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コロナ救急搬送に35時間超の衝撃…第7波で深刻な病床逼迫も、岸田首相まるで眼中なし
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309674
2022/08/12 日刊ゲンダイ
救急搬送に35時間47分、コロナ病床はなかなか見つからない…(C)日刊ゲンダイ
過去にない病床逼迫が起きているのか──。東京消防庁は10日、新型コロナウイルスの第7波で陽性者の救急搬送に35時間47分かかる事案があったと発表した。第5波(2021年夏)の23時間35分を大幅に上回る過去最長記録だ。
救急搬送された70代男性は屋外を歩行中に転倒し、右の太ももを負傷。入院前のPCR検査で陽性が判明したため、コロナ患者を受け入れている転院先を探したが、なかなか見つからず、搬送までに35時間超を要した。
全国的にも「救急搬送困難事案」は1〜7日の1週間で6589件と2週連続、過去最多を更新。コロナ疑いのケースも、これまでで最も多い2873件に上った。
「これまで以上にコロナ病床が逼迫しているということでしょう。この先、必要な医療が受けられず亡くなるケースが増え、死者数の激増を招きかねません」(西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏=感染症学)
厚労省アドバイザリーボードの脇田座長は10日、「死亡者は第6波のピークに近いレベルまで急上昇しており、今後、死亡者はさらに増加することが懸念される」と警戒感を示した。
9月頃まで死者数は増加傾向
死者数は連日200人超え。WHO(世界保健機関)によると、1〜7日までの日本の死者数は1002人で、世界で4番目に多い。死者は感染者数から遅れて増える。9月ごろまでは死者数の増加傾向が続く可能性が高い。
「今さら病床を大幅に増やすのは難しい。重症化リスクの高い患者は宿泊施設などで、医療スタッフの目が行き届くようにするなど、できることはいくらでもある。ところが、岸田首相は危機感がないのか、何も手を打とうとしていません」(中原英臣氏)
10日の会見で岸田首相は「少しずつ感染者数が減少に転ずる地域が出てきている」と強調。救急搬送が困難な現実は眼中にないのか。第6波では1万2000人超が亡くなった。悲劇を繰り返してはならない。
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