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コロナワクチン問題において、ワクチンに対して懐疑的な人々の間でも意見が分かれている事柄がある。
そのひとつが いわゆるシェディングの現象である。
果たして、あのワクチンを接種した人たちの体内から何らかの物質などが出ており、その結果、未接種者に健康被害を与えるということはありうるのか。
ありうるとしたら、具体的にはどういうものなのか。
頭からシェディングのことを認めたがらない人たちもいるが、被害にあったと主張する人々は少なくない。
以下は、荒川央氏によるこの現象の解明への手がかりである。
科学はいまだに一部分しか解明できないが、よりいっそう明らかにするために、人々から意見を集めることも大切である。
以下がすべて引用記事。
引用元。
「シェディングの症状と対策」
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n137454d05e67
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「シェディングの症状と対策」
※ 記事を一度公開した後になりましたが、対策についての情報を追加し、タイトルも「シェディングの症状」から「シェディングの症状と対策」と変更させていただきました。(2022年11月17日 13:00 日本時間)
引き続きコロナワクチンによるシェディングの話になります。シェディングの体験談を募集したところ、様々な報告が集まって来ました。症状は多様であり、人によって組み合わせも異なるようです。報告されているのは生殖系のトラブル、消化器系、粘膜系、神経系、免疫系の異常などです。免疫系が皮膚や粘膜、血管系にも関わるように、これらの症状は独立したものとは限らず、お互いに関係したものもあるでしょう。
生殖系のトラブルとして目立つのは女性における生理の乱れです。周期が乱れる、回数が増える、そして不正出血です。また、消化器系の症状も多いです。中でも特徴的なものは水様便、腹痛を伴わない下痢です。接種者の身体に触れているとその場で腹痛が始まるといった例もありました。他には蕁麻疹、帯状疱疹などの皮膚症状。鼻、耳、陰部、喉の痛みなどの粘膜系の痛み。目のかすみや視力低下といった目の症状。歯茎からの出血、歯がぐらつく、銀歯の痛み、歯根炎症、口の中が粘つくなどの口腔のトラブル等も複数の方から報告されています。脱毛の報告も多いです。リンパの腫れの例があるように、これらの症状の中には免疫系が原因の場合もあるでしょう。また、精神や神経系の症状としては、頭痛、抑うつ、倦怠感、眠気なども報告されています。
上記で挙げた不正出血以外にも出血に関係する事象がいくつか見られます。下血、内出血、鼻血、歯ぐきからの大量出血や、身に覚えのないアザが出現したという話。他にも腕に小さな赤い斑点がたくさんできるといった内容もありました。こうしたものも皮下出血のような血管のトラブルでしょうか。
シェディングの症状の一部は化学物質過敏症とも似ています。化学物質過敏症とは主に揮発性有機化合物への曝露によって健康被害が引き起こされるとする疾病概念です。 シェディングと同様に現れる症状も多岐にわたり、鼻炎や皮膚炎などの粘膜系の症状、動悸や不整脈などの循環器系の症状 、下痢や便秘などの消化器系の症状、不眠やうつ状態などの精神症状 、頭痛、発熱、疲労感などの中枢神経障害が知られています。化学物質に対する各個人の蓄積許容量や代謝等に影響されるため、反応や症状には個人差も大きいです。
化学物質過敏症の中にはシックハウス症候群も含まれます。シックハウス症候群では、新築の住居が原因となって倦怠感、めまい、頭痛、湿疹、のどの痛み、呼吸器疾患などの体調不良を引き起こします。シックハウス症候群における室内空気の汚染源は、有機溶剤や防腐剤等から発生するホルムアルデヒド等の揮発性有機化合物 (Volatile Organic Compounds、VOC) です。けれども、シェディングがシックハウス症候群と根本的に異なるのは、シェディングは家ではなく人間であるコロナワクチン接種者が原因となる事です。シェディングにおける匂いの報告の中にはホルムアルデヒド系の匂いも見られます。作用機序は不明ですが、コロナワクチン接種者がホルムアルデヒドのような揮発性有機化合物を分泌するようになり、シックハウス症候群に似た症状を周囲にもたらしている可能性が考えられます。ただ、気になる点は、ホルムアルデヒドの匂い自体は刺激臭であるのに対し、シェディングで報告される匂いは柔軟剤に似た甘い匂いを含めて多様だという事です。このようにシェディングの症状を起こす物質については不明な点が多く、そうした物質は一種類だけではないと考えた方が良いかもしれません。
化学物質過敏症と関連したものには香害も知られています。香害とは香水や合成洗剤、柔軟剤、入浴剤、防虫剤、化粧品、芳香剤などに含まれる合成香料が原因となり、頭痛やアレルギーなどの症状が誘発される現象です。シェディングで報告される匂いの中に柔軟剤のような匂いが多く含まれる事から、シェディングは香害の誤認なのではないかとの意見もありました。確かに香害による化学物質過敏症の症状にもシェディングの症状と類似点があります。しかしながら、シェディング現象の原因が香料そのものとは言えない理由が多数の証言から見て取れるのです。
それぞれ複数の報告が上がっているのですが、第1に、匂いでファイザーとモデルナのワクチン接種者を区別できるとの証言があります。第2に、コロナワクチンを接種した家族からのシェディングの匂いです。家族内では洗濯の際に洗剤も柔軟剤も共通に使う事がほとんどでしょうし、ワクチン接種のタイミングも知った上ですので、洗剤や柔軟剤の匂いとの誤認とは考えにくいです。第3に、呼気からのシェディングの匂いです。第4に、汗からのシェディングの匂いです。汗をかいている人との直接の接触で重い症状が出た事例もあります。第5に、風呂を介してのシェディングです。第6に、ワクチン接種会場からの匂いです。シェディングの匂いや症状が香害のものと似ているのは、単に柔軟剤そのものの匂いを誤認したとは限らず、ワクチン接種者から分泌された物質と香害の原因物質に共通点があるためではないかと考えます。
ではシェディングがあるとして、多様な匂い物質はどのようにワクチン接種者の体内で作られるのでしょうか。興味深いものとしては、排泄物などを介した抗癌剤への曝露とシェディングに共通点があるのではないかとの考察がありました。コロナワクチンは代謝過程でアルキル化剤のような化学反応を誘発する作用があるのかもしれません。一般的に、不快な体臭は菌やその代謝産物に由来する事が多いです。ワクチン接種後時間が経ってからの体臭には免疫低下が原因の菌の繁殖による匂いも考えられます。スパイクタンパクはワクチン接種の長期間後も検出されているため、スパイクタンパクやその代謝産物の匂いの可能性もあります。
では、ワクチン接種者からスパイクタンパクそのものは分泌されているのでしょうか? 1つ気になった報告があります。家族からのシェディング被害を受けた報告者が抗体検査を受けたところ、ヌクレオカプシドに対する抗体は陰性であるにも関わらず、スパイクタンパクに対する抗体が陽性だったそうです。
ワクチン接種者のペットが亡くなったという報告も複数あります。人間だけではなく動物もシェディングの被害を受ける事があり、人間と動物に共通して害になる物質や現象がシェディングに含まれると推測されます。また、体重の軽い小型犬のような動物、人間の乳幼児は比較的シェディングの被害も大きくなる可能性も考慮すべきでしょう。
シェディング被害者からの二次的なシェディングを受けた例も複数寄せられています。例えば、シェディングによる体調不良で寝込んだ報告者が家族に「身に覚えの無いアザ、鼻血、生理不順」などのシェディング症状を伝播させたという報告です。
では、コロナワクチン接種者が圧倒的に多数派になった現在、ワクチン接種者からシェディング被害の声を聞かないのは何故でしょうか。ワクチン接種者はシェディング現象を起こす物質を体内で生産し、漏れ出たものが周囲に影響を与えると考えられます。曝露量は接種者の方が圧倒的に多いため、接種者が周りからのシェディングの影響を受ける確率は低いのでしょう。しかし、例外もあるようです。ワクチン接種後回復した人が他者からシェディング被害を受けた報告もありました。
コロナワクチン接種者本人の副反応や後遺症も個人差が大きいです。複数の体験談として、シェディングが強い場合にはその原因となるワクチン接種者自体の体調が非常に悪い場合もあるようです。シェディングがワクチンの毒性を外部に漏らしていると考えれば、接種した当人はさらに強い悪影響を受けていてもおかしくありません。本来スーパースプレッダーとは、感染症を引き起こす病原体に感染した宿主のうちでも通常考えられる以上の他者への感染例を引き起こす者を指しますが、こうしたいわゆるスーパースプレッダーのような者がシェディングにおいても存在するのではないでしょうか。
では、揮発性有機化合物などの匂い物質のみがシェディング現象を引き起こしているのでしょうか? 実際に換気でシェディングの症状が和らいだという報告も複数ありました。ただ気になるのは、匂いを感じた時とシェディングの症状が現れた時のタイミングが一致したという報告と一致しなかったという報告の両方がある事です。そもそも体感できる匂いには個人差も大きいために、匂いを感じない揮発性物質が症状を引き起こす事も考えられます。また匂い物質の曝露から遅れたタイミングで発症する可能性もあるでしょう。しかし、シェディングの原因が揮発性有機化合物による匂い物質などの化学物質だけとは限りません。実際、電磁波過敏症の症状とも類似しているとの報告も複数ありました。何らかの物理現象がシェディングを引き起こす可能性も排除できないと思われます。
シェディングへの対策についても体験談がたくさん寄せられていますので、ここにまとめておこうと思います。
換気により症状が和らいだという報告を複数いただいています。通勤時間をずらす事でシェディング被害が減った、接種者が入った風呂を避けるなどといった工夫もあります。他には鼻うがいや塩化マグネシウム風呂など。
シェディング対策として効果があったと報告されているものは、イベルメクチン、5ALA、グルタチオンなどです。イベルメクチンは元々は抗寄生虫薬ですが、実際の作用機序は多岐に渡ります。5ALA (アミノレブリン酸) はコロナウイルスの感染を抑制するという研究があり、コロナワクチン後遺症への応用も試みられています。グルタチオンの生理的機能の1つは抗酸化作用であり、過酸化物や活性酸素種を還元して消去します。もうひとつの主要な生理機能は、様々な毒物等を細胞外に排出する事です。
一般的なサプリメントとしてはビタミンC、ビタミンD、亜鉛を勧められている人も多かったです。松葉茶、重曹、クエン酸なども何度も報告に上がっています。食生活の見直しを何人もの人が勧められています。無農薬や無添加の食材、発酵食品、伝統的な和食を中心とした食生活など。ただし、サプリメントや解毒法は健康に問題が無いように副作用を最小にするのが基本で、それは妊産婦や乳幼児、高齢者に適用する際にはさらに慎重さが必要かと思います。
シェディングの受け手側もいくつかに分類できそうです。これについて興味深い考察もいただいています。
1) シェディングに影響を受けず、シェディングを全く体感しない人
2) 一見影響が無く見えてもシェディングによる有害な作用は体に蓄積はされており、許容量を超えた際に症状が出る人
3) シェディングの症状が現れながらも、シェディングに気付かない人
4) シェディング症状が現れ、その自覚がある人
シェディングの症状は多様であり、重いものもあれば、ごくありふれた軽い症状もあります。そのため、シェディングによる症状とは気付かずに見過ごされている場合もあるでしょう。
シェディング現象を考える上で私には相反する2つの思いがあります。1つは、このトピックが接種者と非接種者の分断を煽る材料になってはいけないという思いです。シェディングとはコロナワクチン接種者から非接種者への症状の伝播ですので、ともすると非接種者が接種者に対しての強い非難の感情を持つ原因となり、接種者側としては一種の差別を受けたような感情を持つ事にもなるでしょう。そしてその感情は両者の深刻な分断にも繋がります。しかしながら、もう1つは、分断を恐れるあまりにシェディング現象自体について話す事自体をタブー化し、それこそ臭いものには蓋をするように放置するべきではないという思いです。「シェディングの現象など荒唐無稽で存在するはずがない」「人のために善意で打ったはずのコロナワクチンによって他者に迷惑をかけるはずなど無い」との考えに固執し、思考停止してしまう事は科学的に正しい姿勢とは言えません。ワクチン非接種者のみならず接種者の健康を守るためにも、まずはこれほどまでに体験者の多いシェディング現象の存在を頭ごなしに否定せず、その作用機序について仮定し考察していくべきだと私は考えます。
シェディングの体験談は引き続き募集しておりますので、どうぞ今後とも以下のリンクの記事のコメント欄にご自由に書き込んでください。
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n18afc57a52d1
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