http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/119.html
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(回答先: 男がやってみたい事はみんな同じ _ 風俗業者・ヤクザがやっている事 投稿者 中川隆 日時 2021 年 10 月 12 日 12:06:36)
セックスと暴力。このふたつが密接に結びついている理由
脳のCTスキャンを使用した最新の研究によると、すぐにけんかを始める、うそをつく、物を壊してはしゃぐ、そんないじめっ子の脳には、他人の苦しみを見ると喜びを感じる回路が備わっているかもしれないという。今回の最新研究は、「Biological Psychology」誌の最新号に掲載される。
研究チームの一員でシカゴ大学の心理学者ベンジャミン・レイヒー氏は、「この発見は予想外だった」と話す。研究チームでは、いじめっ子は他人の苦痛を目撃したときになんの反応も見せないだろうと予想していた。なぜなら、彼らは冷酷で、感情を高ぶらせることがないために、例えば良心の呵責(かしゃく)を感じることなくおやつ代を盗むことができると考えていたからだ。
レイヒー氏は、「人が他人の苦痛を目にすると、自身が苦痛を経験したときと同じ脳内領域が光ることはこれまでの研究で判明していた。感情移入を示す反応だ」と話す。今回の最新研究では、いじめっ子の脳の場合、該当領域がさらに活発に活動を行っていることが判明した。
しかし、いじめっ子が示す感情移入反応は、扁桃体(へんとうたい)と腹側線条体(ふくそくせんじょうたい)の活動によってゆがめられたものだと思われる。扁桃体や腹側線条体は脳内領域の中で報酬や喜びに関係すると考えられている部位である。「つまり、いじめっ子は人の苦痛を見るのが好きだと考えられる。この考えが正しい場合、彼らは弱い者いじめをして他人を攻撃するたびに心理的な報酬を受け取り、反応の強化が進んでいることになる」とレイヒー氏は話す。
今回の最新研究では、うそや窃盗、公共物破損、弱い者いじめといった経歴を持つ16〜18歳の少年8人の脳活動を検査した。8人の少年は臨床分野で攻撃型行為障害(aggressive conduct disorder)と呼ばれる症状を持っており、そのような経歴を持たない同年代の少年グループとの比較を通じて調査が行われた。
検査では、苦痛の状況を描く短いビデオ映像数本をいじめっ子グループに見せた。映像には、つま先に金づちが落ちるシーンなど不慮の事故を描くものと、ピアノの演奏中にふたを閉め演奏者の指を挟むシーンなど意図的な行為を描くものが含まれていた。
脳のCTスキャンを行った結果、喜びに関係する脳内領域と、苦痛に関係する脳内領域の活動が判明し、さらに、感情の統制に関係する脳内のある部位が、いじめっ子の脳では活動していないことが明らかになった。言い換えると、いじめっ子は、例えば昼食の列に並んでいるときに子どもが誤ってぶつかってきた場合などに、自分を抑制するメカニズムを欠いていることになる。
「自己制御を欠いている点を処置する、あるいは埋め合わせる治療法を開発する必要があるだろう。いじめっ子が自己制御を欠いているのは事実だと考えているし、他人を傷付けるたびに心理的な報酬を受け取り、反応の強化が進む可能性がある」とレイヒー氏は語る。
クレムゾン大学家族・近隣生活研究所でオルヴェウスいじめ防止プログラムを担当するマレーネ・スナイダー氏は次のように話す。「今回のテーマについて脳撮像による科学的調査で次第にさまざまなことが発見されるのは驚くことではない。脳がどのように機能しているのか、その解明は始まったばかりなのだ。脳の仕組みの理解が進めば、有意義な関与方法を見いだすことができるようになるだろう」。
http://asyura2.com/08/senkyo55/msg/952.html
セックスと暴力は脳内でリンク Sex and violence linked in the brain
Ewen Callaway 原文:Nature (2011-02-09)
http://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v8/n4/%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%A8%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E3%81%AF%E8%84%B3%E5%86%85%E3%81%A7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF/36503
マウスの暴力行動にかかわる中枢を探して、交尾と関連する脳領域内のニューロ ン群に行き着いた。
マウスではセックスと暴力に関するニューロンが脳内で絡み合っていること が、カリフォルニア工科大学(米国パサ デナ)のDavid Andersonらにより明ら かにされた。雄マウスでは、出会った仲間と戦うか、それとも交尾するかを、脳の深部にある小さな細胞集団が判断して いることがわかったのだ。
こうした回路 は、ヒトの脳にもあると考えていいだろう。
Nature 2011年2月10日号に報告さ れたこの研究 1 では、雄マウスで問題のニューロンの活動を抑制したところ、本来なら攻撃を仕掛けるはずの、縄張りに 侵入した雄マウスを無視してしまった。
反対にこれらのニューロンを刺激して活性化させると、雄マウスは無生物の物体に対しても猛烈な攻撃を仕掛け、本来な ら求愛行動をとるべき雌にすら攻撃行動 をとった。
これらのニューロンは、視床下部にある暴力行動との関連が知られている領域内に存在する。
ネコやラットでは、その領域付近に電気刺激を与えると行動が凶暴になる。
しかし、数十年前に行われた 神経生理学実験では、刺激される脳領域 の範囲が広すぎて、暴力に特異的な脳回 路を特定するには至らず、ましてや、攻撃性に関与する個々のニューロンの特定などは不可能だった。 近年になって、特定遺伝子を欠損させ た遺伝子操作マウスの中に、正常なマウスよりも攻撃性の強いものが見つかった。
「こうした攻撃性の強いマウスの脳 のどの部分が異常になっているのかは、よくわかっていません。そのため、異常 な攻撃行動が何を意味しているのかが、 なかなか理解できずにいます」
と、論文 の第一著者で、現在ニューヨーク大学(米国)に所属するDayu Linは話す。
攻撃でも交尾でも活性化マウスでは、ネコやラットと違って、ただ雄の視床下部を電気刺激してもより好戦的にはならない。
そこで、どの領域が 暴力行動に関係しているのかを解明するため、研究チームはまず、雄マウスの縄張りに、雄・雄または雄・雌などの順番 でほかのマウスを連続して侵入させた。
続いて、最近活性化したニューロンを識別できる蛍光タグで脳細胞を標識して、 侵入個体との出会いで活性化された雄マウスの脳領域を調べた。
すると、意外なことがわかった。
攻撃の最中には視床下部腹内側核(VMH)の腹外側域内のニュー ロン群が活性化していたが、交尾の最中にも同じ領域が活性化していたのである。
研究チームはこの結果に当惑し、今度は、この領域内にある個々のニューロンの活動を計測できるように雄マウスの脳内に電極を植え込み、マウスが攻撃または交尾をしているときに何が起こっているかを観察した。
すると、大半のニューロンは交尾と暴力的攻撃のどちらか一方に 特異的にかかわっていたが、一部のニューロンは、一見相反する2つの行動のどち らの最中でも発火(活性化)していた。
研究チームは次に、光遺伝学と呼ばれ る技術を用いた。
この領域のニューロンを、細胞を青色光に反応させる遺伝子を組み込んだウイルスに感染させ、さらに マウスの脳に光ファイバーを埋め込ん で、遺伝子が組み込まれたニューロンを必要に応じて発火できるようにしたのである。
この方法でニューロンを発火させた ところ、雄マウスはほかの侵入マウスをすぐさま攻撃した。
興味深いことに、攻撃中枢にあるニューロンを活性化する と、通常では無視する去勢した雄や麻酔 をかけられ動かない個体、膨らませた実 験用手袋に対してまでも暴力的攻撃が引き起こされた。
しかしながら雌に対し ては、確かに攻撃行動が見られたが、程度があった。
雄が雌に初めて出会ったと きに問題のニューロンを活性化すると雄は攻撃行動を示すのだが、すでに交尾行動に入っている雄のニューロンを活性化しても攻撃行動は起こされなかったのだ。
「自分の世界に入ってしまっているような、聞く耳持たずの状態です」
と Lin は説明する。
しかし、交尾後に活性化すると、雌に対してすぐに攻撃を仕 掛けた。(脚註URL参照。)
一方、攻撃中枢の活動を停止させる と、雄マウスの暴力衝動に従った行動も止まった。
また、これらの細胞で攻撃行動を抑制するような遺伝子を発現したマウスは、雄の侵入マウスを攻撃しなかったが、性的欲求は保たれていた。
絡み合う2つの回路 今回の結果は、セックスに関与する ニューロンと暴力に関与するニューロン は別個ではあるが、脳内で巧妙に絡み合っていることを示唆している。
このことは侵入者が雄か雌かによって適宜対応するのに役立っているのではないかと、 LinとAnderson は考えている。
セックスによって活性化されるニューロンは、 見知らぬ雌に対する激しい攻撃衝動を抑制しているのだろう。
「侵入してきた雄からは自分の縄張り を守り、侵入してきた雌とは交尾する必要があります。言ってみれば、脳の回路 にそれが組み込まれているのです」
と、 ハーバード大学医学系大学院(米国マサ チューセッツ州ボストン)の神経科学者 Clifford Saper は話す。
「これは、動物 が自分の縄張りを守り、子を養うのに十 分な場所を確保するための術なのです」。
サンパウロ大学(ブラジル)の神経科 学者 Newton Canteras は、これと同じ脳回路はおそらくヒトにも存在している だろうと話す。
脳深部の電気刺激研究 で、VMHがパニック発作などの防御行 動とも関連していることが明らかになっており、この領域がヒトでも攻撃性にかかわっている可能性が高いと彼は言う。
Anderson も「これがヒトにも当てはま ると考えるに足る十分な根拠はあると思 います」と話す。
視床下部は脳の中で最も起源の古い構造の1つであり、サルでも攻撃性に関連することがわかっているからだ。
Andersonによれば、この脳内経路は おそらく、一部の暴力的な性犯罪者で機能異常を来たしているのではないかという。
「もしかすると、そうした人々では、 これらの脳回路に何らかの誤配線があっ て、そのため暴力の信号伝達とセックス の信号伝達が互いに適切に分離されてい ないのかもしれません」。
http://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v8/n4/%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%A8%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E3%81%AF%E8%84%B3%E5%86%85%E3%81%A7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF/36503
セックスと暴力。このふたつが密接に結びついている理由
戦場で殺戮とレイプが密接に結びつくのは深い理由がある
中東に吹き荒れる狂気の暴力集団ISISの戦闘員が今求めているのは何か。
それはバイアグラだ。人道援助のグループが現地ラッカの医師から聴取した話によると、ISISの戦闘員は性奴隷にした妻を痛めつけながらの過激なセックス行為を行っており、猥褻な下着を買い与えて着せている。
そして、殺人をしていないときはセックスを、セックスをしていないときは殺人をしているのだと言う。自分の支配下においた人々には厳格なまでのイスラム法を敷いているにもかかわらず、そうなのだ。
セックスに狂うことをISISの幹部は奨励している。
「子孫を増やして、我が同胞で世界を埋め尽くせ」というのが上層部の命令であり、ひとりでも多くの女性を妊娠させるのは彼らの「義務」なのだ。
殺戮とレイプ、暴力とセックスが見事なまでに結びついているのがISISの姿からも分かる。そうなのだ。人間が野獣になると、暴力とセックスが剥き出しになって現れてくる。
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20150225T0256310900.html
治安悪化、暴力蔓延はレイプの時代の幕開け、経済崩壊後の世界 2011年8月29日
http://ginga-uchuu.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-0a55.html
そろそろ、学習したほうがいいかもしれない。これから暴力の時代に入っていき、そうなると真っ先に狙われるのは女たちであることを。
戦争が起きたり、国が無法地帯になったとき、もっとも弱い存在になるのが女性たちだ。これから女たちにとって受難の時代がやって来る可能性がある。
戦争が起きたらレイプが横行する現実
日米欧で経済悪化が深刻化しているのが今の状態で、いずれ先延ばしができなくなって様々な国が破綻していくことになる。
当然、どこの国でも治安が悪化し、暴動が起きたり、内乱が起きたり、最期には恐らく戦争になる。
日本もグローバル社会に組み込まれているし、今まで圧倒的な軍事力で守ってくれていたアメリカが衰退することによって近隣国家から侵略も受ける可能性もゼロではない。
法の庇護がなくなれば、あとは肉食獣のような男たちが、暴力や、権威や、金で女たちを貪り尽くしていくことになる。
外国からの侵略を受けた国・民族・組織の女性は、常にレイプされているのはよく知られている。
ヒトラー率いるドイツ軍がロシアで何をしたか。アウシュビッツのユダヤ女性に何をしたか。日本軍が中国で何をしたか。敗戦したナチスドイツになだれ込んだロシア兵がドイツ女性に何をしたか。
そこではレイプが吹き荒れていたのではなかったか。
もちろん、遠い過去の話ばかりではない。独立運動を戦っていた東ティモールでインドネシア軍が民兵と共に何をしたか。
ルワンダでツチ族、フツ族の女性たちがそれぞれどうなったか。セルビアでの民族浄化とは何だったのか。 コンゴの女性たちはどうなっているのか。
コンゴの集団レイプ事件は、いまだに終わっていない。国連軍の目と鼻の先で女性が家族の前でレイプされているのである。
レイプされ、焼き殺されそうになったコンゴの女性
レイプされ、目をつぶされたコンゴの女性
・戦略的に女性をレイプ。史上最悪の暴力国家コンゴ
・コンゴのレイプ地獄から逃げて国境でも輪姦
マン・アルオベイディ。
カダフィ派の兵士15人にレイプされたと訴えて泣いている。
戦争になれば正義など吹っ飛んでいく
歴史が冷酷に示しているのは、女性は略奪・レイプの対象だという事実だ。
有事になった瞬間に、人権という概念が失われる。剥き出しの暴力と欲望が秩序に取って変わる。歴史がそれを教えてくれている。
イラクの「治安維持」のために駐屯しているアメリカ軍でさえ、アブ・グレイブ刑務所で、イラク女性をレイプしていたという事実が英紙によってすっぱ抜かれた(レイプ写真まで出回った)。
ちなみにレイプされた女性の多くは自殺、妊娠した状態で保釈された女性は家族に一族の屈辱だと言われて殺されたという。
オバマ大統領はそういった写真の公開を見送って、今も事実が公開されていない。 一部の写真が漏れ伝わっているが、氷山の一角である。
正義がそこにあると思ってはいけない。戦争になれば、正義など吹っ飛んでしまうのである。
2011年エジプトのムバラク追放の民主化デモの際、取材に行っていたララ・ローガンは、独裁主義を倒す正義の集団と喧伝されていた民主化デモの男たちにレイプされたのは記憶に新しい。
レイプされたララ・ローガン
実は彼女がレイプされていた場面は動画としてあったようで、それを見た関係者は「彼女は6人の男に膣を犯され、無数の男が肛門もレイプ、さらには片方の乳首も噛みちぎられたように見える」と記している。
誰も助けに行かなかった
暴力時代になったとき、真っ先に女が犠牲になる例を挙げよと言われれば、いくらでも例を上げることができる。
スハルト政権が崩壊する寸前、スハルトは暴徒の矛先を華僑に向けるために、特殊部隊を使ってジャカルタ北部のコタを襲撃するように煽動したが、その際も華僑の女性たちが片っ端からレイプされて殺されていった。
このときのレイプ写真もやはり一部で出回っていたが、白昼の混乱した街で女性が男たちに羽交い絞めにされたままレイプされているものだった。
レイプされる華僑の女性
レイプされたあとは焼き殺されていた
写真と言えば、東ティモールで兵士たちが女性を踏みづけにしたり、上半身裸にして取り囲んだり、殺害した女性の死体を穴に棄てている写真も出回った。
最初から拷問し、殺してしまうことを目的にしてやっているのである。このような人権侵害が起きていることは20年間も訴え続けられていたが、国際政治は完全に「無視」を決め込んでいた。
アメリカも、ASEAN各国も、国連も、東ティモールの女性たちがレイプされ続けているのを知りながら、誰も助けに行かなかった。
こちらは東ティモールの実態を描いた書籍にも収録されているので知っている人も多いのではないか。
軍や警察が国民の敵になっていく
女性の時代というのは、平和時にのみ存在する概念であることを女性たちは気がついているだろうか。
それは非常にもろい基盤の上に成り立っているものであり、法と秩序が失われた瞬間に、すべての女は身の安全が保証されなくなってしまう。
治安悪化が当たり前になるときは、経済も破綻しているときだから、公務員の汚職、モラルの低下も起きている。これは何を意味するのかというと、警察までがアテにならない存在になっていくということである。
いや、軍や警察が国民の敵になっていくこともある。
インドネシア警察が売春婦を逮捕しては署内で「セックスすれば保釈してやる」と言っているというのはよく新聞沙汰になっていた。
インド・ゴアで、三人の警官が道端に立っている娼婦を捕まえて車内に押し込み、そのまま脅してレイプした事件があった。
この警官たちはそれを携帯電話でビデオに記録していて、同僚たちに見せて「自慢」して回っていたという( THE TIMES OF INDIA より)。
それだからこそ、世界が平和であることは女性にとっては最重要事項である。いざとなったら警察が守ってくれるなど、そんなことはあり得ない。警察こそが女性の最大の敵になるのである。
狂気のような犯罪者も解き放たれる
また治安が悪化していけば、当然のことながら犯罪も増えていく。女性をターゲットにしたレイプ犯罪も増えるだろう。
連続レイプ殺人が増えるのも、だいたいが警察権力が弱いときである。
もともと世の中には一定数のサディスト、ネクロフィリア、ネクロサディストといった危険な嗜好を持った男たちがいる。
普段は妄想の中にしかなかった彼らの性癖は、警察組織が弱まったと分かったら、弾けるように世の中に出ていくのである。
彼らは暴力を振るうことによって性的な快感を得る。
最初は、殴りつけたり、首を締めたりしているだけで満足を得ているのだが、そのうちにそれで飽きたらなくなり、一線を超えてしまう。
狙いをつけた女を殴り殺し、レイプし、死体を損壊し、ときには食べてしまったりする。このひとつひとつの行為に薄気味悪い名前がつけられている。
殴りつける サディスト
殺してレイプ ネクロフィリア
死体を壊す ネクロサディスト
死体を食べる カニバリズム
治安が悪化していくと、おおよそ正気とは思えない男たちが夜の街を徘徊して事件を起こすようになる。治安の悪化によって、狂気の犯罪者が解き放たれるのである。
レイプ殺人の現場
乳首がちぎられている。
犯罪者にネクロサディストの心理が見える
乳房の損壊を見ても、サディスティックな殺人であることが分かる
激しく損壊されている女性の死体。
腕が切り落とされ、内臓が取り出されている。
典型的なネクロサディストの殺人だ。
・ 暴力性愛・死姦・死体損壊は、どのような快楽なのか
・おぞましき屍姦の事件に、心の闇をのぞき込む
そろそろ暴力時代が来ることの覚悟を
平和が失われる理由はいろいろある。宗教問題、領土問題、民族問題、経済問題。
日本を含めた先進国が瓦解していくのは、経済問題が立ち行かなくなった時だろう。
日本でも、失業者が増え、財政がパンクし、債務不履行(デフォルト)を起こして世界中から信用を失くす時が来るかもしれない。
そうなると、今の日本では軍事力もなく、政治的交渉力もないので、そのまま侵略の対象となってもおかしくない。
世界を見渡してみれば、ほとんどの国の男たちが好戦的であり、無慈悲であり、銃の扱いを知っている。
第二次世界大戦後、日本はアメリカの庇護の下で、すっかり平和に慣れてしまったが、そのせいですっかり平和主義になって、銃の扱いすら知らないでいる。
今まではそれでよかった。しかし、もうこれからはそうはいかない。
治安悪化、テロ、暴力で満ち溢れていくので、これまでのような状態のままだと抵抗すらできないのである。
しかし、アメリカの覇権が失われていくと共に、日本に対する庇護が消えていく。
いよいよ日本も、自ら血と暴力の世界に足を踏み入れるしかない。そういう時期に来ている。
冒頭に書いた通りだ。無法地帯になったとき、もっとも弱い存在になるのが女性たちだ。
法の庇護がなくなれば、あとは肉食獣のような男たちが、暴力や、権威や、金で女たちを貪り尽くしていく。
日本人はそういう時代が来る可能性もあることを覚悟したほうがいいのではないだろうか。
http://ginga-uchuu.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-0a55.html
(ヒューマン・ライツ・ウォッチが、ソマリアでもレイプが蔓延していることを報じています。ソマリアと言えば、国全体が無法地帯と化して暴力に満ち溢れている国です。暴力とセックスが結びつきを書いた記事を再度トップに上げたいと思います。)
この地球上で、最も女性にとって危険な場所は「コンゴ」であると言われている。コンゴでは殺戮とレイプが吹き荒れていて、未だ止まらない。
(戦略的に女性をレイプ。史上最悪の暴力国家コンゴ)
アフリカでは、コンゴの他にもスーダンや中央アフリカでも女性が戦略的にレイプされている。
そして、最近では無法地帯ソマリアでも、レイプが恒常的に行われていることがヒューマン・ライツ・ウォッチによって報告されている。レイプの被害者の3分の1は、18歳未満の未成年である。
戦場では殺戮とレイプがしばしば密接に結びつく。つまり、殺戮という究極の暴力と、レイプという究極のセックスが、そこに結びついている。
もっと端的に言うと、セックスと暴力は、切り離せないものになっている。
セックスと暴力の相性
セックスと暴力は、いったいどうして結びつくのだろうか。様々な要因があって、たとえばセックスというのは元々肉体的なものであり、その肉体性が暴力を喚起するという説がある。
セックスは本能であり、本能は動物的であり、動物的なものは暴力性が垣間見える。だから、セックスと暴力は相性がいいと一般的には言われている。
科学者は別の見方をしていて、たとえば、セックスと暴力の相性は、脳の仕組みに関連していると考えているようだ。
・性ホルモンの中枢
・性行動の中枢
・攻撃性の中枢
この3つの中枢が、人間の脳の非常に狭い部分に隣接している。
性ホルモンの中枢と性行動の中枢は同じ間脳の視床下部付近にあるのだが、攻撃性の中枢は間脳に近くの扁桃核にある。
性的な刺激を受けると、その刺激は攻撃性をも誘発する。逆に、攻撃性の刺激を受けると性行動をも誘発する。恐らく刺激が強ければ強いほど、その刺激が放射状に別の中枢に拡散していくのだろう。
だから、セックスと暴力は一体化することもあるのだというのが科学者の説明だ。
動物の交尾でも同じ
セックスが暴力と結びついているというのは、人間社会ではレイプやボンデージやサディズムやネクロフィリアなどがすぐに挙げられる。
売春女性を殺しまくる連続殺人鬼は、たいていはレイプしてその後に殺すのではなく、殴って蹴って刺して食いちぎって血まみれになった女を見て興奮しているのが損壊した死体を見ても分かる。(娼婦49人殺しロバート・ピックトン。典型的な死体加虐者)
レイプという犯罪がバレないように殺して証拠隠滅するのではなく、殴り殺しながらレイプするのが目的なのである。死体の処置に困ったら、今度は切り刻んで食べてしまったりする。
脳の中では、食欲の中枢も実は暴力の中枢に近い。これは、狩りで動物を殺したら、そのあとは食べるという一連の行動が、本能によっても強化されているということでもある。脊椎動物はほとんどがそのような脳の作りになっている。
ネクロフィリアがネクロサディストになって、さらにはカニバリズムにまで行き着くのは、すべて本能の為せる業だったのかもしれない。
動物の交尾も、オスがメスを攻撃する形で始まることが多いのだという。アカゲザルの場合でも、猫の場合でもそうだ。
また、オスは他のオスにメスを取られないように、攻撃性を剥き出しにしながら交尾に入る。
あるいは、一匹のメスを巡って最初にオス同士で闘いあって、勝ったほうがメスと交尾するというスタイルを取る。そこでも暴力が関わっている。
根源的な「本能」の結びつき
平和な時代が続いていると、なぜ暴力が存在するのか忘れてしまうし、誰でも暴力を振るわれるのは嫌なので先進国になればなるほど暴力を封じ込める。
そうすると、余計に暴力が縁遠いものになって、暴力とセックスが結びつくというのが犯罪的だとすら思うようになる。
しかし、アメリカ兵がどこででも敵地で女性をレイプしていたり、アフリカの暴力闘争には必ずスレイブ(奴隷)にされる女たちの姿があったりするように、暴力の現場には必ずセックスがそこに見え隠れする。
どんな時代の、どこの国の戦争でも、必ず暴力の現場には、レイプがある。
売春地帯でも同じだ。最初から暴力を振るうために来ている男の存在もある。レイプも罵倒も、売春地帯ではごくありふれた犯罪だ。
今でも暴力とセックスは切り離せない現状がそこにある。
暴力とセックスは根源的な「本能」の結びつきだった。
ボスニアでは戦略的レイプが行われた
相手を殴りつけて勝敗を決める
人間の三大欲望というのは「食欲」「性欲」「睡眠欲」とよく言われている。
「三大欲望」とはよく言われるが、「三大本能」とは言われない。三大本能という言い方をすると、恐らくこうなる。
食欲、性欲、暴力欲。
かつては獲物を採るにも暴力が必要だった。かつては女を取り合うにも暴力が必要だった。
食欲と性欲は密接に暴力と結びついていたので、脳も暴力を本能として格上げしているのである。
暴力を否定するのはまっとうな社会人としては当然だ。それは人間社会ではあってはならないものである。
スポーツも暴力の代償みたいなものだから、本当であればあんなものは禁止すべきなのかもしれない。
ボクシングや格闘技を見れば分かるが、相手を殴りつけて勝敗を決める残酷なものである。ボクシングはスポーツであるが、同時に暴力行為でもある。
しかし、ルールを決めて行っているのだからそれはいいと人々は言う。そこに暴力があるというのは奇妙なことに、人々の頭からすっぽりと抜けている。
ボクシングや格闘技を見て喜ぶ人は大勢知っているが、「格闘系のスポーツ反対」と国会で訴える人は見たことがない。
レイプ。傷害。私生活も暴力まみれだったマイク・タイソン
人々は暴力に飢えている
人間が本当に暴力が嫌いだと思っているのであれば、スポーツは絶対に流行しない。暴力を見たいから、暴力がベースになっているスポーツを見る。
どう見ても、スポーツは暴力の代用か、暴力そのものであり、それを見て人間は喜んでいる。
映画でも暴力とセックスに溢れている。ホラー映画でもゾンビ映画でも暴力が主題になっているではないか。それをカネを払って見たいと人々は思っているのである。
客観的に言うと、人々は暴力に飢えているのだ。
あなたがスポーツをするのが好きだったり、スポーツを見て楽しんでいたり、人が死ぬ映画を見たりしていることがあったりするのであれば、あなたも本能で暴力を求めているということだ。
それでいて暴力はいけないと、したり顔で否定しているのかもしれない。それは、あなたの本能とは違う建前を口にしているだけかもしれない。
あなたは、食欲という本能を持ち、性欲という本能を持っている。あなたもそれを否定しないだろう。
では、なぜもうひとつの本能である「暴力」が自分からすっぽり脳から抜けていると思うのだろう。暴力は、間違いなくあなたの体内にも眠っている。
ここが、人間の恐ろしい部分である。
http://www.bllackz.com/2011/09/blog-post.html
▲△▽▼
男の性欲は「支配欲」
心理学者 エ−リッヒ・フロムの愛と性欲の説についてご紹介いたしましょう。
性欲は愛によってかきたてられることもあるが、孤独や不安や、征服したいとか征服されたいといった願望や、虚栄心や、傷つけたいという願望や、時には相手を破滅させたいという願望によっても、かきたてられる。
性欲はどんな激しい感情とも容易に結びつき、どんな激しい感情によってもかきたてられるようだ。愛はそうした激しい感情の一つにすぎない。
たいていの人は性欲と愛を結びつけて考えているので、二人の人が肉体的に求めあうときは愛し合っているのだと誤解している。もちろん、愛が性欲をかきたてることもある。ただしその場合の肉体関係には、貪欲さも、征服したいという願望も征服されたいという願望も欠けており、そのかわり優しさがある。
_________
性衝動とは怒りや破壊の衝動とも結びついているのです。
カップルは大喧嘩のあとベッドの中で仲直りします。
また、戦場においては銃撃戦のあと血まみれの兵士が、SEXの行為にいたることはよく知られているようです。
怒りは性的反応とも結びついているのです。
これについて脳の観点からサラッと書きます。
怒りと性的反応はともに、古皮質(動物脳)で起こります。
怒りの感情は、大脳辺縁系と視床下部に影響を及ぼし、刺激により視床下部支配下の自律神経系の交換神経が活発になります。
そして性欲は大脳辺縁系、視床下部の影響を受けています。
すなわち、怒りと性欲はともに同じ脳機能の影響下にあるのです。
また、男性性器の勃起は自律神経系の支配下にあり、怒りで自律神経系に影響が及ぶと勃起にも影響が及びます。
かつ、怒りは男性ホルモン、アンドロゲンの活発化を促すものとも思われます。
男性の性欲の凄まじさ、お分かり頂けましたでしょうか。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1034993530
■ T.暴力的映像や行為と性欲の関係
暴力的な映像や行為が直接性欲を刺激するという説は、一般的に広く普及している説だが、この説は極端に怪しい説だと言える。なぜならば、
暴力的行為を見る = スポーツを見て権力欲(勝った負けたなど)を発散させる
と同様の効果を与えるものである。だとすれば、スポーツ(サッカーや野球)を見て性欲が刺激されるだろうか。
それは、しないといっていい。
ただ、スポーツを見て、アドレナリンが出て興奮状態になれば、より積極的な行動を取らせる事もある。
しかし、それも個人的に出る反応が、多種多様(フーリガンの暴動が代表的な例)であることから、性欲に直接つながりを持つものとは思えない。ただ、パブロフ犬のように、暴力行為と性欲を刺激するものをセットにして見続ければ、その映像(暴力的行為)が刺激要因となって、性欲(パブロフ犬で言うよだれ)を刺激する。
つまり、性欲的なものと暴力行為を一緒に見せないことが、そのような反応を抑える事に繋がると思われる。
■ U.権力と性欲
性行為が女性を支配する男性の権力的欲求を満たしてくれると感じる(記憶が)ならば、それは性欲ではなく権力欲を刺激し権力欲から暴力に発展する事は考えられる。
逆に性行為が女性が男性を支配するもの(または、権力的事例と切り離せる)と考えているなら、その行為も男性にとっては権力獲得行動に余り意味を持たない。
これもパブロフ的関連付けの事例と言えるであろう。
(ただ、これは、性行為が権力欲を刺激するものであって、暴力的映像事例とは直接的関連性を持たない。)
■ V.関連付けの事例
眼鏡を盗んで掛ける事で、ものすごく興奮して幸せな気持ちになって眼鏡の窃盗を繰り返す犯罪者がいた。
その思いは、過去の記憶が刺激するからで、その理由は、昔友達に借りた眼鏡を借りてよく見えたことが非常に快感?であったらしい。
これもパブロフの関連付けと同様な反応で、過去の記憶がそれを刺激すると言うことである。
■ W.性欲と攻撃(Zillman,1971)
きわめて官能的な映画で何か暴力に関わるシーンが無いのに、それが怒りの状態にある被験者では、攻撃色を強めていたのである。
攻撃性は、性的な映画が興奮を喚起するものだとした。
この話が元で性的な映画が攻撃性を喚起すると言われるきっかけになったと思われる。
■ X.性欲は攻撃性を喚起しない(Baron,1974a,1974b,1977)
性的に興奮した被験者で攻撃性が低下することを見出している。
私もこの説側に立つもので、性欲は攻撃性を喚起しないと考えている。
http://www.geocities.jp/sinrigaku2204/E3-01.htm
フロムの「自由からの逃走」においては、マゾヒズムと同じように、サディズムについて、その心理的な意味が解説されております。
マゾヒズムが、自分自身の無力感の自覚・・・何も行動できない自分、何も判断できない自分・・・そんな無力感を味わうものでした。
逆に言うと、そんな無力であるがゆえに、何もしなくてもいい安寧を感じることができるわけ。自我を否定し、捨て去ることによる、自我の桎梏からの解放のようなもの・・・それがマゾヒズムの真髄のようです。
それに対し、フロムによると、サディズムの本質は、「支配欲」であるそう。
サディズムというと、「その手のプレイ」においては、縄で縛って、ムチでバシバシ「する側」の方の心理になるわけですが、相手に痛みを与える悦び・・・が、あるんでしょうね。
しかし、フロムは、相手に与える痛みは副次的なものである・・・むしろ、サディズムの本質は「相手を支配しようとする欲求である。」と書いております。
相手を支配するために、一番効率的なものは、痛みを持って支配すること。
「痛み」と「支配」が直結しているなんて、誰でもわかること。かと言って、本質なのは「支配欲」の方であって、「与える痛み」は、その手段に過ぎないわけ。支配する手段は痛みばかりとは限らない。
それこそ、世の中には「アメとムチ」なる言葉もありますよね?
相手を意のままに操縦するためには、ムチを使って操縦する方法もあるけど、アメを使う方法もある。アメを使った操縦となると、このメールマガジンで頻繁に言及しておりますボランティアの連中が、その典型と言えるでしょう。
フロムによるサディズムの考えを取り入れると、ボランティアはサディストの集団ということになります。このように書くと極端な考えと思われる方も多いでしょうが、ボランティアの人たちの行動なりサポートは、決して「相手の自立」・・・別の言い方をすると「相手の尊厳」に向けたものではないでしょ?
自分たちが支配しやすい「弱い立場」や「弱い判断力」の人間に寄って行って、アメによって手なずける・・・
そうして、援助している先の人間が、自分で考え、精神的に自立しようとすると、
「アナタたちは悪くないわ!」
「みんな○○が悪いのよ!」
と弁護してやる。だから自立できない状態が温存されることになる。あるいは、自分たちが支配できる人間の数を増やそうとする。それこそ後進国に出かけて行って、「子供を沢山つくれよ!」なんてやるわけ。そうなると、後進国の人々も、経済的な依存関係がより強くなり、まさに支配から脱却できなくなる。軍事によるムチの支配ばかりではなく、「暖かい言葉や援助」のようなアメを使った支配も現実としてあるわけ。
アメとムチは、外見的には大きな違いはあっても、心理的にはほとんど同じ。だから、アメを使った「優しい」支配においても、ちょっとした場面においては、ムチを使った攻撃性が発現することになってしまう。
ボランティアや市民団体は、何かと言うと「つるし上げ」をやりたがるでしょ?
個人レヴェルにおいても、色々と「くれたがる」人は、ちょっとのことで逆上したりするものでしょ?
まさに
「こんなに色々としてやったんだから、文句を言わずに、オレの言うことを聞け!」
となったりするもの。それこそドメスティック・ヴァイオレンスのボランティア団体なんて、「加害者」の男性をつるし上げることによって、事態を解決させようとしたりしますが、これって、まさにアメとムチを使うサディズムそのものですよ。「人を見る眼」のない女性を、自分たちの支配下に置くとともに、加害者の男性をつるし上げることによって、その男性も支配しようとするわけ。
極端な見方と思われる方もいらっしゃるでしょうが、そのように思われる方は、現実のボランティアの行動をよく観察したり、その手の団体の人と実際に話をしてみて御覧なさいな。ボランティアの連中は、フロムの言う「○○からの自由」とまり。だから、そのための運動には熱心。しかし、「○○をする自由」は持とうとしない。だから他者の問題に首を突っ込んで、自分自身の「○○をする自由」から逃避するわけ。
本来なら、他者を支配しても、だからと言って、自分のやりたいことが達成できるというものではないでしょ?
しかし、「○○からの自由」を持っていても、「○○をする自由」から逃避してしまっている人間にしてみれば、まさに「○○からの自由」の一環として、他者を犯人認定して、つるし上げをするくらいしか能がないわけ。
そして、その自分の支配欲を合理化することになる。フロムが言うように、本質となる支配欲を、「他人に対する過度の善意や過度の配慮の結果として覆い隠されることになる。」わけ。
フロムが書いている合理化の具体例としては、
「私がオマエを支配するのは、お前にとって何が重要なのか、私が知っているからだ。お前の利益のために、オマエは私に従うべきだ!」
あるいは、
「私は人から傷つけられた。人を傷つけようとする私の願いは復讐にほかならぬ。」
「最初に殴りつけたのは、私や私の友人が傷つけられる危険を防ぐためだったのだ。」
まあ、そんなセリフは実際によく見聞きするでしょ?
そのような合理化によって、自分が目指している支配を合理化するわけ。
まさに、ダメダメ家庭においても、親の側は
「オマエのために、言ってやっているんだぞ!」
などと「善意」を強調したりするでしょ?善意が前面に出てくる状況においては、その深層に支配欲があるわけ。善意を強調することで、
「だから、オマエはワタシの言うことに従うべきなんだ!」
という理屈にしてしまう。それこそボランティアの連中がそうですし、まさにナチの連中も、典型的にそのパターンでしょ?
ユダヤ人をつるし上げても、だからと言って、何が達成できるの?
他者を支配することに留まってしまうと、まさに「他者を支配する」という関係性に自分が支配されることになってしまうわけ。結局は、個人としての自分自身の精神的自立・・・つまり「○○をする自由」からの逃避なんですね。
サディズムもマゾヒズムも、「○○をする自由」を考える、主体的な自分自身からの逃避の形態であるわけ。あるいは、フロムは
「マゾヒズム的、サディズム的な努力のいずれもが、耐え難い孤独感と無力感とから個人を逃れさせようとするものである。」
と書いています。
他者を支配することしか能がない人は、結局は自分自身を支配できないわけ。というよりも、
「自分自身を支配することから逃避する方法として他者の支配があるわけですし、その心理的傾向が、まさにサディズムである。」
フロムはそのように言っているわけですし、サディズムの解釈はともかく、このメールマガジンでも、同じことは頻繁に書いております。
自分自身の「○○をする自由」からの逃避の手段として、マゾヒズムもサディズムもある。結局は、自分の存在価値を「相手との関係性に依存」しているわけ。だからこそ、相手の自立を阻み、支配関係を維持構築しようとすることになる。暴力的なサディズムも、平和的なサディズムも、心理的には同じなんですね。
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このメールマガジンでは、今回配信した文章だけでなく、ボランティアの連中のことを好意的に書いてはおりません。もちろん、人を助ける気持ちは、いいことですよ。
ただ、助ける側の気持ちはともかく、助けられる側が、
「自分はこのような人間で、このようなことを達成したくて、今のところではこの点をサポートしてほしい。」
と明確に頼んできたら、その時に、ちゃんと助けるのが人間の姿でしょう。しかし、ボランティアの連中は、そのように明確に言えない、言おうとしない人の元だけに寄っていって、自分の都合で援助しているでしょ?
助けられる側が、自分の希望を明確に言えないのなら、まずは、明確に言えるようにするのが、サポートする側が最初にしなくてはならないことですよ。
先日、またボランティア絡みで事件がありましたが、あのような事件が起こるたびに思うのが、あの手の方々って、マトモな社会にいたら、まさに「陸に打ち上げられた魚」のようなものなんだなぁ・・・ということ。
魚はもともと水の中の生き物なんだから、しょうがないけど、人間だったら、ちゃんと陸上で精神的に自立することが先でしょ?しかし、その自立が怖いがゆえに、スグに水の中に逃げ込んでしまう。そうして、養殖に励むだけ。そうして、エサをもらわないと生きてはいけない人間を増殖させるだけ。
厳しいことを書いていますが、疑問に思われる方は、実際のボランティアをご自身の目で見てみてくださいな。
(10年11月7日 追加)
本文において、サディズムの本質は支配欲であり、そして、支配しようとする相手を凝視することにより、自分自身を見つめることからの逃避となっていることについて言及しております。
支配欲という点で考えれば、援助などのアメを使った優しい支配欲も、ムチを使った強圧的な支配欲も、その心理においては基本的には同類となっているわけ。それと同じように、自己逃避状態において、「どこに逃避するのか?」には、大きな違いはないわけ。あくまで「どこから逃避するのか?」という点が重要になるわけです。そして、その「どこから」が、自分自身となっているわけです。ただ、自分自身から逃避しているがゆえに、自分は自分自身から逃避しているという自覚が起きない・・・これは論理的に当然のこと。だから、自分を騙すような行為をして、自分に確認させるようなことをすることになる。
そして、自分を騙すためには、その行為は儀式的で大掛かりな方がいい・・・これは当然のこと。だからこそ、できるだけ、自分以外の存在を凝視できる大義名分がもっともらしいことが重要になる。
いわゆるイジメ行為を考える際には、まさに道具立てとしての攻撃性・・・まさにムチを使った攻撃性が印象付けられるわけですが、その本質としての支配欲なり、もっと本質としての自己逃避の方が重要になるわけです。
だって、イジメている側に、当人自身にとって本当にやりたいことがあって、周囲の大人も、子供の希望の実現にサポートしている状態だったら、何もイジメ行為などはやりませんよ。
そんなことをやるよりも、自分の好きなことをバンバンやっていった方が楽しいでしょ?
それこそ、スポーツでも、漫画を描くでも、あるいは勉強でも、その子供の好きなことは何なの?
イジメがそんなに大好きなの?
「ボクは、将来は立派なイジメ人間になりますっ!」
と覚悟を決めているの? そんなわけないでしょ?
イジメをしている子供は、逆に言うと、自分がやりたいことなり、好きなことがないわけ。そんな家庭では、子供が何かをしようとすると、親から「余計なことをして親に面倒をかけるな!」と言われるだけ。だからこそ、子供としては家庭内で自分自身を抑圧するようになってしまう。
自分自身を抑圧しているんだから、そんな自分自身について考えることもイヤ。そしてどうしても不満がたまってしまう。
そうなると、まさにその不満の捌け口として、そして、自分自身から目をそらすために、イジメ行為に「逃避」してしまうわけ。
イジメ行為をしている子供に対し、「イジメをやめなさい!」と指導しても効果はない。それよりも、
「アナタたち自身の好きなこととか、やりたいことは何なの?」
と聞いてごらんなさいな。きっと回答は返ってきませんから。あるいは、
「アナタとしては、将来は、どんな大人になりたいの?」
と聞いて御覧なさいな。まあ、回答があるとすれば、コレ。
『ふつう』
イジメ行為そのものが問題というよりも、好きなこととか、やりたいことが何もない子供であることこそが大問題でしょ?
そして、そんな子供にしてしまっている家庭ということが大問題と言えるわけ。
サディズムも、マゾヒズムも、所詮は表層であって、その本質は自己逃避。そして、子供を自己逃避にしてしまう、家庭の問題に目を向けない限り、トラブルの先送りは出来ても、事態の解決はありえないわけです。
http://space.geocities.jp/estrelladelsur010/08-08/08-08-28.htm
- ダメダメ家庭の目次録 中川隆 2021/11/27 03:07:45
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- ゆっくりミステリー事件簿・あの人の生い立ち - YouTube動画 中川隆 2021/11/27 03:02:34
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- 日本で起きた凶悪犯罪 中川隆 2021/11/27 03:20:59
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- 100人に1人はサイコパス。私たちは人生のどこかで必ずサイコパスと出会う 中川隆 2021/11/27 03:04:11
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