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アングロ・サクソンの補完国としての役割を果たしてきたポーランドの大使の発言(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/22/kokusai32/msg/594.html
投稿者 赤かぶ 日時 2023 年 3 月 21 日 06:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

アングロ・サクソンの補完国としての役割を果たしてきたポーランドの大使の発言
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202303200002/
2023.03.20 櫻井ジャーナル

 ポーランドのジャン・エメリク・ロシシェフスキ駐仏大使の発言が話題になっている。​「ウクライナが独立を守れない場合、私たちは選択の余地なく、紛争への参加を余儀なくされる」​、つまりロシアと戦争を始めるというわけだ。

 この発言をポーランド大使館は否定しているようだが、アングロ・サクソンの補完国として生きてきたポーランドの大使ならありそうな話だとは言える。

 ポーランドは歴史的に反ロシア意識が強く、1904年には反ロシア運動の指導者だったユゼフ・ピウスツキが来日、運動へ協力するよう日本側の説得を試みている。反ロシア運動を強化するため、ポーランドでは1925年には「プロメテウス同盟」という地下組織も編成。ピウスツキの後、ポーランドの反ロシア運動で大きな影響力を持つのはウラジスラフ・シコルスキーだ。

 ポーランドはカトリック国だが、中央ヨーロッパをカトリックで統一しようという動きがあり、インテルマリウムが組織された。その組織はイギリスやフランスの情報機関から支援を受け、国家間の勢力争いと深く結びつく。この構想は今も生きていて、現在は「3SI(三海洋イニシアチブ)」と呼ばれている。

 1922年には中央ヨーロッパを統一する目的でPEU(汎ヨーロッパ連合)が創設された。その中心にはオットー・フォン・ハプスブルク、リヒャルト・フォン・クーデンホーフ-カレルギー、そしてウィンストン・チャーチルが含まれていた。(Stephen Dorril, “MI6”, Fourth Estate, 2000)

 クーデンホーフ-カレルギーの父親はオーストリア・ハンガリー帝国の外交官として1892年に来日、青山みつと結婚した人物で、イタリアの有力貴族であるバレリオ・ボルゲーゼと親しい。ボルゲーゼはファシストに近く、戦後もCIAと共同で秘密作戦に従事していた。

 第1次世界大戦で負けたドイツは領土を削られ、ドイツ本国と東プロイセンの間にポーランド領(ポーランド回廊)ができる。東プロイセンは飛び地になったのだ。この領土問題を解決しようとドイツはポーランドに働きかける。

 領土交渉が合意に近づき、1939年3月21日にポーランドのジョセフ・ベック外相がドイツのベルリンを訪問することになったのだが、ベックは姿を現さない。ロンドンへ向かったのだ。

 ロンドンではアドルフ・ヒトラーをどうするかを決めるため、各国の指導者が集まっていた。そして3月26日にポーランドはドイツに対し、回廊をドイツに返還しないと通告する。

 その年の8月11日にイギリスとソ連はドイツ問題で交渉を開始、ソ連の国防相(国防人民委員)と参謀総長はポーランドの反対が解決されれば、ドイツを封じ込めるために軍隊をドイツとの国境へ派遣する用意があると提案している。

 イギリスのテレグラフ紙によると、部隊の規模は120歩兵師団と16騎兵師団だが、イギリスの代表は交渉する権限がないという理由で回答を拒否。イギリスとの交渉に見切りをつけたソ連は1939年8月23日にドイツと不可侵条約を結ぶ(Nick Holdsworth, “Stalin ‘planned to send a million troops to stop Hitler if Britain and France agreed pact’, the Telegraph, 18 October 2008)のだが、これは「ミンスク合意」のようなもので、守られない。

 1939年9月1日にドイツ軍はポーランドへ軍事侵攻。チェコスロバキア侵攻のケースでは黙認したイギリス、フランス、オーストラリア、そしてニュージーランドが9月3日に宣戦布告して第2次世界大戦は始まったのだが、ドイツはそれから半年間、目立った戦闘を行なっていない。イギリスやフランスもドイツとの本格的な戦闘を始めない。「奇妙な戦争」の期間だ。ドイツはこの時点で大規模な戦争を始める準備をしていなかった可能性が高い。そしてバルバロッサ作戦へと進む。

 シコルスキーはパリへ脱出、1939年9月に亡命政権を作り、翌年6月にウィンストン・チャーチルと会談、ポーランドがイギリスと一緒に戦うことを約束、亡命政権はロンドンへ移動する。

 シコルスキーの側近のひとりだった人物がユセフ・レッティンゲルだが、この人物はヨーロッパをイエズス会の指導の下で統一しようと活動していた。大戦後の1952年にはオランダのベルンハルト(ユリアナ女王の夫)へ接近し、「ビルダーバーグ・グループ」を創設する。さらに、アメリカのハリー・トルーマン政権やドワイト・アイゼンハワー政権につながった。レッティンゲルはイギリスの対外情報機関MI6のエージェントでもあった。
 

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コメント
1. 赤かぶ[190790] kNSCqYLU 2023年3月21日 06:01:09 : lUmAqX2b86 : QjNXSGtFOEQxZW8=[2025] 報告


2. 2023年3月21日 10:59:06 : wHz0tjbCVA : eE4wUmhpbldOcEk=[958] 報告
このポーランドて大昔からDS666の食い物になり
何度と侵略支配収奪されてきたのに
いつまでたっても懲りず目覚めず
今回も阿呆踊りの繰り返し
日本人、半島民族と同じDNAが脈々と流れているのだろう
3. 2023年3月21日 14:20:44 : nSd6ppERfM : LjFUZjFrNzQ2SnM=[1] 報告
現在世界で一番厄介危険な国々はかっての東欧諸国です

アメリカにとって東欧諸国はうってつけの国々です

すぐ隣にはロシアがいるし東欧諸国
は何らかの怨みをロシアに抱いているようですし

アメリカには宝物のような存在諸国です

旧ヨーロッパ諸国は東欧諸国をEUに入れたのがよかったのかどうか
今更言ってもなんですが

EUの加盟に関係なくアメリカは東欧諸国に入り込んだのは間違いないですね

ただEU加盟が一層複雑かつ厄介になりました

これからどうなるやら さっぱりわかりません

アメリカ次第でしょうしあとは仏独両国が対アメリカにどう考えるかでしょうか


4. 2023年3月21日 17:53:41 : HvIeV6GKt6 : ZGhDNndyMDdTckU=[50] 報告
(ついでに)●ブレジンスキーが生まれたポーランドもロシア嫌いのエリートが多い。その一例がワレサ元ポーランド大統領。1980年8月にワレサたちはストライキを実施、その翌月に「連帯」を結成した。現在、ワレサはロシアの政治システムを変えるか、カラー革命で体制を転覆させるべきだと主張している。1982年6月にはレーガン米大統領がローマ教皇庁で教皇ヨハネ・パウロ2世とふたりきりで会談、その大半はソ連の東ヨーロッパ支配の問題に費やされ、ソ連を早急に解体するための秘密工作を実行することで合意したというが、CIAとローマ教皇庁がポーランドなどソ連圏の国々に対する工作を本格化させたのは1970年代のこと。そうした工作でバチカン銀行(IOR/宗教活動協会)は工作の手先へ資金を秘密裏に供給していた。ワレサの「連帯」へ送られたのは資金だけでなく、当時のポーランドでは入手が困難だったファクシミリのほか、印刷機械、送信機、電話、短波ラジオ、ビデオ・カメラ、コピー機、テレックス、コンピュータ、ワープロなどが数トン、ポーランドへアメリカ側から密輸された。ワレサの「連帯」やチェコスロバキアの反体制運動に資金を提供していたひとりが投機家ソロスだ。ソロスは1930年にハンガリーで生まれ、47年にイギリスへ移住、54年から金融の世界へ入っている。体制転覆活動を本格化させるのは1984年。その年にハンガリーで「オープン・ソサエティ協会」を設立してからだ。ソ連が消滅すると旧ソ連圏での活動を活発化させ、体制の転覆と新自由主義化を推進、ウクライナではロシア軍と戦い続けろと主張している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202207130000/
5. 2023年3月22日 20:21:35 : wHz0tjbCVA : eE4wUmhpbldOcEk=[964] 報告
どうせここもはざーるユダヤの根城
朝鮮半島と同じだ

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