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自民京都府連“マネロン”選挙買収疑惑の当事者は国家公安委員長 岸田総理“思い出入閣”の痛恨
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/301335
2022/02/15 日刊ゲンダイ
よりによって現職、ロクに説明しなかった(二之湯智国家公安委員長)/(C)日刊ゲンダイ
よりによって警察庁を所管する現職閣僚の“選挙違反”疑惑に、国会が大揺れだ。自民党京都府連が国政選挙の候補者から資金を集め、地元の地方議員に配っていた「選挙買収」問題を巡り、二之湯智国家公安委員長(参院・京都)が当事者として追及されているのだ。
「府連は、国政選挙で“手足”となる地方議員に『活動費』として1人当たり現金50万円を支給。原資は候補者から府連への寄付金で、各議員の政治団体に『寄付』『交付金』などの名目で資金を流した。候補者が地方議員に直接、カネを渡せば公職選挙法が禁じる買収に当たりかねないため、府連が間に入り、“資金洗浄”役を担ったとみられます。実際、2014年に府連事務局長交代の際に作成された『引継書』には〈マネーロンダリングをするのです〉と記されていた」(地元関係者)
実は二之湯氏も16年7月の参院選直前、府連にカネを流していた。代表を務める政党支部から府連に同年4月、960万円を支出。公益財団法人「政治資金センター」に掲載された同支部の収支報告書(11〜19年分)をチェックすると、府連への支出は他に、15年3月の260万円のみで、他の年は一切出てこない。16年分だけが突出している。
14日の衆院予算委員会で野党に「選挙直前に960万円も支払ったのはなぜか」と問われた二之湯氏は「党勢拡大のため」と繰り返し答弁。あくまで選挙とは無関係の寄付と言い張った。
逃げ切る気だろうが、過去、府内で選挙を戦った別の当事者からは疑問の声が上がる。安藤裕・前自民党衆院議員(京都6区)は、動画チャンネルで「候補者→府連→地方議員」のカネの流れがあったと認め、「選挙直前の支出は買収に当たると思われてしまう」と指摘。12、14年に京都3区で当選した宮崎謙介・自民党元衆院議員も、日刊ゲンダイにカネの流れを認め「府連の徴収には違和感があった」と話した。
今後も二之湯氏への追及は止まりそうになく、任命権者は頭が痛い。
「岸田総理が二之湯さんを入閣させたのは、昨秋の総裁選で協力してくれた茂木派所属の“待機組”だったから。昨年6月に次期参院選への不出馬を表明した二之湯さんに、政治家人生の花道を飾ってやろうと“思い出入閣”させたわけです。こんな問題が浮上するとは思っていなかったでしょう」(官邸事情通)
痛恨の“思い出入閣”だ。
「私の思いで寄付」買収疑い否定 二之湯氏 自民・京都府連のカネ配布
2022/02/14 FNNプライムオンライン
自民党の京都府連が、国政選挙の前に候補者から集めた金を地方議員に配っていたことについて、元府連会長の二之湯国家公安委員長は、衆議院の予算委員会で「わたし個人の考えで寄付した」と、組織的な徴収を否定した。
野党側は、2016年の参議院選挙前、二之湯氏が代表を務める支部から、京都府連への960万円の支出を追及した。
立憲民主党・階議員「各候補者が直接、地方議員に選挙運動の資金を供与すると買収罪にあたるので、京都府連を使ってマネーロンダリングをしたということではないか」
二之湯国家公安委員長「(京都府連は)党勢拡大活動をしている。いろいろな費用がいるだろうと。わたしの思いで寄付をさせていただいた」
二之湯氏は、「寄付した金をどう使うかは、府連の裁量だ」と述べ、組織的な買収を否定する一方、金額の根拠を「つまびらかに記憶していない」と答弁し、審議が一時中断する場面もあった。
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