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吉村府知事が“ドヤ顔”導入「ゴールドステッカー」に大阪の飲食店から不満噴出
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291302
2021/07/01 日刊ゲンダイ
飲食店から「厳しすぎる」との声も(C)日刊ゲンダイ
「簡単に申請して簡単に取得できる制度にはしたくないと思っていますし、すべきでもないと思っています」
大阪府の吉村洋文知事は23日、飲食店での酒類提供の条件となる「ゴールドステッカー」制度について、こう見解を示した。
ステッカーの取得には、43項目の感染対策の条件をクリアしたうえで、実施状況が分かる写真の添付を求められる。そのため飲食店からは「申請手続きが煩雑だ」「ややこし過ぎる」といった不満の声が上がっていた。
そこで、大阪府社交飲食業生活衛生同業組合が府に働きかけ、担当者を招いてステッカーに関する説明会を28日、市内のホテルで開催。飲食店経営者ら約50人が出席した。
休業、時短要請に従わなかった店にも交付
開催の目的は制度を有効に使うために、具体的な説明をしてもらうことだったが、時短営業や休業要請に従わず、いわゆる「闇営業」を続けていた飲食店も申請をすればステッカーの交付を受けられることから、説明会は紛糾。出席者から「不公平だ」という意見が続出した。
これに対し、府は「(申請を)拒むことはできない。特定の店を制度から除外することはできない」と、曖昧な対応に終始したという。
同組合の福長徳治理事長がこう言う。
「質疑応答の時間に出席者からの不平不満が相次いだ。ずっと要請に従わんかったところにお墨付きを与えるのはおかしな話です。正直者がバカを見るようなことでは相成らん。“順法営業”に努めとるが故に不利益をこうむっとる。申請書にしても読めば読むほど分からんような、迷路に入っていくような分かりづらさ。説明を聞けば聞くほど、ここはどうなんやって疑問が湧く。説明会は2時間ほどやったけど、分かりにくいところがぎょうさんありますわ。そのままでは使いものにならんようなもんや」
府は今月16日から申請受け付けを開始。府のHPによると、申請件数は28日午後5時の時点で2万4545件だが、認証されたのはわずか6店。標準的な取得までの期間を2週間としているが、申請件数が増えたため、認証に遅れが出るとみられている。
「皆さんが危惧されとるんが、仕事の合間を縫ってこれだけ大変な思いをしてステッカーをもろうたところで、また緊急事態宣言が発令されたら、酒を出されへんようになるやないかいうこと。それでもステッカーを持っとったら酒を出してもいいんか、そのへんがあやふややから心配しとる」(福長理事長)
吉村知事がよく口にするように「感染に強い飲食の場づくりが必要だ」というのなら、43項目もの感染対策の条件を満たした飲食店は、緊急事態宣言下でも酒の提供が可能なはず。そうなれば本気で「ステッカー」を欲しがる店も増える。
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