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燃焼系、コラーゲン…サプリメントは本当に効くのか 医師「のむだけで体調に変化があるなら医薬品です」
https://www.news-postseven.com/archives/20230312_1847936.html?DETAIL
2023.03.12 16:00 女性セブン NEWSポストセブン
サプリメントに頼りすぎるのは危険(写真/PIXTA)
日本人は世界でも稀に見る“サプリメント好き”と言われている。厚生労働省の国民生活基礎調査」によれば、サプリメントなどの健康食品を摂取している人の割合は、男性21.7%、女性28.3%で、もっとも利用者が多いのが50代女性の37.6%だ。
しかし、「サプリメント」とは本来「補足、補充」を意味する英単語。すなわち、足りない栄養素を補うためにつくられたのがサプリだ。始まりは、脚気患者の血中のビタミン濃度が低いことがわかり、それを補おうとしたことだといわれている。形成外科医で『医者が家族だけにはすすめないこと』著者の北條元治さんは、「サプリはあくまでも補助的な役割でしかなく、充実した食事に勝る健康法ではないのです」と指摘する。
糖質や脂質の代謝を促進したり、脳や神経の働きを正常に保つなど、成分自体にはさまざまな効果があることが立証されているビタミンB群も、サプリで摂取すると、その効果が得られない。薬学博士の生田哲さんが解説する。
「ビタミンB群は“燃焼系”などと名のつくサプリや健康食品に配合されていることが多い。しかし、日本で売られているサプリは肝心の有効成分の量が少ないため、のんでも効果を得ることは難しい」
実際に「燃焼系」と表示する食品を販売するメーカーに意味を問い合わせたところ「人生を完全燃焼してほしいという意味です」と答えたところもあったというから、笑うに笑えない。
「肝臓が気になるあなたに」といったキャッチコピーも、効果は疑わしい。「しじみ100個分のオルニチン」などと書かれていることもあるが、オルニチンとはそもそもアミノ酸の一種だ。東京大学非常勤講師で『「健康にいい」ものばかり食べると早死にします』などの著書がある左巻健男さんは言う。
「サプリのオルニチンは、しじみから抽出されたものではなく、人工的に合成したケミカルなものです。そのオルニチンに本当に効果があるのか、もしくは副作用が出るのかは、データや大規模調査があるわけではなく、消費者が実験台になっているようなものです」(左巻さん)
50代女性の約4割がサプリを常用
美容系サプリや美容ドリンクの定番「コラーゲン」も、口から摂取したところで、アミノ酸として吸収されるだけで、お肌がプルプルになるという有効性は確立されていない。薬学博士の生田哲さんが言う。
「肌に塗れば効果はあるでしょうが、コラーゲンサプリをのむのは、豚の角煮を食べるのと変わりません。同じ理由で、グルコサミンやコンドロイチンをのんだところで、関節の動きがよくなったり、痛みが軽減されることなどあり得ません」(生田さん)
口から入ったものはすべて胃腸で分解されるため、効いてほしいところにそのまま届くわけではないのだ。
「のむだけで体調に変化があるなら、それは医薬品です。サプリは、基本的には効かないもの。少なくとも、病気の症状を回復させる効果はないと断言できます」(北條さん・以下同)
粗悪品でないサプリを常識的な量をのむなら、効果もないが、副作用もない。だが、効果を求めるあまり大量に摂取すれば、健康被害は免れないだろう。サプリは腎臓や肝臓で代謝されるため、どんなに良質なものでも、大量にのめば必ず負担がかかる。体の不調を改善しようと大量にサプリをのみ、さらに体調を崩し、それを治そうとまた大量にサプリをのむ悪循環に陥っている人は少なくない。特定の栄養素の過剰摂取は、健康被害を起こす。
「“ビタミンCは大量に摂っても尿として排出されるので、摂れば摂るほど健康にいい”ともいわれますが、ビタミンCの大量摂取で尿路結石につながった例もある。どんなに体にいいとされるものでも、摂りすぎは毒になるのです」
特定の栄養素だけを手軽に好きな量を摂れるという利点にこそ、サプリの危険性が潜んでいるのだ。
3つの「健康食品」の基準
サプリ「健康食品」の実態
※女性セブン2023年3月23日号
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健康を害する恐れもあるサプリメント 特に注意すべきは「やせる」の効果をうたう健康食品
https://www.news-postseven.com/archives/20230313_1847901.html?DETAIL
2023.03.13 16:00 女性セブン NEWSポストセブン
「やせる」とうたったサプリに注意(写真/PIXTA)
《食生活は、主食・主菜・副菜を基本に、食事のバランスを。》──これはサプリメントや健康食品の注意書きだが、つまるところ、「これだけでは、健康にはなれません」ということだ。それどころか、過信してのみ続けていると、健康を害する恐れもあるという。
たとえ用量を守って適量をのんでいたとしても、サプリが体内で毒に変わる危険な例もある。その1つが、バストアップ効果があるとされていたプエラリア・ミリフィカによる健康被害だ。若い女性を中心に消化器障害や皮膚障害などが数百件以上報告され、事態を重く見た厚労省は「健康被害の発生を未然に防止する見地から特別の注意を必要とする成分等を含む食品」に指定した。
最大で大豆の1万倍もの強いエストロゲン活性を持ち、嘔吐、腹痛、下痢などの消化器障害や発疹、じんましんなどの皮膚障害のほか、月経不順や不正出血といった婦人科系の危害事例が多く報告されている。東京大学非常勤講師で『「健康にいい」ものばかり食べると早死にします』などの著書がある左巻健男さんが言う。
「“がん予防に効く”などと販売されていたアガリクスのサプリの中には、国立医薬品食品衛生研究所の毒性試験で発がん促進作用が認められたものもあるほか、これを摂ったがん患者が重度の肝障害に陥ったという報告もあります。そもそも、本当にがん予防効果があるなら、それは医薬品です」(左巻さん)
左巻さんによれば、健康食品で消費者センターへの苦情件数が多い二大巨頭は、ウコンとクロレラだという。
「ウコンは肝機能障害が複数報告されています。クロレラはそのほか、下痢や吐き気に加え、太陽光でもやけどのようになる日光過敏症が問題になったことがあります」(左巻さん)
数年前からサプリやグミなどの形で市場に出てきた「記憶力をよくする」というふれ込みのイチョウ葉エキスにも、危険が伴う。薬学博士の生田哲さんが言う。
「成分自体は、フラボノイドの作用により、血管拡張や動脈硬化の改善、血糖値の正常化などの働きが認められています。一方でアレルギーの原因となるギンコール酸という物質も含まれており、皮膚炎を起こす可能性も考えられます」(生田さん)
「薬とののみ合わせ」によっては、サプリの健康被害が重篤なものになる恐れもある。
「EPAやアルギニン、セサミン、GABAには、血圧を下げる作用があります。そのため、降圧剤をのんでいる人がこれらのサプリをのむと、血圧が下がりすぎる可能性がある。また、葉酸は抗てんかん薬の効きを悪くする恐れがある。葉酸は肝臓を活性化するため、薬の成分を体に吸収する前に分解してしまうのです。
ワルファリンカリウム剤を処方されているなら、コエンザイムQ10をのんではいけません。血液凝固を促進する働きが薬と拮抗し、薬が効かなくなる恐れがあります」(生田さん)
一方、ナットウキナーゼは血液凝固を妨げるため、アスピリンなどの抗血栓薬をのんでいる人にとっては危険。血液が固まらなくなるため、けがをしたときなどに血が止まりにくくなる可能性がある。
“脂肪と糖の吸収を抑えるお茶”で下痢を引き起こすことも(写真/PIXTA)
“やせるサプリ”は特に危険
いまの日本において、サプリメントを含む「健康食品」は、ある程度のルールはあるものの、機能の表示はもちろん、形状も自由だ。最近は「脂肪と糖の吸収を抑える」と書かれたお茶なども手軽に買える。形成外科医で『医者が家族だけにはすすめないこと』著者の北條元治さんが言う。
「こうした商品には、難消化性デキストリンや高濃度カテキンのほか、サラシノール、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチンといった整腸作用や血糖値を下げる働きがあるとされる成分が含まれています。確かに、一つひとつの成分の薬理作用は認められていますが、健康食品である以上、効果が得られるほどの濃度が配合されているとは考えにくい。気休めに過ぎないばかりか、大量摂取は下痢などの症状を引き起こしかねません」(北條さん)
同じ“やせるお茶”でも、以前ブームになった中国産の「減肥茶」には明確に危険がある。
「脳内出血や心臓発作といった強い副作用のあるフェンフルラミンが含まれています。実際に飲んだ人の3割に副作用が表れたという報告があり、絶対に避けるべきです」(生田さん)
現在は販売されていないが、一部のダイエットサプリから覚せい剤に似た作用を持つ医薬品成分が検出された例もある。「やせる」とうたう健康食品は、特に過信しない方がよさそうだ。北條さんは、私たちが持っている偏った健康常識を一度疑ってみるべきだと語る。
「本当に健康によい食べ物・飲み物とは“適切なカロリーと適切な塩分濃度、三大栄養素をバランスよく含んだ食事”のみで、これ以外にありません」(北條さん)
ベジタリアンや、日頃から食の細い人などが、足りない栄養素を自覚したうえで適切にのむなら、サプリメントは健康を支えてくれるといえる。だが左巻さんは「一般的な食事をしている人にはサプリは不要」と話す。どんなに体にいいものでも、過ぎれば毒。過信してはいけない。
※女性セブン2023年3月23日号
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