http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/799.html
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高橋洋一内閣参与の5月9日のTwitterでの「さざ波」発言が物議をきたした。
当該Twitter発言は、先進諸国等と比較した日本の人口当たりの感染者数のグラフを示し、「日本はこの程度の「さざ波」。これで五輪中止とかいうと笑笑」と述べたものだ。
https://twitter.com/YoichiTakahashi/status/1391207118502383621
これについて、コロナで亡くなった遺族の傷口に塩を擦りこむものだというような非難が巻き起こった。
高橋氏の発言についての筆者の捉え方は、下記のようなものだ。
実際「さざ波」はさざ波なのだが、低すぎる防波堤(水際対策)と貧弱過ぎる揚水ポンプ(医療キャパ拡充)で、大水害と遊水池決壊(医療崩壊)を起こしており、高橋氏の発言は五輪開催を後押しするあまり、その点についての思考と言及が足りなかった。
なお筆者は、東京五輪開催については、情けなくも医療崩壊を起こしてしまっている現下の日本では、バーチャル五輪でもない限りリスクが高過ぎると思う。
さて、新型コロナ対策は概ね、@水際対策、A医療キャパ拡充、Bアビガン等の治療薬の実用拡大、C営業制限・行動制限、Dワクチン接種推進、E運動・食生活等での自然免疫増進の6つのカテゴリ―に分かれるだろう。
@水際対策とA医療キャパ拡充のぐだぐだぶりについては、筆者は繰り返し指摘してきたので、ここで改めて詳しくは述べない。http://blog.livedoor.jp/ksato123/archives/55012931.html
科学的に効果が明確でない上に経済と人心と財政を破壊する、ロックダウン、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等のC営業制限・行動制限の発動は、医療崩壊を起こしている現下では致し方ないが、@水際対策、A医療キャパ拡充、Bアビガン等の治療薬の実用拡大、が適切になされていれば、本来最小限で済むものであった。
Dワクチン接種推進については、効果の持続期間と特にmRNAワクチン等の革新的ワクチンに関しては、1年後、数年後、10年後以降等の副作用の確率について未知の領域であり、個人の選択に関しては効果とリスクの比較考量が必要だろう。(筆者は実家の老親には、この事を説明した上で恐らく接種を勧めるが、大きな声で言うのは憚られるが中年である自身や家族については状況を見極めて判断したいと思う)
筆者はコロナ対策について、政府の不首尾は責められるべきと思うが、立憲民主党等の野党の追及はマスコミ受けの良い対症療法のC営業制限・行動制限やDワクチン接種推進の甘さばかりに向かっている。これでは政権を任すに至らないと筆者は思う。
与党自民党の中では、比較的地味な施策である@水際対策、A医療キャパ拡充、Bアビガン等の治療薬の実用拡大に対し、ようやく実効的な対策の必要を訴える有志の声が聞こえ始めた。
9月までに予想される衆院解散総選挙の結果は見通せないが、与野党問わず有志の躍進とその結集を望む。
佐藤鴻全 http://blog.livedoor.jp/ksato123/
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