http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/815.html
Tweet |
※2021年10月29日 読売新聞1面トップ 紙面クリック拡大
※2021年10月29日 読売新聞3面 紙面クリック拡大
※2021年10月29日 読売新聞4面 紙面クリック拡大
自民の単独過半数維持は微妙、立民が議席増・維新勢い保つ…読売・衆院選終盤情勢
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20211028-OYT1T50171/
2021/10/28 22:00 読売新聞社
読売新聞社は31日投開票の衆院選の終盤情勢を探るため、26〜28日に世論調査を行った。自民党は単独での衆院定数の過半数(233)維持が微妙な情勢だ。立憲民主党は議席を増やす公算が大きく、日本維新の会は勢いを保っている。289ある小選挙区の約4割で接戦となっている。
調査結果に全国の総支局などの取材を加味し、情勢を分析した。
自民は終盤に入り、野党に追い上げられる小選挙区が目立っている。優勢を保つ候補は113人にとどまり、劣勢は序盤の46人から60人に増えた。当落線上で104人がしのぎを削る。特に野党の地盤が強い北海道、大阪、沖縄で苦戦している。一方、保守地盤の強い富山、山口、高知では安定した戦いを展開しており、山形でも議席独占の可能性が出てきた。比例選では70議席近くを視野に入れるが、公示前の276議席からは減らしそうだ。
公明党は、9人を擁立した小選挙区の多くで安定した戦いを進める。比例選では順調に議席を積み増し、前回の2017年衆院比例選の21議席を上回る可能性がある。自民、公明の与党では、国会を安定的に運営するための「安定多数」(244)をうかがう。
立民は、優勢な小選挙区を序盤の30から七つ増やすなど公示前の110議席から30近く増やす可能性がある。ただ、94人が接戦を演じており、情勢は流動的だ。比例選では40議席を超える見通しとなっている。
共産党は沖縄1区で優位に立ち、比例選でも2桁の議席確保を狙う。公示前の12議席は上回る勢いだ。
維新は拠点の大阪で、19ある小選挙区の半数以上を制しそうだ。比例選でも20議席台に乗せる可能性があり、公示前の11議席から3倍超をうかがう。
国民民主党は、公示前の8議席を確保できるかどうかが焦点だ。
調査は電話で実施し、18万2039人から回答を得た。一定数の回答者が小選挙区選や比例選で投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢はなお流動的な要素もある。
衆院選には、小選挙区選(定数289)に857人、11ブロックの比例選(定数176)に194人(重複立候補を除く)の計1051人が立候補している。
[スキャナー]自民、当落線上に党幹部・閣僚含む104人…「野党一本化」響く
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20211029-OYT1T50010/
2021/10/29 09:37 読売新聞オンライン
立民5割近く横一線
読売新聞社の衆院選終盤情勢調査で、自民党は単独過半数(233)が微妙な情勢となっている。当落線上で党幹部や閣僚も含めて104人が競り合っており、予断を許さない状況だ。立憲民主党も5割近くが横一線の争いで、接戦区の勝敗がカギを握りそうだ。(政治部 工藤淳、森山雄太)
危機感
街頭演説をする自民党の岸田総裁(28日午後1時56分、JR新潟駅前で)=今利幸撮影
「北海道から沖縄まで、どの選挙区も大接戦が続いている。皆さんの力で押し上げていただき、勝利を与えていただきたい」
岸田首相(自民党総裁)は28日、秋田県大館市で演説し、危機感をあらわにした。首相はこの日、青森や秋田、石川各県の接戦区を中心に回った。
首相は今回、就任から10日で衆院解散に踏み切り、超短期決戦に臨んだ。自民内には新内閣発足の「ご祝儀相場」を当て込む向きもあったが、24日の参院静岡、山口両選挙区の補欠選挙は自民の1勝1敗に終わり、「早くも相場が崩れ始めた」(党幹部)との声が漏れる。期待した追い風は吹かず、地力を問われる選挙となっている。
立憲民主党が共産、国民民主、れいわ新選組、社民の4党と213選挙区で候補者を一本化した影響も大きい。前回2017年衆院選では野党候補が乱立して自民に有利に働いたが、今回は132選挙区で事実上の与野党一騎打ちの構図に持ち込まれた。自民の小選挙区候補277人のうち、当落線上にいる104人の中には党幹部や閣僚も含まれ、その多くは野党統一候補と争っている。
甘利氏も
象徴的なのが神奈川13区だ。自民の甘利幹事長は立民の 太 栄志氏と横並びのまま、終盤にもつれ込んだ。全国を応援で回っていた甘利氏も28日は地元の神奈川県大和市に入り、「自民党改革をして、必ずこの日本を再興してみせます」と声を張り上げた。
福島2区でリードしていた根本匠・元厚生労働相は立民の馬場雄基氏の猛追を受け、互角の戦いに持ち込まれた。東京5区では立民の手塚仁雄氏と自民の若宮万博相、静岡8区では立民の源馬謙太郎氏と塩谷立・元文部科学相がデッドヒートを繰り広げている。
東京8区で苦戦を強いられている自民の石原伸晃・元経済再生相のもとには27日、首相が応援に入り、テコ入れを図ったが、共産の支援を受ける立民の吉田晴美氏がやや抜け出した。
「風」吹かず
街頭演説をする立憲民主党の枝野代表(23日、東京都豊島区で)=富永健太郎撮影
ただ、立民にも「風」は吹いていない。小選挙区に立つ214人の立民候補のうち、優位に戦いを進めているのは序盤から微増の37人にとどまり、94人は引き続き接戦となっている。大物候補が激戦を強いられているのも自民と同様だ。
岩手3区では、当選17回を誇る小沢一郎氏が自民の藤原崇氏に接戦に持ち込まれた。小沢氏は公示日の19日、全国遊説ではなく、地元で第一声に臨んだ。後援会も「初日の地元入りは初当選以来」と驚くほどだ。福島3区では、小選挙区で7回連続当選の玄葉光一郎・元外相が自民の上杉謙太郎氏と接戦を演じている。
立民の枝野代表は28日、長野県や埼玉県、東京都の接戦区を回って追い込みを図った。長野県小諸市でマイクを握った枝野氏は、「私たちには具体的なプランがある。ぜひ実行させてほしい。政治を変えるしかない」と政権交代の必要性を訴えた。
残り:661文字/全文:2251文字
読者会員限定記事です
※続きはトップ紙面をご覧ください
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK283掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK283掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。