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「菅派」結成の動きで自民党勢力図が一変か 側近・佐藤勉議員が麻生派退会で急加速
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/301293
2022/02/15 日刊ゲンダイ
敵の敵は…(安倍元首相と菅元首相=右)/(C)日刊ゲンダイ
自民党の佐藤勉前総務会長が、所属する麻生派(53人)を近く退会するというニュースが流れ、「いよいよ“菅派”結成か」と自民党内に臆測が広がっている。佐藤氏は菅前首相と同期の側近として知られるからだ。
一部報道によれば8日に佐藤氏は国会内で菅前首相と会談し、退会について報告したという。佐藤氏に近い複数の麻生派議員も一緒に抜ける可能性があり、そうなると麻生派は党内第2派閥から転落する。
「かつて谷垣グループに所属していた佐藤さんは、2017年に『天元会』という独自グループをつくって離脱し、6人を引き連れて麻生派に合流した。その時に行動を共にした棚橋元科学技術相や御法川国対委員長代理、阿部俊子衆院議員らが今回も同調するとみられています。さらに菅前首相を支える無派閥議員のグループや、菅さんに近い二階派の一部、森山派、石破グループなどが集まり、50人程度になれば岸田派を抜く勢力になる。麻生派から抜ける人数によっては、いきなり第3派閥に浮上するかもしれません。菅さんの存在感が一気に高まり、党内の勢力図は一変します」(自民党関係者)
背後に安倍元首相の私利私欲
実は菅前首相に対し、熱心に派閥結成をけしかけているのが安倍元首相だ。昨年12月3日、ジャーナリストの桜井よしこ氏との対談番組に出演した安倍元首相は、「菅さんが派閥をつくろうと思えば簡単に結成できるのではないか」と言い、「私と菅さんとの絆は相当強い」などとアピール。
自分が政権を放り出した尻ぬぐいをさせた上、菅政権末期には求心力低下に苦しむ菅首相を見放して総裁選出馬断念に追い込んだことなど、まるで“なかったこと”のように蜜月関係を誇示していた。
ともに、岸田首相と距離がある者同士、「敵の敵は味方」でタッグを組み、岸田包囲網を敷く算段ということか。
「安倍氏からしてみたら、菅派が結成されて手を組めれば、最大派閥の安倍派を上回る数になる“大宏池会構想”に対抗する勢力を維持できる。さらには『総理経験者が派閥会長なんておかしい』という批判をかわすこともできて一石二鳥です。だから熱心に菅派結成を働きかけている。しかし、それで党内の非主流派が結集したところで、総裁候補がいない寄り合い派閥になりかねず、安倍派の別動隊とみられるだけでしょう」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
安倍元首相の思惑通りにいくかどうか、視界不良だ。
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