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COVID-19騒動を利用して進められてきた人間の端末化が生体実験の段階に
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202112290000/
2021.12.29 櫻井ジャーナル
脳とコンピュータを接合するマイクロチップをイーロン・マスクは開発している。その拠点が「ニューロリンク」なる会社だ。動物では脳にチップを埋め込む実験をすでに実施。来年には人間で行う予定で、FDA(食品医薬品局)の承認を待っている状態だとされていた。
ところが、12月23日に考えるだけで投稿したとするツイートがあった。脳に埋め込まれた「シンクロン」なる会社のチップを利用して投稿したのだという。この人物は62歳になるオーストラリア人でALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っているとされている。
体が麻痺している人には朗報かもしれないが、このシステムは外部のコンピュータが脳を操作、管理するためにも使える。人間の端末化とも言えるだろう。
こうしたプランを欧米の私的権力は以前から描いていた。例えば、ビジネス界の有力者のサークル、WEF(世界経済フォーラム)を創設したクラウス・シュワブは2016年1月にスイスのテレビ番組に出演、そこでマイクロチップ化されたデジタル・パスポートについて話している。なお、WEFの総会は毎年、ダボスで開かれてきた。このフォーラムの評議員には竹中平蔵も含まれている。
シュワブによると、チップを服に取り付けるところから始め、次に皮膚や脳へ埋め込み、最終的にはコンピュータ・システムと人間を融合するという。一人ひとりの感情を監視するだけでなく、思想や記憶の管理も考えているようだ。脳へチップを埋め込む研究は第2次世界大戦が終わって間もない頃、MKウルトラ(マインド・コントロールのプロジェクト)の一環としてアメリカで進められてきたと言われている。
シュワブの家はナチ協力者だと言われ、彼自身はスイスにおけるカトリック神学の中心地であるフリブール大学で経済学の博士号を、またチューリッヒ工科大学でエンジニアリングの博士号をそれぞれ取得。その後にハーバード大学へ留学し、そこでヘンリー・キッシンジャーから学んでいる。
その後、スイスのエンジニアリング会社エッシャー・ビース(後にズルツァーへ吸収)に入り、アパルトヘイト時代の南アフリカで核関連の研究に携わった。WEFを創設したのは1971年のこと。その際、CIA系の組織からも支援を受けている。昨年6月にはCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)のパンデミック騒動を利用して「資本主義の大々的なリセット」を実行すると宣言した。
このグループは単にチップを脳へ埋め込むだけでなく、遺伝子の書き換えも考えてきた。最近は「COVID-19ワクチン」で知られているモデルナだが、そこで医療部門の責任者を務めるタル・ザクスは2017年12月に次のように語っている:DNAはコンピュータのプログラムであり、mRNA技術はOS(オペレーティング・システム)と同じプラットフォームを作り出す。その上で「生命のソフトウェアをハッキングする」という。OSをインストールした上で、目的に即したプログラムを使えるようにするということかもしれない。
以前から遺伝子操作で「スーパー兵士」を作るという話は聞く。神のような「超人」を生み出すという妄想もあるが、その一方で奴隷、あるいはロボットのような人間を作り出すということも考えられている。そうした世界を描いた小説のひとつがオルダス・ハクスリーの書いた『すばらしい新世界』だ。
オルダスの祖父にあたるトーマス・ハクスリーは1864年にイギリスで「Xクラブ」を創設、メンバーには支配階級の優越性を主張する社会ダーウィン主義を提唱したハーバート・スペンサー、チャールズ・ダーウィンの親友だったジョセフ・フッカー、このダーウィンのいとこであるジョン・ラボックも含まれていた。彼らの思想の根底には優生学やの人口論があり、セリル・ローズたちとつながる。こうした考え方がナチスに影響している。
ローズは1871年にNMロスチャイルド&サンの融資を受けて南部アフリカでダイヤモンド取引に乗り出して大儲け、77年には「信仰告白」を書いた。その中で彼はアングロ・サクソンを世界で最も高貴な人種だと表現、その人種が支配地域を広げることは義務だとしている。
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