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衆院選で独り勝ち「維新」の揺さぶり攻勢過熱で…自公も野党も戦々恐々
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297009
2021/11/05 日刊ゲンダイ
一気に存在感を増し、勢いづく日本維新の会(松井一郎代表と吉村洋文副代表=右)/(C)日刊ゲンダイ
総選挙で第3党に躍進し、“独り勝ち”した日本維新の会。躍進を受けて副代表の吉村大阪府知事は「自民党が本気でビビるような野党をつくっていく」と息巻いている。この先、維新がイケイケで攻勢を強めるのは間違いない。自公も野党も恐々とし、身構えている状況だ。
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◇ ◇ ◇
維新は小選挙区で16議席、比例区で25議席を獲得。公示前の11議席から4倍近い41議席を得た。公明の小選挙区9議席、比例23議席の32議席を上回り、一気に存在感を増した。勢いを見せつけたのが、比例区の獲得票数だ。自民1991万票、立憲1149万票、維新805万票、公明711万票と、立憲に迫った。
さっそく、維新の松井代表は2日、大阪で“選挙協力関係”にある公明について、「今すぐ宣戦布告する必要はない」と牽制した。「今すぐ」ということは、いつでも「宣戦布告」するということだろう。
公明候補が10万票で当選した東京12区でも、維新候補は8万票も獲得。
10.31総選挙では、維新は公明が候補を立てた9つの選挙区のうち、大阪や兵庫など7つで候補擁立を見送ったが、もし、維新が対立候補を立てていたら、公明の苦戦は必至だった。これからも“選挙協力関係”を続けてもらうために、公明は維新の顔色をうかがうことになりそうだ。
維新は自民党も揺さぶっている。憲法改正について、松井代表が来年夏の参院選と同時の国民投票を訴えたのもその一つだ。参院選での国民投票は、安倍元首相は喜ぶかもしれないが、ハト派の岸田首相や公明にとっては頭が痛いに違いない。
連合と協力し来夏の参院選での躍進も |
頭が痛い…(岸田首相と公明党の山口代表=右)/(C)日刊ゲンダイ
野党も揺れている。国民民主党は4日、維新との連携を念頭に、立憲、共産、社民との野党国対の枠組みから離脱した。
「維新と国民民主を合わせれば、衆議院で50議席、参院で20議席以上となり、予算を伴う法案も提出可能になります。そうなったら維新は、議員報酬削減など“身を切る改革”をアピールする法案を次々と提出してくるはずです。自公と立憲は、賛成するかどうか迷うはず。加えて、国民民主とタッグを組むことで、連合との協力関係が成り立つかもしれない。連合も“天敵”の共産より、維新の方が組みやすいし、維新も連合の協力が得られれば、全国的に選挙戦が戦えます」(政界関係者)
野党共闘がぎくしゃくしはじめているだけに、来夏の参院選でも維新躍進の可能性がある。
前回2019年の参院選での維新の獲得議席は、選挙区で5議席(大阪2、兵庫、東京、神奈川各1)、比例で5議席(490万票)の10議席だった。
今回の勢いからすれば、前回、議席が取れなかった9つの複数区(4人区の埼玉、愛知、3人区の北海道、千葉、福岡、2人区の茨城、静岡、京都、広島)で議席獲得は十分あり得る。
また、4人区の大阪で3人、6人区の東京で2人の当選の可能性もある。加えて、今回比例で獲得した805万票をキープすれば、参院選の比例では9議席まで伸ばせる。トータルで前回比倍増の20議席を超えれば、全国政党の体裁が整う。
しかし、維新が勢力を拡大することが国民にとっていいことなのかどうか。
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