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ビル・ゲーツの人脈からショール・アイゼンベルグの名前が出てくる医療利権の闇
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202112170000/
2021.12.17 櫻井ジャーナル
社会を収容所化し、経済活動を麻痺させ、監視システムを強化するだけでなく、リスクの高い「ワクチン」を接種させる口実として使われている「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)」の正体はいまだに明確でない。
COVID-19とはSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た症状を起こす病気で、2019年12月に中国湖北省の武漢で最初の患者が見つかったとされている。SARS-2が存在していた可能性はあるが、その病原体が世界に広まっていったようには思えない。
武漢で感染対策を指揮したのは中国疾病預防控制中心の高福主任でなく、中国軍の医療部門で細菌戦の専門家と見なされている陳薇。高福がアメリカの医療利権と深く結びついているためだけでなく、2002年から中国で広まったSARSを押さえ込んだのが陳のチームだったからだろう。
その時の経験からキューバで研究されている「インターフェロン・アルファ2b」を使用、今回も効果があったという。この薬はリンパ球を刺激して免疫能力を高める働きがあるとされ、吉林省長春にも製造工場があり、中国の国内で供給できたことも幸いした。今回の件で中国の習近平国家主席はキューバのミゲル・ディアス-カネル大統領に謝意を述べたと伝えられている。
このほか、インドやメキシコで効果があったと報告されている駆虫薬の「イベルメクチン」や抗マラリア剤として知られている「ヒドロキシクロロキン」、またヒドロキシクロロキンからヒドロキシル基を取り除いた構造をしている「クロロキン」がコロナウイルスに対して有効だとする論文も存在するのだが、医療利権はこうした薬の使用を妨害してきた。
COVID-19騒動では医療利権だけでなく、シリコンバレーのハイテク企業や情報機関なども関係していることがわかる。ようするに、支配的な立場にある人びとは互いに結びつき、ネットワークを張り巡らしているのだ。
こうしたネットワークのうち表面に出ている部分で特に目立つ活動をしているのがビル・アンド・メリンダ・ゲーツ財団。医薬品会社と深く結びつき、研究所、有力メディア、WHO(世界保健機関)などへ多額の寄付をしている団体だ。
この財団には少なからぬ興味深い人物が関係しているが、そのひとりが山田忠孝(タチ・ヤマダ)。日本で生まれ、15歳でアメリカへ渡ってスタンフォード大学で歴史を専攻、卒業後にニューヨーク大学の医学部へ入っている。ミシガン大学の医療センターで内科医長を務めた後にGSK(グラクソスミスクライン)の重役になり、続いてビル・アンド・メリンダ・ゲーツ財団へ入った。GSK時代に同社の抗糖尿病薬「アバンディア」の副作用が問題になるが、その際に著名な医師を沈黙させるために尽力したことが知られている。(Robert F. Kennedy Jr., “The Real Anthony Fauci,” Skyhorse, 2021)その後、武田薬品へ入った。
山田忠孝の父親、忠義も興味深い人物だ。世界貿易センターの理事長を務め、藤山愛一郎や渋沢正雄と親しかったのだが、少年時代のショール・アイゼンベルグを日本で世話していたことでも知られている。
アイゼンベルグはユダヤ系で、1921年にドイツで生まれ、「水晶の夜」(ナチスがユダヤ人を襲撃、殺害、強制収容所へ入れた)から2年後の40年にヨーロッパを脱出して上海へ渡り、そこから神戸へ来た。その年で19歳。その若者をなぜ日本の財界の大物が世話したのかは謎だが、その前に、なぜ彼が1940年のドイツを脱出できたのか、疑問に感じる人もいるようだ。
ナチスから逃げるユダヤ人を相手に家具などを換金する仕事をして手数料を稼ぎ、1944年に日本の女性と結婚、大戦後はアメリカ第8軍の司令官だったロバート・アイケルバーガーからペニシリンを販売する許可を得て大儲けしたとも言われている。
日本を離れた後にイスラエルの情報機関モサドの幹部になったとも言われているが、実際、秘密工作で名前が出てくることが珍しくない。1997年に死亡したとされているが、眉に唾をつけながら聞いた人が少なくないような人物だ。
アイゼンベルグは「闇の国」の住人ということになるが、そのアイゼンベルグが少年の時代に世話をした山田忠義も謎の人物であり、その息子も同じだ。
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