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プーチン大統領は右手に震え? ショイグ国防相との会談映像で見せた異様な姿に広がる憶測
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/304362
2022/04/23 日刊ゲンダイ
異様な雰囲気(C)ロイター
ロシアのプーチン大統領の様子がおかしい。大統領府が公表したショイグ国防相との会談映像では、右手でテーブルをつかみ続け、全身がこわばっているように見える。手の震えを抑えるためなのか。「5.9」戦勝記念日が迫る中、好転しないウクライナ戦線にイライラを隠せないのか。
◇ ◇ ◇
問題の映像は、大統領府が21日(日本時間)に公開した12分弱のものだ。数メートルに及ぶ巨大テーブルを挟み、側近と相対する最近のスタイルが一変。ショイグ国防相とは至近距離で向かい合い、何やら純喫茶の雰囲気だ。
ショイグ国防相はウクライナ南東部の要衝マリウポリを「解放した」とし、メモを見ながらロシア軍が全面掌握したと報告。ウクライナ兵の拠点で、民間人など約2000人が退避しているアゾフスタリ製鉄所を「包囲している」とも説明し、「3、4日あれば作戦を完了することができます」と総攻撃を進言すると、プーチン大統領は「提案されている攻撃はすでに現実的ではない」「地下墓地に侵入したり、地下を這い回る必要はない」などとして中止を命じていた。
この間、プーチン大統領の右手はテーブルの端をつかみ続け、ひじ掛けに乗せた右腕も微動だにしない。背もたれに上半身をのけぞらせ、首は硬直しているように見える。どうにも異様な姿だった。
英メディアは数年前からプーチン大統領の体調不安を報じ、パーキンソン病を患っていると指摘。ロシアの独立系メディアは今月、甲状腺がんの専門家が南部ソチにあるプーチン大統領の別荘を頻繁に訪問していると報道し、甲状腺に何らかの病気を抱えている可能性を指摘していた。
プーチン大統領の体には、やはり異変が起きているのか。医学博士の米山公啓氏はこう見る。
「全体的な動きの少なさからいって、プーチン大統領が運動機能障害を抱えている可能性は十分に考えられます。パーキンソン病の特徴のひとつとして手の震えが挙げられますが、物を握ることでは震えは止まらない。この映像からは、甲状腺がんや脳卒中の症状は読み取れない。持病に関わる薬の服用の影響で可動域が狭まっているのかもしれません」
「暗殺未遂」報道の国防相は口パク別人か
数年前から体調不安が報じられているが(C)ロイター/Sputnik/Kremlin
プーチン大統領の左半身は右半身ほど不自由ではなさそうだ。ショイグ国防相と位置を入れ替えれば、威厳を保てたようにも見える。筑波学院大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。
「大統領と閣僚の一対一の会談は定位置が決まっています。逆に座るとそれ自体が臆測を呼んでしまいかねないため、やむを得なかったのではないか。戦勝記念日が近づく中、取り沙汰される国防省との対立をゴマカすためにショイグ国防相を引っ張り出したのでしょうが、本人なのかも疑わしい。握手をしないのは不自然ですし、口の動きと音声が噛み合っていない印象です。プーチン大統領の右腕とされてきたショイグ国防相は夏休みを一緒に過ごすほどの仲でしたが、ウクライナ侵攻失敗の矢面に立たされ、英メディアは暗殺未遂に遭ったと報じている。心筋梗塞でICU入りしたとの情報はロシア国内でも話題になっています。代役を立て、別撮りした音声をかぶせているのではないか。プーチン大統領がアゾフスタリ製鉄所の攻撃中止を命じたのは、残されたウクライナ兵や民間人の降伏を待って人質交換に利用するほか、東部の主権獲得の交渉材料とする考えからでしょう」
投降するまで包囲され続けたらどうなるのか……。プーチン大統領の冷徹さには変化がないようだ。
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