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中国との戦争宣言とも受け取れる米大統領の発言を米政府が軌道修正(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/717.html
投稿者 赤かぶ 日時 2022 年 5 月 25 日 03:35:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

中国との戦争宣言とも受け取れる米大統領の発言を米政府が軌道修正
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202205240001/
2022.05.24 櫻井ジャーナル

 来日したジョー・バイデン米大統領は5月23日に岸田文雄首相と会談し、台湾を中国軍が攻撃した場合には軍事介入すると発言した。アメリカの大統領だったリチャード・ニクソンが1972年2月に中国を訪問、両国の国交を正常化した。その際にアメリカ政府は中国を唯一の正当な政府と認め、台湾の独立を支持しないことを表明している。

 バイデン大統領の発言はこの合意を否定するものだと受け取られ、中国政府が反発しただけでなく、アメリカ政府も軌道修正を図った。アメリカの対中国政策に変化はないと発表したのだ。バイデン大統領の周辺にはロシアや中国に対して好戦的な集団が存在しているが、それに抑制しようとしている勢力も存在しているのだろう。

 第2次世界大戦後、ハリー・トルーマン政権は中国に国民党政権を樹立する予定で、支援していた。東ヨーロッパをソ連が占領することを認めるという条件でヨシフ・スターリンも蒋介石体制を容認していたと言われている。

 トルーマン政権は蒋介石に対して20億ドルを提供、軍事顧問団を派遣していた。1946年夏の戦力を比較すると国民党軍は200万人の正規軍を含め総兵力は430万人。それに対し、紅軍(コミュニスト)は120万人強にすぎず、装備は日本軍から奪った旧式のものだった。

 国民党の勝利は明らかなように見えたが、1947年の夏になると農民の支持を背景として人民解放軍(47年3月に改称)が反攻を開始。その段階の兵力は国民党軍365万人、人民解放軍280万人。1948年の後半になると人民解放軍が国民党軍を圧倒するようになり、49年1月に解放軍は北京に無血入城、コミュニストの指導部も北京入りし、5月には上海を支配下に置いた。

 その上海にはアメリカで極秘裏に創設された破壊工作機関OPCが拠点を置いていたが、国民党の敗北が明確になると拠点を日本へ移動、その中心は厚木基地だったと言われている。

 OPCの後ろ盾は巨大金融資本、いわゆるウォール街で、1950年10月にCIAへ潜り込み、破壊工作部門の中核になる。その年の終わりまでにOPC/CIAは日本で1000人以上を工作員として訓練したという。(Richard J. Aldrich, “The Hidden Hand”, John Murray, 2001)

 日本は中国を攻撃するための兵站基地になることが見通されたが、運送手段がストライキなどで止まると戦争はできない。ところが当時、日本では労働運動が盛り上がっていた。

 陸上の運送は国鉄が中心になるが、そこの労働組合は強力。その組合を潰す必要がある。そうした中、引き起こされたのが国鉄を舞台とする怪事件だ。1949年7月5日から6日にかけての下山事件、7月15日の三鷹事件、そして8月17日の松川事件である。国鉄の労働組合は壊滅的なダメージを受けた。

 日本から大陸へ物資を運ぶのは船。アメリカ政府としては、日本の港でストライキが起こることも防がなければならない。そして1952年に創設されたのが「港湾荷役協議会」だ。会長に就任したのは山口組の田岡一雄組長。その後、山口組が神戸港の荷役を管理することになり、東の重要港である横浜港を担当することになったのが藤木企業の藤木幸太郎だ。

 その間、1950年6月22日に日本で興味深い夕食会がニューズウィークの東京支局長だったコンプトン・パケナムの自宅で開かれた。参加したのはアメリカ側からはジョン・フォスター・ダレス、国務省東北アジア課長ジョン・アリソン、ニューズウィーク誌の外信部長だったハリー・カーン、そしてパケナム。

 日本から出席したのは大蔵省の渡辺武、宮内省の松平康昌、国家地方警察企画課長の海原治、外務省の沢田廉三。渡辺は元子爵で後に駐米公使になり、松平は元侯爵で三井本家家長の義兄に当たる宮内省の人間。松平康荘の子どもだが、康昌が生まれる前に康荘は慶民を養子にしている。この慶民は初代宮内府長官。また沢田廉三は外交官で、結婚した相手は三菱合資の社長だった岩崎久弥の娘、つまり岩崎弥太郎の孫で孤児院のエリザベス・サンダースホームの創設者として有名な美喜。海原治は国家地方警察企画課長で、国家警察予備隊、後の自衛隊を創設する際に中心的な役割を果たすことになる。

 夕食会の3日後に朝鮮戦争が勃発、その翌日にはダレスに対して天皇からメッセージが口頭で伝えられている。伝えたのはパケナム。軍国主義的な経歴を持つ「多くの見識ある日本人」に会い、「そのような日本人による何らかの形態の諮問会議が設置されるべき」だという内容だった。(豊下楢彦著『安保条約の成立』岩波新書、1996年)

 中国で人民解放軍の勝利が決定的になった直後、OPCは中国共産党の幹部を建国の式典で皆殺しにし、偽装帰順させていた部隊を一斉放棄させるという計画を立てていた。その計画が発覚、朝鮮戦争が始まる。

 朝鮮戦争は泥沼化、1953年7月に休戦協定が成立するが、その2カ月前にベトナムではアメリカの支援を受けていたフランス軍がディエンビエンフーで北ベトナム軍に包囲され、翌年の5月に降伏している。

 フランスが降伏する4カ月前、1954年1月にジョン・フォスター・ダレス国務長官がベトナムでのゲリラ戦を準備するように提案。その年の夏、ダレス国務長官の弟であるアレン・ダレスが長官だったCIAはSMM(サイゴン軍事派遣団)を編成、破壊活動を開始。その延長線上にアメリカのベトナム戦争はある。

 朝鮮戦争もベトナム戦争も背景には対中国戦争があるのだが、ニクソン政権は方針を転換して中国との国交を回復、米中とソ連の戦いという構図を作った。この段階でベトナム戦争を継続する意味はなくなったと言えるだろう。

 ニクソンは中国訪問の最終日に上海で共同コミュニケを発表、それに基づいてアメリカと中国は関係を築いてきたのだが、バイデンはその取り決めを壊すかのような発言をした。

 その見方が正しいなら、アメリカは中国と戦争をするということになる。すでにアメリカが戦争を始めている相手のロシアと中国は「戦略的同盟関係」にあるわけで、アメリカはロシアと中国の連合軍と戦わなければならない。アメリカに従うのはイギリス、オーストラリア、日本くらいだろう。

 バイデン政権では国務省やCIAが戦争に前向き。フィリップ・ブリードラブ元SACEUR(NATO欧州連合軍最高司令官)も核戦争への恐怖がウラジミル・プーチン露大統領に対する適切な対応を西側にとらせないと主張しているが、​マーク・ミリー統合参謀本部議長はウェスト・ポイント(陸軍士官学校)の卒業式でロシアと中国を相手にする可能性に言及​した。バイデン政権の言動は米中との戦争を引き起こすと警告したのかもしれない。
 

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コメント
1. 赤かぶ[172048] kNSCqYLU 2022年5月25日 03:36:14 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[10662] 報告

2. 赤かぶ[172049] kNSCqYLU 2022年5月25日 04:06:59 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[10663] 報告

バイデン大統領、台湾有事に関与明言 中国は「強烈な不満」

2022/05/23 ANNnewsCH

 岸田総理大臣と会談したアメリカのバイデン大統領は会見で中国が台湾に対して軍事行動を取った場合、台湾を防衛するために軍事的な措置で直接関与すると明言しました。

 アメリカ、バイデン大統領:「(Q.ウクライナの紛争にはアメリカは軍事的に直接関わりたくない一方で、台湾を防衛するために直接関わるのか?)YES」「(Q.本当に?)アメリカはそういう約束をしている」

 バイデン大統領は23日、踏み込んだ発言で中国を牽制(けんせい)しました。

 バイデン氏は「1つの中国政策」は支持しているとしながらも、「中国が武力を使って台湾を制圧することは認めない。そうさせないよう各国と結束していく」と強調しました。

 これに対して中国外務省は「強烈な不満と断固たる反対を表明する」と強く反発しました。

 一方、台湾の外交部は「バイデン大統領とアメリカ政府が台湾に対する揺るぎないコミットメントを再確認したことを心から歓迎する」とコメントを発表しました。

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

3. 赤かぶ[172050] kNSCqYLU 2022年5月25日 04:09:59 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[10664] 報告

米国防長官「台湾政策変わりなし」 バイデン氏“軍事関与”発言受け

2022/05/24  FNNプライムオンライン

アメリカのバイデン大統領が、台湾が中国から侵攻された場合の軍事的関与を肯定したことについて、国防長官が「これまでの台湾政策と変わりはない」と強調した。

この発言は、バイデン大統領が23日、記者から「台湾有事の際に軍事関与するか」と問われ、「それが、われわれの責務だ」と即答したもの。

この発言について、オースティン国防長官は、「われわれの政策に変わりはない」と説明した。

アメリカの歴代の政権は、台湾をめぐって、軍事関与の有無を直接言及しない、いわゆる「あいまい戦略」を続けてきた。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

4. 2022年5月25日 08:58:09 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[8554] 報告
バイデンがボケて正常な判断をできなくなっている可能性もある。
この老人が大統領ってのは、非常に危険な状態だと言わざるをえない。
5. 楽老[3206] inmYVg 2022年5月25日 10:19:43 : dldjzY87VX : V3hoY1lHVU5FOTY=[336] 報告
米国の自分勝手が随所に現れている。

ウクライナはNATO未加盟と云えど米国は大使館を置いて、国交のある国だ。
その国が侵攻されても参戦はしないと明言。

台湾は米国が一方的に国交断絶して、今も断交したままだ。
台湾条項云々は米国内の勝手な法律
台湾有事は法的には中国の内政問題。

日本も同様、台湾とは断交状態である。

この状態で仮に大陸中国が台湾侵攻したとして、米国が軍事行動をとる理屈は何だろうか❓

       

6. 2022年5月25日 13:23:39 : BHykn6lapM : dEJtUHpyVDl6UFE=[7] 報告
半ばボケてる大統領に期待できるはずないし、米国民有権者の半数以上が高齢大統領に期待を寄せているとも思えない。バイデンはカッコつけてるだけかと思いますね。
7. 未来のTOW[650] lqKXiILMVE9X 2022年5月25日 18:36:13 : SkWEAf2xcQ : aXdRekV0SmNRL0E=[41] 報告

アメリカが台湾を助けるかと言われると…、
微妙なんじゃないかなぁ…。

流石に、中国軍が堂々と全面侵攻してきたら対応するだろうが、
「中国語を話す国籍不明の武装勢力が乗り込んできた」程度では何もせんと思う。

中国軍は軍拡を進めており、米軍といえど被害は大きく出ると思うし。
ベトナムみたいな、「地球の裏側まで行って、アメリカ兵を何万人も犠牲にする意味があるのか」という世論になる可能性もある。

国連は常任理事国中国がいるので機能停止するだろうし、アメリカが出張るにはそれなりの大義名分がいるだろうし。国内世論的にも。

まあ、台湾有事ともなれば沖縄も戦域に入るので、
日本も戦争になる可能性は高いだろう。
中国軍としても、台湾の味方になりそうな沖縄の米軍と日本自衛隊は邪魔だからな。

皮肉な話だが、中国は今のウクライナをすごく注視していると思う。
ロシアがこれで成功したら次は我々が…とか考えていたりして(笑)

さすがの欧米諸国も、ロシアに加えて中国も経済制裁するのはダメージがでかいだろうし。

8. 2022年5月25日 18:48:37 : zRkDE8CfWg : a2JqMmVuc215MDI=[2] 報告
アメリカが台湾の独立を承認して軍事同盟を結ぶ気があるかどうかが試されている。
シーレーンの観点からすれば、中国が台湾を確保した時点で、日本は中国に従属するしかないだろう。
9. 2022年5月25日 22:55:09 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[13516] 報告
光のみんなが知るべき情報
2022/05/25
円堂 心政経
https://www.youtube.com/watch?v=1QUmpxAc63Q
10. 2022年5月26日 09:43:02 : VTH59AY6XQ : WWk1VDA0bXVWVGM=[2359] 報告
習近平中国がやっていることは、寄生虫満州族の駆除である
まず共産党内で駆除を行い、それで中国は突然近代化を始めたわけだ

そして武漢でも香港でもやった
上海でもやっている
次は、台湾だ
国内の敵を駆除しない限り、外的と戦うことはできない


そこで寄生虫満州族(朝鮮族)の本部である日本は
バイデンを呼び、米軍が台湾を守ると言わせたが
それを米政府が否定したところが興味深い

中国が台湾の満州族駆除に成功したら、次は満州族本部の日本だ
ロシア高官も、トランプも、最後は日本だと言っている
たぶん日本は地下基地に核ミサイルを貯め込んでいる気違いだから
腫物に触るように中露米によって処理されるだろう

だから中国が台湾満州族の駆除を始めたら
次は日本だとワクワクして待ちましょうってこと

11. 2022年5月26日 19:30:44 : hOZSeqFwkI : blUzQ29ZMm1zelk=[146] 報告
バイデンは「正常」な判断が出来ない。

 本人は既に消滅しておりゴムの中身の者は、もちろん政治家の経験など
ないシロート(俳優だかなんだか)で、米国に巣くう民主党中心勢力あるいは
人間とはちょっと異なる者の指令にしたがって演技しているだけ。
 だからしょっちゅう米国政府(?)がバイデン発言を修正または否定し
ている。
そうしないと「人間世界」にフィットした発言が出来ない。

こういう大統領とその発言を修正しまくっている与党勢力との構造というものは、通常アリエない。
どんな馬鹿でもここまでしょっちゅう政府筋が大統領の発言を修正するな
どということは起こらない。
(真面目な政治をやってる時は)こういう場合すぐにトップは交代させられる。


 バイデンという人間が米国でどんな立場であるのか、については上記のよ
うに想像してみれば答はすぐに出る。
日本も世界も皆わかっているが新聞テレビラジオの馬鹿メデイアがお芝居を続
けているから何となくそーなのかなーと人は思っている、だけ。


 ウクライナ情勢はロシアがらみの勢力が拡大するための方法でありバイデンの背後
にいる連中も了解しているはずだ。

そうでなければバイデンと西欧側がこういう不細工な戦争をいつまでも続け
るはずはない。
こういう不細工な戦争はかつてベトナムでもやった。
中東でもやった。
うまく行ったのはベトナム以前までだった。
だから、もう「終わりだ」と彼らはわかっている。

 しかし、世界の(戦争を含む)歴史と情報が「嘘ばっかり」だったことがわかったら人々はどうするか。

戦争も嘘。
コロナも嘘。
月着陸も嘘。
人類の歴史も嘘。

 ...ということが一挙に広まったらオカシく(?)なる人も出る
だろう。
と、彼らは考えて、ゆっくり世界状況を変化させることにした...
との情報もある。
だいたい、コロナワクチンを信じるような人間連中はオカシクなる可能性が、
確かにあるかもな。
しかしオカシクなろうがどうしようが余計なお世話だ(と私は思う)。

 変だと思われる情報は世界に出回っている。
それをキャッチできる環境にいるのにもかかわらず真正面から対応し
ない者やできない者が非常に多い。
信じる世界が一度崩壊することに耐えられない者には今後の世界はそれこそ耐えられないだろう。
という理屈だ。
 しかし、一度信じた事が嘘だったという経験から立ち直る事が出来
なければ単なる「人生」でも生き抜くことは出来ない。
ま、第二次大戦後の日本では天皇はヒトに変換され鬼畜米英は友達
に豹変し「ギブミーチョコレート」で世間は「戦後復興」で、すぐにオリンピック
となった。
これだけの「豹変」に対応できる日本(人)のことだから今後も何とかなるのだろうよ。

どういう成り行きなっても構わない。


 

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