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強毒なステルスオミクロン「BA.2」が招く肺炎型重症の恐怖 都内基準の重症者1カ月で8倍強に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/301714
2022/02/24 日刊ゲンダイ
新たな強敵にどう対応するのか(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ
ステルスオミクロン「BA.2」の市中感染が広がっている。これまでに愛知、東京、宮城、大阪、神奈川で確認された。既存のオミクロン「BA.1」よりも、感染力が強いとされているが、重症化リスクも高いとの研究も登場している。それを裏付けるように、都内で肺炎型の重症者数が激増している。
◇ ◇ ◇
香港大の研究チームによると、既存のオミクロン「BA.1」の増殖速度は気管支内でデルタ株の70倍近くだが、肺の中では従来株の10分の1程度だという。
肺炎など重症になれば、人工呼吸器の装着が必要になる。第6波初期は肺炎型の重症者は非常に少なかった。グラフの通り、人工呼吸器やECMOの管理が必要な患者のみを対象とする東京都基準の重症者数は1月18日までは1桁。31日でも26人だった。
人工呼吸器が必要な重症者は1カ月で8倍に |
ところが、2月に入り、急増。8日に50人、16日に80人を突破し、19日と20日に6波最多の87人を記録した。1カ月で8倍超だ。23日は80人と高止まりが続いている。
重症者は感染者から遅れて増える。第5波では都内感染者数のピークから2週間後に重症者数がピークアウトしている。第6波のピークは2月2日の2万1576人。23日は1万4567人と減少しているが、感染者のピークから3週間経っても重症者数が減少に転じる気配がないのだ。
人工呼吸器が必要な重症者が2月以降、急増し、なかなか減らないのはなぜかーー。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)がこう言う。
「新規感染者数や高齢者感染の増加では説明できない現象です。第6波の初期のオミクロンとは違うタイプのウイルスが肺炎などの重症を引き起こしている可能性があります。重症化リスクが高いデルタ株が残っているか、あるいはBA.2へと置き換わっているのかもしれません」
病原性はデルタ株など従来株と同等
人工呼吸器やECMOの管理が必要な患者のみを対象とする「東京都基準の重症者数」
/(C)日刊ゲンダイ
BA.2の重症化リスクについて気になる研究結果がある。
東大医科研の佐藤佳准教授はハムスターを使った感染実験を実施。自身のツイッターに〈BA.2(ステルスオミクロン)は、伝播力、病原性、免疫抵抗性のいずれにおいても、BA.1(従来のオミクロン)よりもリスクが高い可能性があります〉と記している。病原性はデルタ株など従来株と同等だという。つまり、BA.2は気管支内にとどまらず、肺の中に入り込み、肺炎など重症化につながりやすい恐れがあるのだ。
都内で肺炎型の重症者が急増しているのは、すでに侵入したBA.2が影響していると考えてもおかしくない。デンマークなどBA.2が主流になっている国もある。
オミクロンの亜種と、侮ってはいけない。
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