判所)などと表現し、その内閣法制局の長官が、公明党の冬柴鉄三代議士(現・国土交通相)らの質問に答えて、創価学会の政治活動は、憲法が規定する政教分離原則にはあたらないとする見解を示したことを根拠に、「法戦」と呼称する選挙闘争の正当性を主張している。
 だが一連の創価学会幹部の発言からは、政教分離どころか、宗教活動と政治活動を渾然一体化させ、宗教活動に名を借りた政治活動を実施する創価学会の極めて特異な手法が赤裸々に浮かび上がってくる。こうした宗教と政治を一体化させた活動を宗教団体一般の政治活動と同じ地平線で論じることは、創価学会・公明党問題の本質を見失うことにつながり、ひいては日本における政教分離問題やカルト問題についての正確な議論や解決への道筋を誤らせることにつながりかねない。厳しい監視と批判を行う必要性がある。

3 「聖教新聞」掲載の首脳座談会から

 平成16年1月23日付「聖教新聞」
 出席者:秋谷会長、青木理事長、石田幸四郎 中部総主事(元公明党委員長)、市川雄一 東海道参与(元公明党書記長)、大川清幸 東京・墨田区副総合長(元公明党参院議員)、近江巳記夫 大阪・豊中総県主事(元公明党代議士)、杉山青年部長、弓谷男子部長
近江 そういえば民主党の菅直人代表が先日、党大会で竹入の言葉を引いて“公明党は学会の意向で党の代表を決めている”なんて言ったらしいな。
青木 バカバカしい(笑)。竹入みたいな悪党のデマを真に受けてるのか? 野党第1党の党首の名が泣くよ(爆笑)。
石田 公明党の党代表は、2年に1回の党大会で皆の合議に基づいて決められている。民主的な手続きに基づいて選出されている。
 私も、神崎代表も、そうだったよ(大笑)。
杉山 それだけじゃない。菅代表は“小泉政権は公明党に首根っこを押さえられた政権だ。日本の政治が公明党を通して創価学会という一宗教団体に支配されてはならない”などと言い放ったんだ(爆笑)。
大川 だったら民主党は支持者の意見も聞かないのか。それじゃあ独裁政党じゃないか(笑)。
石田 まったくだ。支持団体が何か言ったら「支配」なのか(爆笑)。バカバカしい!
 批判するなら政党を批判しろ。他党の支持団体を攻撃するバカが、どこにいる!
大川 「政治参加の自由」「信教の自由」の侵害だ。
青木 これまた、いつもの「票狙い」だよ。「いつもの手」だよ(大笑)。
 こういうズルいやり方をするから信用されないんだ。だから日本には「政治家革命」が必要だというんだ。

 平成16年1月24日付「聖教新聞」

 出席者:秋谷会長、青木理事長、石田幸四郎 中部総主事、市川雄一 東海道参与、大川清幸 東京・墨田区副総合長、近江巳記夫 大阪・豊中総県主事、杉山青年部長、弓谷男子部長
大川 前回の座談会では、民主党の菅直人代表が、詐称男の竹入の言葉を引いて暴言を吐いた話題が出たな。
秋谷 選挙が近づくと“政教一致”だの“宗教団体が支配”だのと事実無根のデマを流す。使い古した常套手段だ。
近江 そもそも宗教者、宗教団体の政治参加は日本国憲法でハッキリ認められている。中学生でも知っている常識中の常識だよ。
青木 それを否定するのは憲法無視の独裁者だ。恐ろしいことだ。陰湿な人間は、やがては皆から捨てられる。
弓谷 これだから民主党の中からも「独断」とか「イラ菅」とか言われるんだ(爆笑)。
石田 だいたい民主党は今度の参院選に、立正佼成会系などの候補を2人も出すそうだが、そっちはどうなんだ(大笑)。
青木 こんなザマだから、いつまで経っても国民の支持が広がらない。政権が取れないんだよ(大笑)。
大川 そもそも菅氏は、昨年の総選挙で何と言っていたか。さんざん“今度の選挙は「マニフェスト(政策綱領)」選挙だ”と公言していたじゃないか。
近江 そうだったな。自民党にも“政策で勝負しろ”と、テレビでも新聞でも街頭演説でも絶叫していたな。
市川 それが選挙が終わるや、政策なんか、そっちのけで、支持団体の攻撃に狂奔か。
青木 政党は政党同士で戦え! 権力を使って支持団体を攻撃する。まさに宗教弾圧じゃないか。
秋谷 宗教団体が、どこの団体を支持しようが、それは憲法で保障された自由じゃないか。
青木 私の友人の新聞記者も「そこまで菅氏は、追い込まれているのか」と呆れていた(大笑)。
市川 もう「政策で勝負」のほうは、どうでもいいのかね(爆笑)。
近江 今回の彼の暴言について公明党の議員からも?b明確な憲法違反だ。名誉毀損だ。断固、告訴すべきだ”と怒りの声が続々とあがっている。
石田 当然だな。神崎代表も“これまで菅代表は「公明党と連携して政権をとりましょう」と言っていた。
 ところが立場が変わったら、全く違うことを言うのは見識を疑う”“嫉妬だ”と厳しく反論していた。
弓谷 まったくだ。当然だよ。だいたい以前、“公明党と基本的な路線は同じですから”と平然と言っていた当の本人じゃないか。
青木 学会にも支援を依頼しに来ていた。
石田 それに菅氏は“民主的中道という、皆さんの考え方を私たちのものとして民主党は旗を掲げた。基本は共通している”とまで断言していたではないか。
近江 ところが公明党が与党になったとたんに“公明党は憲法違反だ”とか“民主主義政党ではない”(笑)。180度反対のことを言い出した(大笑)。
大川 最初は「基本は共通」で、1年後には“民主主義政党ではない”か(笑)。
杉山 あまりにも公明党や学会が素晴らしく偉大だからだ。
 男の焼き餅は真っ黒けと言われる通り、彼こそが反民主主義の先頭に立っているではないか(爆笑)。
秋谷 要するに「選挙目当て」「票目当て」だ。新聞各紙も、そう見抜いている。
青木 国民は、とっくに、そんな低次元の演説なんか、お見通しだよ(大笑)。
弓谷 民主党は昨年の総選挙で、目標にしていた政権が取れなかった。今度の参議院選には菅代表の命運が懸かっている。
 それで恥も外聞もなく、他党の支持団体の攻撃に狂奔している。「迷走」している。見苦しい限りだな。
大川 民主党の議員の中にも、支持者にも呆れ返っている人が多くいるようだ。
 そういう話も、あっちこっちから聞いているよ。
青木 しかし、なんで今ごろ、こんなバカげたことを言い出したのかね。時と場合によっては、公明党は民主党の大きなパートナーじゃないか。
近江 それこそ、誰かに“首根っこを押さえられて”学会攻撃をやらされてるんじゃないのか(爆笑)。
杉山 そういえば菅氏は、党大会での話で、公明党を映画の「エイリアン(異星人という意味)」になぞらえて、こうも言っていた。
 “人間の身体に他の生物が入り込み、コントロールする映画がある。自民党の内側に公明党が入り込んで、コントロールする状況になりつつある”なんて放言していた(爆笑)。
青木 何が「エイリアン」だ。
 よその党から来た「エイリアン」政治家に食い込まれて、内側からコントロールされてるのは、どこの政党だ?(爆笑)
大川 だいたい公明党と連立を組んでいる自民党に失礼じゃないか。
秋谷 とにかく、政治家たるもの、自分の言葉には、きちんと責任をもってもらいたい。
 民主党が政権政党を目指すのなら、正々堂々と政策で勝負すべきだ。実績で勝負すべきだ。
青木 その通り、その通りだ。陰険、卑劣、悪辣きわまる宗教弾圧は即刻やめろ! 見苦しい真似は天下の人々が皆、見抜いている。与党であろうと野党であろうと、そういう人権侵害の政治家は断じて許さぬ!
 健全な民主主義社会のためにも、ハッキリ断言しておく。そういう連中とは、我々は断固として戦う。
弓谷 そもそも今の民主党は、宗教弾圧に狂奔している場合か? 身内は事件だらけ、問題だらけじゃないか。我々は今は黙っているが、いつの日か、火ぶたを切るぞ。

※公明党の委員長・書記長経験者が、議員引退後、創価学会の役職をもって「聖教新聞」紙上で、会長・理事長とともに民主党と民主党の党首を激しく攻撃する座談会を行っている事実は、両者の一体関係を明示している。公明党の創立者である池田大作創価学会名誉会長は、両者の関係を「一体不二」と表現したが、まさに創価学会・公明党が池田発言通りであることを証明する座談会記事と言える。
 民主党や共産党をはじめとする野党各党や、現在は公明党と連立しているものの、かつては創価学会と公明党の関係を政教一致だとして厳しく批判し、創価学会問題を追及していた自民党も、こうした創価学会・公明党の政教一体の構造的体質を正確に認識し、日本における政教分離を徹底する努力を行うべきだろう。その意味で昨年の参院選後、民主党が創価学会・公明党問題を国会で取り上げていることは注目に価する。

乙骨正生(おっこつ・まさお)フリージャーナリスト。1955年生まれ。創価中学・創価大学法学部卒。宗教・政治・社会分野などを取材、週刊誌・月刊誌を中心に執筆。著書に『怪死』(教育資料出版会)『公明党=創価学会の野望』『公明党=創価学会の真実』(かもがわ出版)など。

https://forum21jp.web.fc2.com/2008315_1.htm
 

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コメント
1. 2022年4月13日 13:13:15 : LFdj7v4TY2 : Wjd2WFhmd1NEbzI=[4597] 報告
創価公明が民主党で意識しているのは辻元清美さんでしょうね。あれは共産党と同じで強力な商売敵ですから。女性部でも腹の内で辻元さんを支持している人は少なくないでしょう。辻元さんは今落選していますが復活の機運は十分あります。脅威に感じているんですよ。

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