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元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2047278.html
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呉市議会は2月17日、政治倫理審査会を開き、谷本誠一議員が釧路空港で飛行機から降ろされた事件について本人から事情を聞いた。谷本氏は「マスク着用のお願いを執拗(しつよう)に迫られた。基本的人権を損なうものであり、その結果遅れた」と主張した。他の委員は「結果として迷惑を掛けた」などと批判に終始し、議論は平行線をたどった。
日本新聞協会加盟社の全テレビ・新聞は谷本氏を一方的に非難する報道を展開し続けているため、法律や科学をよそに多数者が少数者を抑圧している。呉市民と同議会の良識が問われそうだ。
今回の政治倫理審査会は、6人の議員の請求によって開かれた。議員9人で構成され、林田浩秋議員が委員長に、田中みわ子議員が副委員長に選ばれた。討議は2時間以上続いた。谷本氏からの聞き取りが1時間40分行われた後、今後の扱いが協議された。
冒頭、事務局から審査請求の根拠が説明された。呉市議会議員政治倫理条例第3条第1項第1号「市民全体の代表者として、その品位と名誉を損なう一切の行為を慎む。その職務に関し、市民の疑惑を招くおそれのある行為をしないこと」が読み上げられ、承認された。
続いて、同市議会事務局に2月8日〜16日に苦情などが1670件寄せられたことが報告された。13日までの内訳は「議員辞職してほしい」42%、「迷惑な行動である」33%など批判的な意見が圧倒的な一方で、谷本氏に賛同する意見も7%あった。
意見を求められた谷本氏は、「メディアの力が非常に大きな影響力を持っているが、新聞やテレビ放映されるニュースが全てを言っているとは私は感じていない」と述べた。同乗した筆者の記事が添付資料に掲げられていないことを挙げ、「批判等を寄せられた方には、その内容を知られている方は少ないのでは」と指摘した。
「記者会見でも述べたが、結果的に飛行機を遅らせたことが、公人である立場で迷惑を掛けているとの指摘を受けた。これは事実上、結果がそうなってしまったので、それは甘受するところで、おわび申し上げると申し上げている」と釈明した。
機内でマスク着用を求める乗務員に「強制ですか任意ですか」と問うと「お願いです」と返答され、「従うかそうでないかは個人の自由、権利が保障されている」との考えで並行線をたどった経緯を説明した。
さらに乗務員には、公共交通機関においてマスクが感染を防止する効果を立証する科学論文または公文書を求める開示請求に対し、「不存在」の回答があったことや、国交省航空局危機管理室にその認識を確認した際、「マスク着用は願いであって強制ではない」と回答されたこと、単にマスクを着けないことは航空法第73条の4が定める安全阻害行為に当たらないとの赤羽前国交相の答弁を示したことを明かした。
「空港のチェックインカウンターで『乗れることは確定しています』と告げられ、保安検査場まで案内された事実を記者会見でも話したが、マスコミは一切無視している」と批判した。
国交省はマスクを強制できないことを理解しているのに、空港の現場では着けないと降ろす対応がなされているとし、「この理不尽を正すために私が当事者として立たされたのではないかと、使命感を持っている。大義に立って、今後も訴えていきたい」との考えを示した。
他の委員からは、結果として1時間10分出発を遅らせたとの理由で谷本氏を糾弾する意見に終始した。阪井昌行議員は「全く人間として通用しない弁明」「飛行機内の緊迫する中で、書類が『不存在』という切り文したようないやらしい主張をしている」などとこき下ろした。定森健次朗議員は「憲法や医学的根拠は、この場で話すべきことか」と退けた。
小田晃士朗議員が「今回問われている『品位と名誉を損なう一切の行為』のうち、谷本議員にとってはどの行為がそれに当たるとお考えか」と問うたのに対し、谷本氏は「違法行為があればとがめられても仕方ないが、警察には任意の同行で協力したつもり。1つも悪いことはしているつもりはないので、結果的に遅らせた谷本が悪いというマスコミ報道の論調1本のため、議会の品位を損ねたとイメージづけられているのは疑問」と答えた。
井出畑隆政議員は、「一般論として、多くの人に迷惑を掛けたことは、公人として取るべき行動ではない」と非難した。山上文恵議員が「市民が恥をかかされた」とやり玉に挙げると、谷本氏は「大多数が『辞めろ』『恥をかかされた』と言う一方、7%の少数意見が谷本の行動を賞賛している。少数派だからマスクを着けないのは非常識、非国民ということ自体が全体主義」と戒めた。
田中副議長が「呉市に移住したくない、観光もしたくないとの声もあった」と述べ、ふるさと納税をしたくないとの表明が10件あったことを「どう思うか」とただした。谷本氏は、「ご意見は真摯(しんし)に聞くが、悲しいこと。呉市民の幸せは、感染症対策からどう抜け出していくかとつながっている。大きなところから動かさないと変わらないから、私は動いている」と答えた。
神田隆彦議員は「世の中は結果論が全てであり、(問題が)なかったらこういう審議会を開く必要ない。呉市議として今回の件をどう思うか」と尋ねた。谷本氏は「物事には全て、原因と結果がある。原因がどちらかといえば重要」と返した。
谷本氏が退席すると、今後の日程が協議された。22日午前に第2回が開かれることが決まった。今回の質疑を各会派が持ち帰り、議員政治倫理条例に違反するかどうか検討する。さらに次々回、どのような措置が適当か持ち帰って検討した結果を協議する。同条例には、措置として辞職勧告と警告がある。
終了後記者団に辞職勧告の見通しを問われた林田委員長は、「雰囲気を見て分かると思うが、想像してください」とうなずきながら、「皆さんと同じことを思ってる」と辞職勧告を本会議に上程する方向性を示唆した。ただし、辞職勧告決議が採決されても法的拘束力はない。
退席後、ぶら下がりに応じる谷本氏(2022.2.17筆者撮影)
動画URL: https://www.bitchute.com/video/T8vxC8NuD4Vh/
「谷本氏は日本の宝」、市庁舎前で30人が議会対応に抗議
夕方、谷本議員への一方的なつるしあげに抗議する集会が呉市庁舎前で開かれた。市民約30人がのぼりを掲げて演説するのを、市職員約15人と公安警察5人が見守った。のぼりには「メディアの大罪 放送法第4条違反 コロナの危険はあおり、ワクチンの弊害は無視」の文字が躍る。手にしたボードには「谷本先生は日本の宝 ありがとうございます」などと書かれている。
主催したのは街宣隊「みんなあつま・る・よ」で、県内各地から賛同者が姿を見せた。代表のアキさんが、「谷本議員がマスコミに一方的に悪者にされ、他の市議会議員も同調しているのを知って、居ても立ってもいられなくなった」と集会を呼び掛けた動機を明かした。
谷本氏が降機させられたことを伝える筆者の記事を読んだ後にマスコミ報道に接したことに触れ、「報道内容が全く違う。高橋さんは存在しなかったかのように伝えられ、テレビは谷本議員を悪者扱いします。高橋さんの記事は見つけるのが難しく、検索してもヒットしない。そのため、谷本議員は単に『おかしな人』と思われている」と嘆いた。
男性が谷本議員の実績を紹介する。@地方議会でコロナワクチン予算に反対したAノーマスク学校生活宣言を提唱B「新型コロナワクチン接種中止の嘆願書」と「ワクチンパスポート・接種強制化反対の嘆願書」発起人として2021年6月24日と同年12月2日にそれぞれ記者会見を行った――ことを挙げた。
その上で「飛行機から一緒に降ろされた高橋清隆さんの存在をメディアが伝えないのは、彼のブログにこれらを取材して書かれた記事が残っているから」と指摘。「谷本議員がこのような記者会見に携わるための交通費などの費用は、全て自腹です」と補足した。
集会は約1時間40分開かれ、終盤には根拠のない各種コロナ対策と戦う谷本議員への感謝をつづった手紙が4通読み上げられた。
私の演説(2022.2.17筆者撮影)
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