右翼団体と韓国諜報機関の関係を暴露!関係者が訪日する度に右翼動員、情報漏洩と報道 櫻井よしこ氏らの国家基本問題研究所から韓国人に賞も│情報速報ドットコム https://johosokuhou.com/2021/08/11/50026/韓国MBCテレビの調査報道番組「PD手帳」が韓国の諜報機関「国情院」と日本の右翼団体の関係を暴露しました。 番組では韓国の関係者が訪日する度に日程が漏れており、独島守備隊のチェ・ジェイク氏や挺対協のユン・ミヒャン氏が日本を訪問するたびに右翼や在特に取り込まれる事態になったと紹介。 韓国の情報機関が彼らに情報を渡していたとして、元工作員の証言や証拠資料も番組で取り上げていました。 驚くべきことに日本第一党の先崎氏も公安警察との関係を「情報を流す流さないじゃなくてあくまで協力関係ですから」と認め、何らかの協力関係があったことを示唆しているのです。 =========== 番組要約ツイート =========== 先ほど放送された韓国MBC「PD手帳」の内容を見ながら簡単にまとめます。韓国の独島守備隊のチェ・ジェイク氏、挺対協のユン・ミヒャン氏が日本を訪問するたびにスケジュールが筒抜けで右翼や在特に囲まれる。それは韓国の情報機関国家情報院が彼らに情報を渡していたからと、元工作員が証言。 ゆーすけ @yoox5135 2021/08/10 23:43:00 https://twitter.com/yoox5135/status/1425105479580139526 日本第一党(元在特会)の先崎は日本の公安警察との関係を「情報を流す流さないじゃなくてあくまで協力関係ですから」と。証言者は国家情報院→日本の公安→右翼と情報が流されると。逆に日本側は鈴木信行の訪韓時に韓国には教えてくれないと。韓国の情報機関が自国民の韓国人の情報を日本に渡している。 韓国の国家情報院は、日本の右翼が訪韓時、非武装地帯などへの「安保観光」や食事、高級車での送り迎えなど接待をするなど支援を行っていた。国家情報院が支援していた右翼は櫻井よしこを中心に結集していた。 櫻井よしこが中心になって立ち上げた右翼団体の国家基本問題研究所。ここが韓国人に賞を与えるという新聞記事があった。 コロナ禍で訪日できずオンラインで国家基本問題研究所から賞を受け取ったのはナクソンデ経済研究所のイ・ウヨン所長とメディアウォッチのファン・ウィウォン代表。徴用工や慰安婦問題に関する国家基本問題研究所を韓国で翻訳出版した功績を認められてのこと。もちろん内容は歴史歪曲本。 平和の少女像撤去を求め水曜デモを妨害する活動をしている二人は、櫻井よしこから直々に賞を授与され万年筆、賞金1万ドルを受け取った以外に、菅総理と萩生田文科相の祝辞が読み上げられたことに感動。 安倍とも仲が良く放送を首相官邸からするほどの櫻井よしこ。東京の恵泉女子学園大の李泳采教授は彼女が日本の右翼をまとめる中心的な人物、安倍を総理にするために活動してきた安倍の守護神と。 国家基本問題研究所の設立には韓国の国家情報院が支援を行い、キムヒョンヒや脱北者を紹介するなどしている。その事業に関わっているのは企画委員の西岡力。 また国家情報院は日本人拉致被害者に関する情報を渡していた。日本経由で韓国政府(=当時の保守政権)のために、北朝鮮をdisるため。その資金を受け取っていたのは西岡力を中心とした勢力という証言者。 国家情報院は、一般人の立ち入りなど考えられない庁舎内に国家基本問題研究所のメンバーを招き入れ、北朝鮮の詳細な情報についてレクチャーまでするズブズブっぷり。韓国の様々な組織が得た北朝鮮に関する情報を日本の一民間団体にタダで教えていた。それで西岡力らは日本の右翼の中で格上となった。 韓国の国家情報院からカネと情報をもらいまくっている国家基本問題研究所だが、やっているのは歴史歪曲。その攻撃とターゲットになってしまったのは、植村隆さん。 櫻井よしこの番組に頻繁に出演している日本の統一日報の論説主幹で、国家基本問題研究所の客員研究員の洪熒(ホンヒョン) 元駐日韓国大使館公使。「文在寅は共産主義者で中国共産党のスパイ」などと言ったフェイクニュースを流す。実は彼、陸軍士官学校卒で国家情報院の前身のKCIA時代から26年もいた。 洪熒は国家情報院を経て日本の右翼団体に入り、陸軍士官学校同窓生の国家情報院の先輩から工作資金を受け取っていた。それは保守政権の維持のための対在日韓国人工作。野党(現与党の民主党)に政権を渡さず、文在寅政権の後で保守政権を作り出すため。 番組残り3分の1の内容は、証言者が同じであることから、6月の放送内容とかなりかぶっています。 この辺の繋がりについては以前から疑っていました。保守政権を再び誕生させるために、韓国極右が日本の極右に情報を流し、韓国をdisらせそれを韓国に逆輸入する流れですね。その結果、日韓関係はこじれ、メディアは嫌韓を煽り、日本に住む在日コリアンの人々は日々恐怖に震えることになったのです。 今日のMBCのPD手帳の動画はこちらからご覧いただけます。かなりざっくりまとめたのでより詳しい内容を知りたい方はぜひこちらをご覧ください。ただし、今のところ日本語、英語の字幕はつけられていません。 https://twitter.com/yoox5135/status/1425123968072130564 実は日本のメディアが嫌韓に狂乱していたころ、複数のニューカマーのコリアンと他の外国出身の人にインタビューをしました。もちろん記事にするためですが、「日本に住む自信がなくなった」と涙ぐむ人もいて、自分自身が辛くなり、何も書けなかったことを思い出しました。 昨晩放送のPD手帳。後半部の要約もやりますね。 嫌韓ヘイトデモをする連中は道端極右、自民党のシンクタンクで安倍、菅両政権の政策にも影響している国家基本問題研究所は政策極右。国家情報院は北朝鮮を攻撃するために彼らを利用したが、それが(嫌韓、歴史歪曲等)ブーメランになって返ってきた。 2015年12月、朴槿恵政権下で交わされた慰安婦合意。慰安婦研究の第一人者吉見義明先生は10億円払うだけで何もしない、むしろ韓国側に平和の少女像撤去の努力義務を課す結果となったと。日本にとっては「大きな成果」。被害当事者は怒り、合意を履行しようとする韓国政府と市民との間で対立が起きた。 この問題だらけの日韓合意に国家情報院が絡んでいるというのが元大阪駐在の海外工作員の証言。ところが彼はこの業務からは外され、監査という名のホワイトルーム拷問にかけられた。海外での情報活動を国内政治に利用してはならないなどと当時の院長に指摘したことが問題になった模様。上司からも脅迫。 李丙h(イビョンギ)国家情報院長から朴槿恵大統領秘書室長に栄転後も慰安婦合意に関する作業は続けられ、李氏が主導し続けたことは後の調査で明らかになっている。専門家は、合意内容が韓国独自のものではなく、日本の描いた構図に相当な影響を受けていることを指摘。 日本系韓国人の保坂祐二教授は国家情報院職員へのレクチャーで「慰安婦合意には間違った部分がある」と述べたところ、3人が反発。うち1人は「われわれは慰安婦合意に深く関わっていた」とし、日本の極右と変わらない主張を展開したと証言。慰安婦合意は日本の主張に合わせて作られたものではないかと。 慰安婦合意に関与したという当時の金玉彩(キムオクチェ)駐福岡総領事は、駐日大使となった李丙h氏に国家情報院が「管理」していた日本の右翼政治家、右翼団体などを紹介した。金氏に彼らを紹介したのは国家基本問題研究所の洪熒氏。金氏は取材に交渉内容は秘密、櫻井よしこなんか知らない、嫌な女だと 国家情報院の資金を大統領官邸に上納した罪で実刑判決を受けた李丙h氏の弁護士は、安倍が慰安婦合意で10億円支払うことになり右翼から非難されていると。一方で櫻井よしこは「安倍総理の外交的成功、決断のおかげ」と絶賛。「国際世論は日本の側にある、韓国にちゃんとやれと言っている」と。 結論としては国家情報院は組織防衛、そのための保守政権誕生と継続を、自国民の権益保護より優先させ、海外情報、日本の右翼との繋がりを国内政治に利用、嫌韓や歴史歪曲まで煽る結果となり、国内の被害者をも踏みにじる結果となったというもの。
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