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吉村知事と松井市長が“不要不急”の上京 日本維新の会ツートップの魂胆 7.4首都決戦攻防
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291435
2021/07/03 日刊ゲンダイ
吉村府知事(左)は自民党の二階幹事長に万博支援も要請(右は松井市長)/(C)共同通信社
新型コロナウイルスワクチンの供給ストップを突如発表し、大阪を混乱に陥れている元凶がのこのこ上京し、精力的に動き回っている。日本維新の会のツートップを張る吉村知事と松井市長は2日、そろって東京入りし、菅首相にワクチン優先配給を直談判。政治力をアピールしたが、本命は壊滅必至の都議選(4日投開票)の対応だともっぱらだ。
大阪市は2日、1回目接種を12日から一時休止すると発表。国から分配される米ファイザー製の8月以降の見通しが立たず、1回目を受けた人への2回目分を確保するためだという。突然の供給停止に医療現場は困惑。新規予約の受け付けを停止する施設が続出している。大混乱の真っただ中、吉村知事と松井市長は持ち場を離れ何をやっているのか。
2人の東京ステイは1泊2日だ。初日は2人で官邸を訪問し、菅首相と面会。吉村知事は「緊急事態宣言が長期間出ていたような感染が広がりやすいエリアで、ワクチンを広げていくほうが感染防止につながる」と訴え、大阪をはじめとする高リスク地域を「ワクチン接種重点地域」に指定し、集中的な供給を要望。これに先立ち、河野ワクチン担当相とも面会した吉村知事は同じく優先配給を要請。河野大臣は「いろんな意見をうかがいながら配給したい」と引き取ったが、専門家の一部からは疑問の声も上がる。「公平」の掛け声のもと、全国津々浦々で優先順位の高い人から打っている。いまさら大都市圏に集中するメリットがあるのか。
医療ガバナンス研究所の上昌広理事長は言う。
「大都市圏では明らかにワクチンが不足している。自治体向けのファイザー製供給は今月以降先細り。補完を期待されていた職域接種についても、モデルナ製の需給ギャップが生じ、あてにできない。第2波に襲われた昨年6〜8月の経験やデルタ株の主流化からすれば、手を打ちたいでしょう」
2日目の3日は徹底して都議選対応だ。午前中から夕方まで、北区をはじめとする激戦区に4カ所ずつ入り、応援演説をこなす。
「維新は現有1議席すら維持できず、消失危機です。維新の顔である吉村知事と松井市長がテコ入れしたくても、不要不急の外出を呼び掛けている最中ではままならない。そこで松井市長の盟友の菅総理が2人を呼び寄せ、陳情という形で東京入りをセットしたといいます。維新は自公与党の補完勢力だからというよりも、個人的な関係から東京の足場を失うのを懸念しているようです」(永田町関係者)
大阪都構想をめぐる住民投票で第3波襲来を招いたポンコツコンビ。何をするにも選挙優先だ。
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