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東京五輪は本当にやるの?開会式に利権や出世が絡む理不尽 ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/287293
2021/04/01 日刊ゲンダイ
福島県広野町を走る聖火ランナー(C)日刊ゲンダイ
先週「オリンピック本当にやるんですか」と書いたら、けっこう反響があり、もう少しこのシリーズ、続けてみようと思う。
なんせ今回のオリンピックはあまりにも問題続出。ツッコミどころ満載で、どこを切っても金太郎飴のように批判のタネが出てくるからだ。
先日、開会式演出について、チーム責任者であった振付家のMIKIKO氏が今回なぜか降板しなければならなかったか、その理由について重い口を開いた。
我々国民はコロナによって五輪が延期になったことを理由に、演出チームが皆一様に辞めたのだと思っていた。しかしどうやらそうではなかったらしい。
週刊文春によれば、最初の山崎監督や野村萬斎氏は、森さんの覚えがめでたくなく、演出を外されたらしく、3番目に就任したのがMIKIKO氏。この段階ですでに五輪の1年前。もうIOCにプレゼンしなければいけないのに何もできていなかった。
これだけでもなんだかなぁという話だが、それでもMIKIKOさんは寝る間も惜しんで頑張り、2年はかかる作業を1カ月で完成した。結果IOCには大好評。
この時にオファーされた渡辺直美ちゃんはその企画を「鳥肌立つほどかっこよかった」と言っている。
しかしコロナ禍に襲われ、五輪は延期。プロジェクトはいったん止まる。その後6カ月間、MIKIKOさんにはなんの連絡もなかった。
業を煮やした彼女が問い合わせをすると、なんと全く別の企画が別の演出家で始まっていたのである。その演出家というのがあのピッグ演出で辞任した佐々木氏である。
彼はMIKIKO案を退け、自分が一から企画した案に変更してプレゼンするも、IOCから前の方が良かったと言われてしまう。そこであろうことか無断でMIKIKO氏の企画を一部使うという掟破りの禁じ手を使った。
そこまでしてもMIKIKO氏を排除したかったのは、忖度なく言うべきことは進言する彼女を疎ましく思っていたからだと文春は報じている。
実はこのようなことはエンタメ業界では少なからずある。
演出する舞台に知らぬ間に勝手なキャスティングをされ、「主演の○○さんは了解されてます」とプロデューサーに言われたが、主演本人は「聞いてないよ」などということは私にも何度もある。
嘘をついてでも自分の意見を通したいのは、そこに何か利権や出世が絡んでいるからだ。
物事を創造する過程に、政治的な動きをする人間は、得てして獅子身中の虫である。
開会式一つとってもこのようないかにも日本的自民党的理不尽がある。きっとこれからも出てくる。
本当にやるんですかオリンピック。
ラサール石井 タレント
1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。
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聖火ランナースタート 今の日本は五輪開催にふさわしい? ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)
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