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経済安保は甘利明氏「排除」…闇バイト“絶倫官僚”藤井敏彦氏の調査報告書に名前が
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/302459
2022/03/13 日刊ゲンダイ
名前をさらされ…(甘利前幹事長)/(C)日刊ゲンダイ
岸田政権の目玉である経済安全保障推進法案の審議が来週から始まる見込みだ。法案の責任者だった藤井敏彦・前経済安保法制準備室室長は先月、無許可副業や不倫疑惑、「絶倫先生」というあだ名までを「週刊文春」に報じられて更迭。のっけから法案にケチがついた格好だが、9日に藤井氏の処分が発表された。
その調査報告書の中身が、永田町で話題になっている。藤井氏は停職12カ月の懲戒処分。本人は即座に辞職願を提出し、了承された。退職金約4000万円のうち、無許可の“闇バイト”などで得た報酬分の3400万円が減額されるという。
「森友学園問題で処分された財務官僚と比べると、かなり厳しい処分という印象です。それより注目を集めたのは、調査報告書に、藤井氏と甘利前幹事長の親密な関係を強調するような記載があることです。必要ないところでわざわざ名前を出して、経済安保を強力に推進してきた甘利氏の影響力をそぐ狙いが感じられます」(自民党関係者)
調査報告書は主に「部外者に対する情報漏洩及び便宜供与」「兼業」「タクシー券の不適切利用」などについての調査結果が書かれている。最後に藤井氏が送信したメール1通のコピーが資料として添えられているのだが、なんだか奇妙な証拠資料なのだ。「架電の件」というタイトルで、本文は「これで明日金融庁が甘利先生のところにいくはずです」。他の固有名詞は黒塗りされているから、甘利氏の名前が際立って見える。
奇妙な証拠資料が示すものは…
調査報告書に提出されたメールのコピー(提供写真)
このメールは、金融庁から送付された対外非公表の文書を、藤井氏が客員教授を務めていた多摩大学ルール形成戦略研究所の國分俊史教授に無断で送っていたことを示すものだ。
「これまで経済安保は國分教授と甘利先生、藤井氏の3人が一体となって進めてきた。特に甘利さんが國分教授に心酔していて、ほとんど言いなりという感じでした。調査報告書に名前を出したのは、藤井氏の失脚を機に3人まとめて排除しようという官邸の意図の表れのように見える。主導権を経産省から奪いたい財務省の仕業かもしれません」(経産省関係者)
実際、藤井氏の後任室長には財務省出身の泉恒有氏が就いた。新法が成立すれば経済安保は巨大利権になる。
参院予算委員会で藤井氏の懲戒処分について聞かれた岸田首相は「国民の公務員に対する信頼性を著しく失墜させ、言語道断だ。大変遺憾なことだ」と言い、「藤井氏の非違行為は法案に影響していない」「しっかりと審議をお願いしたい」と求めたが、いわくつきの法案だけに、審議は荒れそうだ。
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