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福島第一原発の処理水放出開始 風評被害を抑制するためにも重要な監視体制について解説します/水野倫之・nhk
2023年08月25日 (金)
水野 倫之 解説委員
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/487001.html
東京電力は福島第一原発にたまる処理水の海への放出を始めた。水野倫之解説委員の解説。
イラスト、多くの東電社員が設備監視しているようすを描いてみたが安全を確保して風評被害を抑制するために重要なのがトリチウム濃度の監視。
政府東電は、処理水を海水で基準の40分の1以下に薄めて放出することで環境への影響はほとんど考えられないと。
それを担保するためにまずは放出前の水について、東電が当面毎日採取して濃度を確認。
万が一濃度が高かったり、海水の量が足りない場合は、放出を緊急停止するとしている。
そして海にも多くの人を描いたが、放出する水に加えて重要なのが、海水や魚介類など周辺環境のトリチウム濃度の監視。
このうち海水については東電が毎日濃度を測定し翌日に公表するほか、環境省が毎週、規制委員会や福島県なども測定を計画。
また魚介類については水産庁が当面2か所で毎日、常磐モノの代表ヒラメなどを採取して濃度を測定。
放出後最初の魚の分析結果はあす判明する見通し。
測定結果に異常がないことがわかれば安心につながるが、ただ公表の仕方には工夫が必要。
まず東電や各省庁はそれぞれホームページ上でデータを公表するとしているが、ただでさえ放射性物質は1Lあたり何㏃というように難解で、理解は容易ではない。
各省庁はデータやグラフを載せるだけでなく、もしもデータに変動などあればその意味するところをわかりやすく、そして簡潔に説明していく必要。
加えて測定結果を多くの人に知ってもらう工夫も必要。
というのも東電や各省庁のホームページを日々チェックしようという人はそう多くはないと思われる。
その点は例えば多くの人が利用するSNSを通じて日々の状況を簡潔にわかりやすく発信するなど、伝わる工夫をして、風評被害の抑制につなげていかなければ。
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