http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/693.html
Tweet |
小池都知事「二股檄文」自民への配慮アリアリ、都ファ候補は事実上の“絶縁状”に落胆 7.4首都決戦攻防
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291331
2021/07/01 日刊ゲンダイ
しばらくはテレワークという(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ
やっぱり見捨てる気か。過労で22日から入院していた小池都知事が30日、ようやく退院。当面テレワークで公務をこなす予定で、都議選中の“女帝不在”は続きそうだ。応援を求める「都民ファーストの会」を本気で助ける意思も見えず、自民に配慮した「二股檄文」に、“子分”たちは落胆している。
◇ ◇ ◇
〈肝心な時にご心配かけて申し訳ありません 都民が見ています! 都民がついています! ゴールめざしてがんばりましょう〉
30日、こんなメッセージが達筆な文字で記された文書が都ファの候補らに送られてきた。文頭には候補者名が記載され、文末に〈小池百合子〉と署名がある。
尾島紘平候補(練馬区)は、文書の写真と共に〈小池知事から直筆の檄文が届きました〉〈『小池知事は都民ファーストの会を見捨てて逃げた』というデマが流されていますが、それは敵陣営の戦略であり願望です〉と自身のツイッターに投稿した。
確かに、小池都知事の文書は一見、応援メッセージに見えなくもない。だが、いくら読んでも「必勝」や「当選」「勝利」といった選挙ではお決まりのパワーワードが見当たらない。日刊ゲンダイは、別の都ファ候補に送られた文書を入手したが、文頭の候補者名以外は、一言一句、尾島氏宛てと変わりナシ。文字の形までピタリと一致しているから、小池都知事は直筆文のコピーを各候補に送ったようだ。
「いかにもアリバイ的に送られてきた感じがします。この檄文送付をもって『応援は終了』かもしれません……。だとしたら、われわれの多くは討ち死に必至です」(前出の都ファ候補)
檄文には「必勝」「当選」といった言葉がない(尾島紘平都議のツイッターから=左)、第一声を上げたのは荒木千陽代表(C)共同通信社
にじむ自民への配慮 |
さらに都ファ内部をザワつかせているのが、小池都知事が退院した際に公表したコメントだ。前半で〈心よりお詫び申し上げます〉と、公務から離れたことを謝罪し、後半で都議選に言及。〈都政の諸課題が山積する中、改革を続け、伝統を守る皆様に、エールを送ります〉と特定の政党名を挙げず、中途半端な言い回しに終始した。ある都ファ関係者がため息交じりに言う。
「コメントを読む限り、知事がエールを送る対象は『改革を続ける人』と『伝統を守る人』の2つに分けたと受け取れる。『改革を続ける人』は、私たちのことでしょうが、『伝統を守る人』は、保守政党の自民を指すのは明らか。4年前の都議選で“ブラックボックス”とこき下ろした自民に今回は配慮しているわけです。コメントも檄文も言い回しがスゴく微妙ですね……」
要するに、小池都知事は都ファと自民双方にいい顔をしたいだけ。“二股交際”も同然だ。理由もハッキリしている。
「小池知事は都議選前に、自民の二階幹事長と〈都ファを応援しない〉〈応援するなら自公も平等に〉という“密約”を交わしたとされる。そのウワサ通り、都ファだけに肩入れするわけにはいかず、“密約”を破るわけにもいかないように映ります。二階幹事長を怒らせれば、国政進出の可能性は消え、自民が敵に回り、都政運営も困難になる。配慮が必要な立場なのでしょう」(官邸事情通)
半端な檄文をもって応援は「打ち止め」。都ファに対する事実上の「離縁状」だとしたら、生みの親の女帝はあまりにも無慈悲だ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK281掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK281掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。