http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/413.html
Tweet |

「福島第一原発の処理水使った生物の飼育試験終わる 東京電力」
(NHK 2025/4/2)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20250402/6050029273.html
福島第一原子力発電所にたまる処理水を海に放出した際の生き物への影響を調べようと、東京電力がヒラメやアワビなどを使って2年半にわたって続けてきた飼育試験が、先月末で終了しました。
東京電力は試験の結果、ふつうの海水と、処理水を海水で薄めた水などで飼育した生き物の成育に差は無く放射性物質が濃縮されないことが確認できたとしています。
福島第一原発にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について東京電力は、おととし8月から政府の方針に従って、基準を下回る濃度に薄めた上で、海への放出を行っています。
東京電力は、処理水を海に放出した際の生き物への影響を調べようと、放出開始のおよそ1年前からヒラメやアワビ、それに海藻を使った飼育試験を行ってきました。
試験は、ふつうの海水と処理水を海水で薄めた水のそれぞれで生き物を飼育し、成育の違いや体内のトリチウム濃度の変化を分析するもので、放出の開始後には、実際に放出されたあとの海水を使った飼育も行いました。
2年半にわたる飼育試験の結果、東京電力は生き物の生存率や成育に差は無く、体内で有機物と結合するものも含めトリチウムが濃縮されないことが確認できたとし、先月末でこの試験を終えました。
東京電力は一連の飼育試験の記録を引き続きホームページなどで公開することにしています。
------(引用ここまで)--------------------------
まず、処理水には他の放射性物質も含まれているため、トリチウムだけ
テストしても不十分です。
また、水槽の底の砂や泥、エサは無汚染であり、自然界の食物連鎖による
生体濃縮は起こらないので、無意味です。
安全という結論を前提にテスト条件を決めているわけで、とても信用できません。
現実には、クロソイなどから大甘の基準すら大幅に超える汚染が見つかっています。
だまされないよう、注意しましょう。
(関連情報)
「福島第1原発港湾内で放射性物質の基準値を超える魚 東電の対策は?」
(毎日 2023/6/29)
https://mainichi.jp/articles/20230628/k00/00m/040/162000c
「放射性物質基準超えのクロソイ 福島第一原発の港湾内で汚染か (NHK 福島)」
(拙稿 2022/4/29)
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/853.html
「福島原発の処理水で育てたヒラメを公開 風評払拭狙う (テレ朝news)」
(拙稿 2022/10/20)
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/138.html
「[復習] 生物濃縮(生体濃縮)について 放射性物質は希釈しても無害にはならない」
(拙稿 2019/11/2)
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/226.html
「中川恵一先生 番組中は『大丈夫、大丈夫』 番組終了後、真っ青な顔で『ダメダメダメダメ』」
(拙稿 2016/6/8)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/799.html
「太平洋の魚を安心して食べられる日は、もう10世代先までありません(NPO法人 小若順一氏)
(原発問題)」 (阿修羅・赤かぶ 2014/4/18)
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/519.html
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素54掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素54掲示板 次へ 前へ

すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。