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オミクロン株に市中感染の“兆候” 感染研ゲノム解析は大半が「分類できていない」の不気味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298964
2021/12/20 日刊ゲンダイ
直近1週間のデータの大半が「分類できていない」、データの変化をどう説明する(後藤茂之厚労相)/(C)日刊ゲンダイ
新型コロナウイルスの中で「感染スピード最速」となっているオミクロン株。いったん国内の蔓延を許すと、新規感染者数がみるみる増えるのは間違いないが、すでに市中感染が起きている可能性が浮上している。陽性検体のゲノム解析のデータに不気味な“兆候”が表れているのだ。
◇ ◇ ◇
世界保健機関(WHO)は18日、オミクロン株について「流行している地域では1日半から3日間で倍増している」と指摘している。
英国では18日にオミクロン感染者数が2万4968人となり、前日より約1万人も増えた。これまでのオミクロン感染者の死者数も1人から一気に7人となった。ロンドンでは今年1月以来の「重大事態宣言」が発令された。
オミクロン株が急増しているオランダも19日から来年1月14日までロックダウンに入る。
日本でのオミクロン感染は現在、空港検疫か濃厚接触者にとどまっている。今のところ、感染経路が追えており「市中感染はない」ことになっているが、本当にそうなのか。
上昌広氏も「すでに市中感染の可能性」と
国立感染症研究所は全国の陽性検体をゲノム解析したデータを系統別に分類し、「ゲノムサーベイランスによる系統別検出状況」として厚労省が毎週発表している。15日発表分(12月10日時点)を見ると、直近1週間のデータの大半が「None」(分類できていない)になっている。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏はこう言う。
「技術的に検出できていないのか、意図的に隠蔽しているのかは分かりません。ただ、これまで通り、デルタ株が流行の主流なのであれば、『分類できていない』が大半となることはないはずです。オミクロン株の市中感染が国内でも始まっている可能性があると言えます」
ブースター未接種の高齢者が危ない
英国ではオミクロン株の新規感染者が1万人を超した(ブースター接種を受けるため、行列に並ぶ人々=ロンドン)/(C)ロイター
新規感染者数は低い水準が続いている。しかし、もし、すでにオミクロン株の市中感染が起きているなら、感染スピード最速だけに、あっという間に第6波にのみ込まれる恐れがある。19日の東京都の新規感染者数は33人。前週の日曜日から20人も増え、日曜としては2カ月ぶりに30人を上回った。不気味な増加傾向だ。
「海外ではオミクロン株は過去にないスピードで広がっています。日本でも一気に蔓延すれば、ブースター未接種の高齢者が重症化したり、死亡するケースも想定されます。感染研はすみやかに『分類できていない』の割合が増えている理由を明らかにすべきですが、“オミクロン株”でしか説明できないのではないか。年末の帰省ラッシュに向けて政府はオミクロン株の市中感染を前提に広がらないように手を打つべきです」(上昌広氏)
オミクロン株が牽引する第6波は近づいているか。
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