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ナショナリスト<本澤二郎の「日本の風景」(4396)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/32438149.html
2022年03月26日 jlj0011のblog
<米諜報機関CIAの工作対象者はナショナリスト起用>
喧嘩両成敗は、古来より普遍的な真実である。プーチンも危険な暴君だが、ゼレンスキーも知恵が浅く、危ないナショナリストである。ゼレンスキー演説に興奮した山東昭子参院議長に失望した国民は、必ずいたはずである。闘いを賛美する日本のナショナリズムに驚いたのは、反戦平和の日本国憲法ではなかったろうか。
一連の事件の隠れた主犯はアメリカである。軍事同盟のNATOを拡大、ついにロシアの隣国に迫って、喉元に匕首を突き付けた。驚いたプーチンは、ウクライナとNATOに対して警告してきたが、埒が明かないものだから、軍事行動でケリをつけようとした。しかし、武器弾薬を使っての砲艦外交は21世紀の今日、国際社会が容認するわけでもなく、人々の共感を得るはずもない。
ロシアの暴君は、それゆえにワシントンの仕掛けた大きな罠に落ちてしまった。バイデンはG7を束ねて、ウクライナに軍事経済支援をする一方、ロシアには経済を封鎖した。戦前の日本も、欧米から石油を止められて、暴走へと突っ走ったが、既に勝負ありだ。バイデンの最後の手は、プーチンの核のボタンを、どう食い止めるか、であろう。
それにしても、ウクライナのナショナリストは、扇動者として一流である。「情報」を武器にして、国際社会から絶賛されている。ゼレンスキーは国民を盾にして「祖国を守れ」と檄を飛ばしているだけであるのだが。ロシア軍による砲撃で破壊された住宅などの残骸を世界に大掛かりに発信して、人々の同情を集めてしまった。プーチンは敗れたりだ。
日本は、もう10年以上前から、列島にナショナリズムの覆いをかけてきた。山東昭子だけではない。単純にウクライナに賛同、そのための防弾チョッキなどの軍事物資の仕送りを、当たり前だと考え違いさせられている。もしも、参院議長が山口淑子だったら、こうはならなかったろう。尖閣問題の火付け役となった山東は、軍国主義賛成派に変身していた。彼女を政界に引き上げた泉下の田中角栄はどう思っているだろうか。女性のナショナリストは、高市だけではなかった。いただけない。
米CIAはプーチン打倒に、芸人上がりのナショナリストを対抗馬に仕立て上げ、見事に成功している。悲惨な女子供の無念の死、非難すべき男たちも前線に立たされて命を落としているというのに。恐ろしい地獄の悲劇が、CIA仕込みのアジテーターによってロシアは、翻弄されている。
<安倍祖父・A級戦犯岸信介とゼレンスキーは反共ナショナリスト>
反米右翼雑誌をみると、日本をワシントンの属国という表現が用いられている。これに同意する国民も少なくない。しかし、自民党の本体や政府機構は、CIAの協力者のように変質し、それが不思議だと思われていない。日本はCIA工作が見事に成功した唯一の「国家」といえるだろう。
その元凶は、安倍の祖父で戦争犯罪人の岸信介である。CIAに命乞いをした売国奴第一号だ。なぜCIAは岸を抱きしめたのか。日本を反共の砦にするための格好の人物、すなわち反共ナショナリストだったためだ。右翼の大物・児玉誉士夫も檻から放たれた。ナショナリスト・中曽根康弘は、児玉の靴を磨いて跪いた。中曽根の盟友・渡辺恒雄が采配を振るう新聞テレビは、ナショナリズムを列島に流布する役割を担っている。武器の一つが野球だ。いまNHKのスイッチをひねると、野球放送で騒々しい。
ワシントンの日本操縦士は、武器弾薬利権で笑いが止まらない。
いずれゼレンスキーを抱き込んだCIA工作員の回顧録が登場することになろうが、かつての仲間同士を戦わせることで、プーチンを排除してNATOを思い切り拡大させようという作戦の秘話は興味深い。日米戦争も、経済力で日本敗北は最初から分かりきっていた。それでも昭和天皇は、配下の二人の皇族(陸軍と海軍のトップ)を引き連れて、米国の奴隷商人の息子だったという反日のルーズベルトに挑戦して、二発の原爆投下で敗北した。
当時の日本が、ロシアのプーチンか。歴史は繰り返される。貪欲が支配する人間社会に平和は訪れそうもない。死の商人は、世界のいたるところにいる。それらの駒がナショナリストである。
<岸の孫はプーチンとの27回会談で(領土問題は)前進した?と開き直る>
昨日から今日にかけて日本のナショナリスト・安倍晋三が、またしても驚くべき発言を右翼雑誌で吐いていたことが、報道されている。プーチンに手玉に取られた安倍は「日露交渉は前進した」と。事実と真逆のことを載せる雑誌も狂っているが、狂った発言をした安倍は?精神分析が不可欠だろう。
<安倍・国家主義を全面的に支援=3分の2議席確保したカルト教団>
多数の言論人は、カルト教団の金と票に怯えてしまっているが、安倍を斬るのには政教分離裁判を起こす必要があろう。安倍ナショナリストを可能にさせた元凶を放置すれば、第二のナショナリストが登場するだけである。
<ロシアの反戦大規模デモがウクライナで見られない!>
戦争は、いかなる口実を弄しても悪である。大義はない。ロシアでは反戦の激しいデモが起きている。プーチン打倒のうねりは、民主化の象徴である。さてウクライナでは、反戦運動は見られない。おかしいと思わないのか。
2022年3月26日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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