. 柔道ならプーチン「ワザあり」 それでも「一本勝ち」まで作戦止めない
ゼレンスキ―から「NATO断念、中立国家容認」を引き出したことはプーチンの「技あり」。ゼレはプーチンからひとつの「有効」も取れないまま、先に譲歩に傾いたことになる。阿保芸人だが現職大統領である以上、言った言葉は重い。実は、NATOと米国にとっても「中立国家」は望むところ、ゼレが自分から加盟断念してくれて胸をなでおろしている。NATO側のシナリオの可能性高い。これで参戦も制空権も戦闘機供与も断る理由ができてせいせいしているだろう。ゼレンスキーにドサ廻りの議会演説をヤラセて、録画に向かって議員らがスタンディングオベイションの誇大パフォーマンスは、反プーチンキャンペーンに利用したあと、やがて使い捨てするほめ殺しの下心がある。バイデンはゼレンスキーの希望を叶えるふりして8億ドル以上の軍事援助を決めたが、重火器が決してキエフに届く可能性はない。援助資金はソロスNPOの口座を経由しマネロンされて息子ハンター口座あたりに返ってくるとかの?手品だ。
ロシア孤立から一転 気が付いたらアメリカ孤立 ゼレは「中立国容認」で先に譲歩したのだから、プーチンと直接会談したい思いだろうが、それは甘い。プーチンにとっては絶対的「一本勝ち」以外に軍事作戦の終りはない。ネオナチ軍事壊滅、東部二州の独立、クリミヤ承認は無論のこと、今回の軍事作戦で得た全域の一定期間統治、そのための駐留軍、中立国家立ち上げに伴う憲法草案まで認めさせ、その合意上で国連総会に諮る。両国の和平合意なら反対する国はないだろう。アメリカもNATOも英国も反対できない。その時は、もはや対ロシア制裁は無意味になり、制裁解除ドミノが起きるが、その中でバイデン政権だけが取り残される。プーチンを孤立させると言っていたバイデン政権が逆に孤立することに。気が付いたら原油が売れない、ドル取引が敬遠され、NATOまで米国と距離を置き始める。いま沈黙を守っている習近平は水面下でウクライナ後の新世界秩序に動いているだろう。
習近平がアメリカから 経済制裁権限をもぎ取る 習近平は、ウクライナからCIA,ネオナチ、ディープを退治する体育系な立ち回りしているプーチンと地下でしっかりシンクロナイズしている。習近平に呼吸合わせるように、インド、ブラジル、南ア、イラン、シリア、パキらは息をひそめ、UAE、サウジなどは我慢できずに反バイデンで動き出した。ロシア制裁に賛成しなかった約40か国はむろんのこと、賛成した130か国の多くは恫喝に負けての面従腹背だから変わり身は速い。 青二才マクロンはプーチンに相手にされず引っ込んでしまったが、アメリカの青二才ブリンケン国務大臣は「武器援助したら中国も制裁するぞ」と脅したが習近平に門前払いされて笑いものになった。その舌先が乾く前に停戦仲介を打診するマヌケを露呈した。習近平はいずれ表に出てくる気でいるが、それは国連が「制裁解除」決議するか、大多数が解除の流れになった場合であろう。すでに習はそれを示唆する発言している。その時は中国自身がウクライナの安全保障を買って出るだろう。アメリカの経済制裁の被害者でもある中国にとって、「違法な慣例」をもぎ取ることは中国の悲願だった。アメリカにとっては核を奪われるに等しい痛手になる。その一石二鳥が叶う
露軍、首都キエフに入らず そのまえに和平合意 プーチン軍事作戦はネオナチ軍の掃射と壊滅であり、民間人犠牲を避けながら地方から丁寧に掃射していく作戦に見える。メディアが伝える戦況や映像の多くは作られたハリウッドであり、CIAに飼育されたネオナチ軍の偽旗攻撃オンパレードといっていい。国連は死者700人程度としているが、それでもメディアがホロコーストと呼ぶには程遠い。チラッと見える俯瞰映像では、破壊建造物の背景住宅地は戦地とは思えないほど無キズで、犬の散歩姿まである。国外脱出しない住民が多いのは住宅地域の安全が意外と保たれているのが理由だ。誇張とフェイクの一方的洪水にまともに耳を傾けなければ、どう見ても破壊的な戦争が行なわれている状況ではない。露軍が地方拠点を押さえてキエフに迫る頃には、もうキエフ攻撃は必要なくなっているだろう。キエフにこもっているネオナチ軍は補給を断たれた中で耐えきれずに銃を捨てるか、その前に終戦になっている可能性がある。西側メディアはキエフ攻撃は近いと煽っているが、その手に乗って民間人犠牲者の汚名を着せられるほどプーチンはバカではない。
ゼレンスキーはロシア軍事介入を ずっと8年間待っていた ゼレンスキーが事実上の降伏を意味する和平はそんなに遠くない。首都キエフを無傷のまま終わらせたいのは、プーチンの希望であり、ゼレンスキー自身と国民にとっても同じだ。ゼレンスキーは本来ネオナチではない、民主主義を標榜して大統領になったが、ネオナチの殺しの脅迫に抗えず負けてしまったのだ。ゼレンスキーがトランプ大統領に招かれホワイトハウスで見せた表情は、善良な愛国主義者そのもので、トランプは好意を持ったようだった。今回のロシアの軍事作戦を8年間、一番待っていたのは実はゼレンスキーではなかったか。NATOとアメリカの両者が対ロ対決を避けたのは、核戦争を怖れているというより、すでに覇権が中露に半分移ったことを悟っているからだ。恫喝で対ロ制裁に130国賛成させたが、実態は確実にアメリカは傾国にある。習近平は一国覇権を望んでいないが、強いて言えば、寛容で緩やかな経済多極、または双極が良いと考えている。だがアメリカが衰退してしまっては安定的な多極の秩序は保てない。「トランプが戻って来なければどうにもならない」と国民は思い始めている。自由アメリカの輝きがあってこそ中露も輝ける。今後、アメリカで暴動が起きる可能性は50%、軍事クーデターも50%。不正中間選挙の可能性50%。これらが起こらずに中間選挙をのり越えればトランプは帰ってくる。
.
|