http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/171.html
Tweet |
Googleや他の連中を蹴飛ばす頃合い
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-e5411b.html
2021年10月28日 マスコミに載らない海外記事
2021年10月18日
フィル・バトラー
New Eastern Outlook
アメリカで、ハイテク大企業が実に平凡な新興ビデオ企業を支える前は、我々がもっと幸せな消費者だったことには、ほとんど一つも秘密はない。そして連中が、あらゆる技術ジャーナリストを連中の不快な手口を推進するために利用したのを私は肝に銘じたい。
当面のロシア当局者とハイテク技術者間の現在の口論というデジタル見世物は、連中のyoutubeからのRTドイツ排除を巡るものだ。ドイツのyoutubeは、コロナウイルス・ワクチンが疑わしいことについて、余りに多く報じているとGoogle幹部は言う。デジタル世界での愚かなワクチン反対派と、実に哀れなマスク囚人のおかげで笑わされて私は腹が片腹痛い。世界はなぜそれを実現できないのだろう?今時、ソーシャルメディアやメディアは、もっぱら不平を言いたいう連中を力づけるものなのだ。ソーシャルメディアは、ローマ、コロセウム格闘技の代替物なのだ。我々は、我々全員剣闘士で同時にライオンなのだ。
そういうわけで、ロシアはyoutubeを阻止すると「脅す」べきではなく、すぐそうすべきなのだ。真面目な話、2週間で、ロシアの誰も気にかけなくなるはずだ。Googleが、この新興ビデオ企業を買収する前、選ぶべき企業は多々あり、中には、この安っぽい企業を哀れに思わせるものもあった。ほとんどの読者は、スカイプとカザーの創設者であるニクラス・ゼンストロームとヤヌス・フリースが作ったJoostと呼ばれる新興企業を覚えておられるまい。Hulu、Blinkx、Dailymotion、Metacafe、あるいはドミトリー・シャピロの優雅なVeohはどうだろう?大半の方は、これら新興企業の成否を決めた決定的要因は、価値やイノベーションではなく、投資だったのをご存じない。悪質なアメリカ寡頭制支配者の音楽をかけよう。
ロシアは、世界秩序が我々全員のために利用している悪用と虚報のエンジンを違法にする二番目の大国となるべきだ。この実に悪質な企業が名を成すのを手伝う上で、私にも多少責任があるのを告白させて頂きたい。昔2000年代半ばには、このマウンテンビュー企業と競争する100以上の検索エンジンがあったのを皆様ご存じだろうか?そして、またしても、捜索結果の良さや価値が、Googleをトップにしたものではなかった。HakiaやPowerset、ジミーウェールズのWikiaサーチも、意味的、自然言語検索で、同様に良い結果を出せる先頭走者だった。Yahoo!サーチさえ当時は劣っていなかった。だが彼らの資金援助者には、ジェフ・ベゾス、ラム・シュリラムや、Google創設者セルゲイ・ブリンとラリー・ページの教授だったカナダの億万長者デビッド・チェリトンらがいたのだ。だが興味深いことに、Googleの成長/投資プロフィールは標準モデルに合わない。例えば、Facebookと比較して、事実上の独占にさせるため新興企業を急上昇するさせるビル・ゲイツとマイクロソフトによる巨大な動きはなかった。だが、同社は、リチャード・ニクソンの悪名高い国務長官ヘンリー・キッシンジャーが投資した唯一のハイテク新興企業だ。
我々全員をNSAがスパイするのを手伝うこの企業は、別の「突然現れた」象徴、ベゾスのような連中のおかげで突然現れたのだ。シリコンバレー・ベンチャーキャピタルの祖父たる、フェアチャイルド・セミコンダクター出身のドン・バレンタインや、米国防省が一体、実際シリコンバレーをどのように立ち上げたかという話を、ここでする余裕はない。我々が強調できるのは、軍産複合体とリベラル体制が、アメリカ覇権支配プロパガンダに挑戦するRTや他のあらゆるものをどれ程嫌っているかということだ。
我々の現在の危機に戻ると、もし私がプーチンだったら、私は大いに必要な薪の山のようにGoogleをバッサリ切っている。なぜなら平均的なロシア人にとって、Yandexでともあれ十分なはずだ。そしてYouTubは、TikTokや、何らかの他の同様なビデオ共有で容易に置き換え可能だ。ドイツのRTは禁止されるだろうか?Google(YouTube)が、メディアのあらゆる発言がエリートに所有されている国で、ロシア放送局を禁止するとは何という、お笑いだろう。ドイツ・メディアは、政府か、アクセル・シュプリンガーか、依然モーン家に所有されている企業で、かつてヒットラーに友好的だったベルテルスマンの直接監督下で営業している。なんという偽善!
YouTubeとGoogleに関して私が言いたいのは、遅かれ早かれ、誰かがこれらコングロマリットを踏みつけなければならないということだ。それはロシアで始まっても良い。もちろん、最終的に実際の干渉を拒否する上で、ウラジーミル・プーチンは勇敢な人物だ。だが、ロシアが、あらゆる巨大な害悪に変異させられているのを考えれば、多分今こそ、だが、あらゆることで、ロシアが巨大な悪に変異させられていることを考えれば、今こそ、欧米テクノクラートの痛いところを突く絶好の機会かも知れない。他の国々も見習うかも知れない。勃興する競争相手が出現して、欧米資本主義が繁栄するはずのものに対する燃えるよう競争になるかも知れないのだ!
ウラジーミルよ、そうして欲しい。どうか、そうし欲しい。
フィル・バトラーは政策研究者、評論家、政治学者、東ヨーロッパ専門家で「Putin’s Praetorians(プーチンの近衛兵)」という最近のベストセラーや他の本の著者。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。
記事原文のurl:https://journal-neo.org/2021/10/18/it-s-about-time-we-punch-back-at-google-and-the-rest/
----------
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。