http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/482.html
Tweet |
コロナ新規陽性者30府県で過去最多に…岸田政権の“無策”が招いた感染爆発の深刻
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/308588
2022/07/21 日刊ゲンダイ
16日の11万人を大幅に上回った=20日、東京・渋谷(C)共同通信社
第7波は想像をはるかに超える規模になりそうだ──。20日の全国の新型コロナウイルスの新規感染者数は15万人を超えた。16日の11万660人を大幅に上回り、過去最多を更新した。
20日、最多を更新したのは30府県。大阪の2万1976人は、東京の過去最多(今年2月2日の2万1562人)より多かった。
30府県について第6波までの最多と比較したのが別表だ。2倍以上は14県もある。感染対策の「優良県」と言われた島根は第6波までの最多は219人だったが、20日の感染者は1609人。7.3倍と突出した増え方だ。都市部でも愛知2倍、福岡1.6倍、大阪1.4倍、神奈川1.3倍と数千人規模で増えている。
しかも、第7波の感染拡大はまだまだ続く恐れがある。
「過去2年を振り返れば、夏の流行は8月にピークを迎えます。第7波もピークアウトまで3〜4週間かかる可能性が十分あります。新規感染者数は第6波の2〜3倍では済まない恐れがあります」(医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏)
第7波は若者を中心に感染が広がり、高齢世代へも波及している。大きな原因はワクチン接種にありそうだ。
首相官邸の発表によれば、19日時点の3回目接種率は12〜19歳が32.4%、20代46.9%、30代50.7%にとどまっている。さらに、3回目まで先行して接種した60代以上の4回目接種もまだ33.5%だ。つまり、3回目を打っていない若者が4回目未接種の高齢者に感染させていると考えるのが自然だ。
夏の流行前なのにワクチン接種進まず…
30府県の「20日までの感染者数」と「第6波までの最多」と比較、大阪の2万1976人は東京の過去最多より多かった(C)日刊ゲンダイ
松野官房長官は20日、「若い方でも重症化したり、症状が長引いたりする可能性がある。接種は大切な人を守ることにもつながる」と若者に3回目接種を呼び掛けた。18日からは岸田首相による啓発動画の配信を開始したという。
「今から、尻をたたいても遅すぎます。季節性を踏まえれば、6〜7月から夏の流行が始まるのは分かっていたはずです。先を見据えて、夏の流行の前に接種を推進するのが政府の仕事です。今回も適切なタイミングでワクチン接種をできなかった政府の責任は重大です」(上昌広氏)
感染者急拡大に驚き、各地でここにきてワクチン接種会場が混雑し始めた。枠が少ないクリニックで接種の予約をしても、実際に接種できる時期はかなり先になる事態が生じている。名古屋市は予約なしで接種できる大規模会場を20日、新たに開設した。
高齢者への3回目接種が遅れ、第6波では1万人超の死者が出た。数倍規模の恐れがある第7波に、岸田首相はどう立ち向かうつもりなのか。
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。