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70歳以上の人から圧倒的に支持されているマクロンが仏大統領選でリード
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202204140000/
2022.04.15 櫻井ジャーナル
フランス大統領選挙の第2回目投票は4月24日に予定されている。今のところエマニュエル・マクロンがマリーヌ・ル・ペンをリードしているのだが、世論調査によると、その差は接近してきた。しかも、年齢別の結果を見ると、60歳未満はル・ペンがマクロンを上回っている。
つまり、18歳から24歳まではル・ペン26.0%、マクロン20.0%、25歳から34歳まではそれぞれ25.0%、23.0%、35歳から49歳までは28.0%、24.0%、50歳から59歳は30.0%、24.0%。それに対し、60歳から69歳は22.0%と30.0%、70歳以上は13%と41.0%だ。マクロンは60歳以上、特に70歳以上の人びとに支えられている。ジョー・バイデン米大統領にマクロンが同調しきれない理由のひとつはこの辺にあるのだろう。
バイデン政権はウクライナでロシア軍が「ジェノサイド」を行っていると主張、それを西側の有力メディアは宣伝している。そうしたメディアはマリウポリで「アゾフ大隊(アゾフ特殊作戦分遣隊)」に同行、宣伝部隊として機能、マリウポリ市民を取材していない。
しかし、戦闘地域から脱出したマリウポリ市民を取材しているジャーナリストもいる。ドンバス・インサイダーの記者によると、彼女はフランスの有力メディアTF1やRFIのほか、ロシアやイタリア人の記者とマウリポリへ入ったとしている。脱出したギリシャ系の住民は帰国後、アゾフの残虐な行為を報告している。
西側では紙の媒体やテレビなど古いメディアだけでなく、シリコンバレーのハイテク企業はバイデン政権が転化しているプロパガンダ、「勇敢な市民が邪悪な侵略軍に立ち向かい、勝利する」という「ダビデとゴリアテ」的なストーリーが事実でないことを明らかにする情報を検閲の対象にし、封印しているが、封印しきれていない。事実を知ろうと思えば知ることができるということだ。そうした情報を調べているメディアがフランスにも存在している。
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