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クラスター断トツの高齢者施設は対策なし…岸田首相「まん延防止」延長も専門家を軽視
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/302143
2022/03/05 日刊ゲンダイ
分科会は政府の追認機関に成り下がり(C)JMPA
18都道府県を対象に「まん延防止等重点措置」の延長が4日、正式決定。期間は21日まで。主な理由は病床使用率の高さだが、クラスターも高止まりだ。
厚労省によると、直近2月28日までの1週間に全国で確認されたクラスターは1128件。過去最多の前週(1253件)より減少したものの、6週連続の1000件超えだ。
場所別は「飲食店」が時短要請の効果か、1月17日までの週の69件から、直近はたった3件に激減。それでも全体の数が下がらないのは「高齢者福祉施設」の件数が急激に増えているからだ。
1月18日の週からの発生件数は112→249→316→455→482と5週連続で過去最多を更新。直近は363件とようやく前の週から減っても、全体の3分の1近くを占める。
相変わらずターゲットは飲食店
どうせ、まん延防止を延長するなら、岸田政権は感染ホットスポットの高齢者施設の対策に乗り出すべきだが、相変わらずターゲットは飲食店のみ。政府分科会の専門家に高齢者施設対策を諮るどころか、その存在をないがしろにしている。
「先月18日の延長時も、今回の延長時も、岸田首相は分科会に正式に諮る前日に記者会見を開き、まん延防止を延長する旨を表明しています。菅前首相は緊急事態宣言やまん延防止を発令・延長する際、分科会の正式決定後に尾身会長と一緒に会見し、見解を述べさせたものですが、岸田首相は尾身会長と2人で会見に臨むそぶりもない。首相のつれない態度には『専門家の意見を軽視している』との声も上がっています」(政界関係者)
日刊ゲンダイは先月17日の岸田首相の会見に参加したが、質問で指名されなかった。その直後、岸田首相に書面で分科会開催前に会見で延長を表明する理由を聞くと──。「会見においては、分科会にお諮りする案を説明した」「『決定事項』として説明したことはなく、専門家の意見を軽視しているとのご指摘も当たりません」との回答だった。
岸田首相にコケにされながら「追認機関」に成り下がっている分科会も情けないが、岸田首相の子供じみた言い訳も、みっともない。
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