佐賀知事「ふに落ちない」　諫早湾干拓の「開門」無効を批判（国は常に正しかったと云う？！）戦争とはこういう物

佐賀知事「ふに落ちない」　諫早湾干拓の「開門」無効を批判（国は常に正しかったと云う？！）
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投稿者戦争とはこういう物日時 2022 年 3 月 26 日 09:38:40: N0qgFY7SzZrIQ　kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo

　国が湾の閉鎖を強行して農業者の入植を行い、挙句水質悪化を無視し続けて「２５年経ったからもう良いだろ」とは？！パレスチナやウクライナ同様の強行策を後付けで正当化するとは、この国も独裁国家を批判できる国では無い。

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佐賀知事「ふに落ちない」　諫早湾干拓の「開門」無効を批判

2022/3/25 17:03

*平成９年４月、国営諫早湾干拓事業の閉め切り工事で、潮の流れをせき止めるため次々と落とされる鋼板＝長崎県・諫早湾　https://cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/KPJNOLDYBVPMZO7BYJEH3WZUAE.jpg

諫早湾干拓訴訟の差し戻し控訴審で、漁業者側は堤防排水門を開けるよう命じた確定判決が無効だとした２５日の福岡高裁判決について、佐賀県の山口祥義知事は同日、「非常に残念だ。確定した判決を、事情が変わったから従わなくていいというのはふに落ちない」と批判した。

諫早湾干拓は「開門」「非開門」の相反する司法判断が併存。最高裁は別訴訟で令和元年６月、国が主張する非開門を支持している。

今回の請求異議訴訟は、開門を命じた平成２２年の確定判決が無効だとして国が起こした。３０年７月の福岡高裁判決が開門命令を無効化したが、最高裁が令和元年９月差し戻した。

確定判決からの時間経過による「事情の変化」をどう判断するかが争点。開門せず、漁業振興基金による解決を目指す国は、諫早湾周辺の漁獲量は増加傾向だと主張。漁業者側は、漁獲量は増えていないなどと反論していた。

■諫早干拓、差し戻し審判決　漁業者側は上告意向

■諫早干拓差し戻し審判決　開門の確定判決は無効　国の請求認める　

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今回の判決は相当無理筋で強引だ。

そこに疚しさがあるのか、「付言」なんて言い訳をつけている。

「有明海周辺に生じている社会的諸問題は判決によって直ちに解決するものではない」

なんだそりゃあだ。

長年の係争課題に決着をつけるべく下した判決じゃなかったか。　

「双方当事者が有明海や周辺地域の再生や発展に向けた協議を継続、加速させる必要がある」

有明の海は再生していると判決の中で語っておきながら矛盾したことを言う。

加速させる必要があるとは、勘ぐれば政府の言いなりに黙っておとなしくしていればそれなりの金は出すよということではないか。

話し合いのテーブルにつかなかったのは国側であり、農水の担当北林課長の「非開門を前提に有明海再生に向けた建設的な話し合いをしたいという提案があれば真摯に検討する用意がある」という傲慢発言からは国から歩み寄ろうなどという発想は微塵もないことを思わせる。

そちらが敗北を認め歩み寄るなら金だけは出してやってもよい、いわば所詮は金目でしょ的なあさましい人を食った言い様である。

差し戻しって時点で、「違う判決を出せ」という命令だからな。
国が、最高裁が、危機的状態だ。

ハナから日本の司法など腐りきっている。ウソのテレビ番組で、正義の弁護士が活躍するサスペンスドラマで誤魔化していても、現実の腐敗の前に、ドラマのウソなどすぐにバレる。

悪い意味で事実は小説よりも奇なりだ。開門したところで、諫早の自然が再生するとは思わないけれど、それでも国のゼニをドブに棄てるつまらん事業は正義で、国民や地域の善意の批判を悪と見なす傾向が続く限り、まともな国にはなれない。

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