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長崎1区では「安倍ブランド」通用せず…元政策秘書がまさかの“討ち死に”危機
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296570
2021/10/26 日刊ゲンダイ
安倍元首相の元秘書でも本人知名度がイマイチな初村滝一郎候補(C)共同通信社
もうキングメーカーではいられなくなるかもしれない。
衆院選全国289選挙区の中で「最も異様な選挙区」(永田町関係者)と噂されているのが、長崎1区だ。県連の候補者公募中に、安倍元首相が地元政界関係者に直電。「うちの秘書が応募する」と自らの元政策秘書・初村滝一郎氏の擁立をねじ込んできた、いわくつきの選挙区。しかし、安倍氏が背後にいながら、自民が劣勢に立たされている。
「県連が7月に公募を開始した時点で、1区は女性県議を立てることでおおむねの話はついていた。そこに安倍さんからの直電です。『公正に選考してください』とのことでしたが、地元関係者は『初村で行け』と受け止めるしかなかった。県政の重鎮は相当、怒っていましたが、突っぱねればどんな仕打ちが待っているか分からない。結局、直電後、初村さん擁立が決まったのです」(県政関係者)
祖父の代から長崎地盤の政治家一家で育った初村氏だが、地元での知名度はイマイチ。一方、対立候補の国民民主党・西岡秀子氏も祖父の代から政治家一家で、こちらは知名度バツグン。父・武夫氏(故人)は自民党の文部大臣を務めた重鎮で、西岡氏は保守層にも浸透。政党やメディアの世論調査で、二歩も三歩もリードしている。初村氏は懸命に地元を回るが、本人以上に危機感を募らせているのが県連だ。
大物が続々と現地入り
「初村さんをねじ込まれた時は異論が噴出しましたが、もはや文句を言っている場合じゃない。『落とせば安倍さんに恥をかかせることになる』と、皆、シャカリキになって支持固めに奔走。大物の応援要請も党本部に働きかけています。これまで、安倍さんのみならず、高市政調会長が応援に入り、今後、菅前首相や西村前経済再生相などが駆けつける予定です。県内の他の選挙区とは比較にならないほど厚遇されています」(地元関係者)
安倍氏に近い大物が続々と入るわけだが、効果は限定的という。
「22日に行われた安倍さんと初村さんの街宣はお寒い状況でした。聴衆は大半が動員で足を止める人はほとんどなし。安倍さんの姿を見ても『ふーん』と通り過ぎる人がチラホラ。安倍ブランドは長崎では浸透していません」(前出の地元関係者)
“討ち死に”なら、安倍元首相へのダメージは計り知れない。
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