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小池知事に注がれる変異株蔓延“疑いの目”子供感染2%→9%増
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/286803
2021/03/22 日刊ゲンダイ
不自然なほど少ない都の実態に疑問(田村憲久厚労相)/(C)日刊ゲンダイ
「東京の変異株の数が全体に比べて少ない」「本当に実態がそうなのかも含め、東京の検査数を増やして実態をしっかり見ていきたい」
田村厚労相は21日のNHK番組で、都内の変異株の少なさに疑義を呈した。実際、都内の変異株は不自然なほど少ない。厚労省の「都道府県別の変異株(ゲノム解析)確認数」(17日付)によると、都内の変異株はわずか14件。兵庫(94件)や大阪(72件)、埼玉(57件)に比べ、圧倒的に少ないのだ。
変異株の感染力は従来型よりも強く、子供も大人と同様に感染すると専門家から指摘されている。裏を返せば、子供の感染が急増していたら、変異株が市中に蔓延している可能性が高いということだ。
3月1〜20日の都内の新規感染者5585人のうち、未成年(10歳未満及び10代)は517人。第1波が襲来する直前の昨年同期は、新規感染者92人のうち未成年はたったの2人だった。感染者数そのものがハネ上がっているのはもちろん、感染者に占める未成年の割合も2.2%(昨年)から9.3%(今年)に膨れ上がっているのだ。
スクリーニング検査はほぼ横ばい
従来型に比べ、変異株が子供の感染リスクを高めることを踏まえると、都内はすでに変異株が蔓延している可能性がある。しかし、都の検査数は増えるどころか、減少傾向だ。
政府がスクリーニング検査の強化を通知した2月5日以降、都内の検査数の割合は民間検査機関も合わせて13.8%(2月8〜14日)→10.1%(同15〜21日)→9.6%(同22〜28日)→9.8%(3月1〜7日)と、当初よりも減っている。
小池都知事は変異株検査について「4月上旬に25%にし、さらに早期に40%を目指す」と意気込むが、都の健康安全研究センターが手掛ける検査の割合は4.8%(3月15〜19日)。4%(2月8〜14日)から、ほぼ増えていないのが実情だ。ジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「小池知事のパフォーマンス最優先が変異株への対応でも見て取れます。保健所などの現場は変異株の対応に加え、ワクチン接種の開始などで疲弊しています。にもかかわらず、小池知事はマンパワー強化はそっちのけで、五輪開催に邁進しています。現場を無視していると言わざるを得ません」
「女帝」の“やってる感”にダマされてはいけない。
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- <投稿者の非表示で納得いかないコメント転記>Re: 小池知事に注がれる変異株蔓延“疑いの目”子供感染2%→9%増(日刊ゲンダイ) HIMAZIN 2021/3/28 01:37:39
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