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女性⚡セブン📖9/22号
— ルパン小僧🍑💍kuu331108 (@kuu331108) September 8, 2022
それでもあなたは打ちますか
感染予防どころか感染者が増える可能性も
「オミクロン対応ワクチン」にも全然期待できないこれだけの理由 pic.twitter.com/zJ7j6LXcKL
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日本国内で接種始まるオミクロン対応ワクチンの効果は?「BA.5」には非対応
https://www.news-postseven.com/archives/20220911_1791722.html?DETAIL
2022.09.11 07:00 女性セブン NEWSポストセブン
オミクロン対応ワクチンに期待できない理由(写真/GettyImages)
新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した「新しいワクチン」の接種が、早ければ9月半ばにも始まるという。当初は10月中旬からとしていた政府が焦って前倒しした理由は、従来型のワクチンが全然効かなくなったことにほかならない。
新しいワクチンは「2価ワクチン」と呼ばれ、従来型のコロナウイルスとオミクロン株の両方に対応するという。名古屋大学名誉教授で医師の小島勢二さんが解説する。
「従来型のワクチンは、およそ3年前、最初に出現したウイルスに対して作られたものです。ウイルスが変異を繰り返したので、当然、効果は薄れました。第6波、第7波を引き起こしたオミクロン株では、特にこの傾向が強く表れました。
そこでワクチンメーカーは、オミクロン株のなかでも第6波の主流であった『BA.1』の遺伝情報をもとに、改良型ワクチンを開発。従来型ワクチンと改良型ワクチンを1:1で混ぜたのが2価ワクチンです」
日本での接種対象は2回目までを終えた12才以上のすべての人。高齢者や医療従事者などから開始される。
海外でも同様のワクチンが使われ始め、イギリスでは8月にモデルナ社の新型ワクチンが承認を受け、カナダでも9月1日に承認された。
期待されるのはもちろん、オミクロン株に対する感染予防効果だ。だが、その効果に疑問を持たざるを得ないデータがある。小島さんの指摘。
「モデルナ社の研究チームがまとめ、今年6月にサイト上に公表された査読前論文が注目されています。
それによると、『従来のワクチンを打った人』の新型コロナ感染率が1.8%だったのに対し、『新しい2価ワクチンを打った人』では3.2%と感染率が上がったのです。つまり、2価ワクチンを接種した方が、新型コロナに感染しやすいという可能性が示されました」
研究の被験者の数(従来型ワクチン275人、2価ワクチン341人)が少ないので、さらなる大規模な調査が待たれるところだが、「新しいワクチンを打つとかえって感染しやすい」ことが示唆されたことには不安を感じざるを得ない。
モデルナ社によると、従来ワクチンに比べ、2価ワクチンを接種すると、オミクロン株に対する中和抗体の値が平均1.75倍になるという。だから、「オミクロン株の感染を防げるはずだ」という理屈である。
しかし、そもそも中和抗体の値が増えるからといって、感染防止に直結するとは限らない。ウイルスの種類によっては、抗体がかえって感染を助長させ、重症化を招くこともあり、新型コロナがこのタイプに変異したことも否定はできない。
中和抗体の値は、過去の感染歴や接種済みワクチンが影響することがある。
「『抗原原罪』とよばれる現象で、過去に感染したウイルスと一部が同じ構造を持つ別のウイルスに感染すると、先に感染したウイルスの中和抗体は迅速に作られるものの、新しいウイルスに対抗する中和抗体は作られにくいという免疫現象です。この現象はワクチンでも同じことが起きると考えられる。つまり2価ワクチンを接種しても、過去に感染したウイルスのタイプや接種済みのワクチンの種類によっては、ワクチンメーカーが発表したような中和抗体の値の上昇という効果が得られない可能性があります」(小島さん)
高齢者向けの臨時医療施設を視察する小池百合子東京都知事(共同通信社)
大前提として、「ワクチンを打つことはそもそも体に異物を入れることであり、本来、体が備えている自然な免疫力を下げるので、感染しやすくなる」と主張する研究者も少なくない。
さらに言えば、モデルナ社もファイザー社も、「2価ワクチンを接種した人が、どれだけオミクロン株の感染率を下げたのか」という感染予防効果を直接的に示すデータは一切公表していない。効果のほどはますます怪しいのだ。
第7波を招いた「BA.5」には非対応
懸念はほかにもある。今回、日本が導入する2価ワクチンは、「オミクロン株対応」という触れ込みだ。しかし、オミクロン株にもいろいろある。今年初旬の第6波を招いた「BA.1」も、第7波を招いた「BA.5」も、オミクロン株だ。
実は、日本でこれから打たれるワクチンは『BA.1対応型』であって、感染力のより強い「BA.5」には非対応。要は、“半年前に流行した感染力の弱い株”をターゲットにしたワクチンなのだ。
ちなみにアメリカでは『BA.5対応型』のワクチンの接種が始まる。
では、『BA.1対応型』の2価ワクチンは、「BA.5」にも効果があるのか。
「ファイザー社もモデルナ社も、日本で承認された2価ワクチンを接種しても、『BA.5』に対する中和抗体の値は、『BA.1』の3分の1ほどしかできないというデータを公表しています。
より感染力の強い『BA.5』への感染予防効果は期待しづらいと考えています」(小島さん)
血液内科医の中村幸嗣さんも同様の意見だ。
「もちろん同じオミクロン株の枠内なので、従来のワクチンよりは効果があると考えられますが、『BA.5』専用ではありません。従来型ワクチンと飛び抜けて効果に差はなく、“どうせ打つなら2価の方がいいでしょう”という程度だと考えています」
さらに、ウイルスはいまも変異を繰り返している。今年6月には、より感染力の強い「BA.2.75」が確認された。このウイルスにも効果があるかを専門家に問うたが、データが不充分かつ未知の部分が多く「わからない」と口を揃えた。
当初、ワクチンは「95%の感染予防効果がある」として接種がスタートした。それがいつの間にか「重症化予防」に目的が切り替わった。しかし2価ワクチンに関しては、重症化予防の側面も期待できそうにない。
「そもそも重症化を防ぐのは『細胞性免疫』で、これは一度ワクチンを打てば、ウイルスが変異しても効果を発揮できます。従来型のワクチンを3回接種していれば、変異株に対しても重症化を防ぐことができると考えられるのです。2価ワクチンの重症化予防効果はおそらくあると考えられますが、確実なエビデンスはまだありません」(中村さん)
もちろん、感染するとリスクが高い基礎疾患のある人や、60才以上の高齢者は打っておいた方がいいという。
未解明の部分が多い感染症と、未知のワクチンだけに、慎重な判断が求められる。
新型コロナウイルス感染症対策本部の会合に出席した岸田文雄首相(共同通信社)
※女性セブン2022年9月22日号
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