演説で、プ−チン大統領は、ウクライナの特別作戦に従事しているロシア兵士の勇気、職業意識を、英雄的だと讃えている。

＞　"We are proud that during the special military operation our fighters act with courage, professionalism, like real heroes

https://economictimes.indiatimes.com/news/international/world-news/putin-says-proud-of-russian-troops-in-ukraine/articleshow/92363747.cms

経済制裁は克服するとも。

そして、新たな脅威やリスクに対して、軍事力の強化発展に努める。

その関連で、サルマト・ミサイルに言及して、年末までに配備されると、述べている。

＞　"in the face of new threats and risks, we will further develop and strengthen our armed forces"

主要課題は、中長期的に、陸海空三軍の戦闘能力を高める、新しい兵器体系を展開することだとも語っている。

＞　"The key task is to deploy new weapons systems that will determine the combat effectiveness of the three armed forces in the coming years and decades,"

https://www.tellerreport.com/news/2022-06-21-putin-congratulated-graduates-of-military-universities-on-graduation.SkWRNWQyq9.html

それから、最新の防空システムS-５００についても言及している。

ロシアの技術力と中国の経済力・工業生産力が合わさると、いよいよ欧州は立場的に追い詰められるかもしれない。

そのうち、ロシア・中国と米国・欧州が、相手方の静止衛星をバンバン打ち落とすような宇宙戦争を始めれば、その余波を受けて日本もひどい事になりそうですね。多分、そんな展開になれば、西側の方が先に参りそう。米国も欧州も、もうお金がないですからねー。日本だと、ロクに天気予報すらままならなくなるかも。

すると、アメリカからロシアに飛んできたICBMやSLBM、クルーズミサイルは撃墜できるが、ロシアからアメリカに飛んできたそういったものは撃墜できない、という「非対称」が生じる。
アメリカにとって、これが問題。

要するに、アメリカは為替相場で換算した予算でロシアの十数倍の規模を誇っているが、実戦では負けてしまう。オースチンも、ミリーもみんなそれを理解している。それで、経済戦争なら勝てるはずだ、経済でロシアを潰してしまえば、プーチン政権がナワルヌイ政権になるだろうと考えた。

しかし、経済戦争も、実戦と同じトラジェクトリーをたどりつつある。
アメリカにとって、これも問題。

その理由を教えてくれんかの。